学生さんにとっては、そろそろ夏休みも終わり
ということで、これから移行するMTFにお勧め本を紹介します。
読書感想文とかにいいかもよ。
一冊目は、
裸でも生きる 山口絵理子 著 講談社
山口絵理子さんは、(株)マザーハウスの設立者。バングラデシュでバッグ作ってる人っていうと、何となくテレビで見たりしたことあるかと思います。
彼女の道なき道を歩いて行く生き様は、MTFに通じる部分があります。
非行に走っていた中学時代。
高校時代に柔道で実績を作るもそれをすてて大学受験。
インターン時代に国際機関で勤務するも矛盾を感じて自分の生き方をつらぬいてバングラデシュの大学院に入学するなど。勿論その先も、とにかくすごい。けれども、とってもしなやかで年下ですがとっても尊敬しています。
信念があって、しかししなやかに軽やかに前へ進み続ける彼女の生き方は、勿論同じスケールでなくても、学ぶ面がいっぱいあると思います。ロールモデルとして参考にしている人もいっぱいいると思います。
信念を持って生きることとか、どうしようもない壁を乗り越えていくということとかがどういうことかイメージわくかも。
続編や彼女の書き下ろし?エッセーもありどれも感銘しますが、まずはこれを最初に読むといいと思います。
二冊目は、漫画ですが、
つるばらつるばら 大島弓子 著 白泉社
この作品はドンぴしゃMTFの子どもからの成長の過程を描いた作品。厳密には「MTF」であることは素材にしかすぎませんし、描かれたのは1990年前後?なので、これを参考にはできないのですが、大事なのは、目的のために何度も何度も挫折を越えていく様。
実は、私はなぜかもう手放してしまっていて手元にないのですが、ネットとかでは取り寄せられそうです。
「さあ、次の旗をあげよう」
だったっけ、そんな言葉が作品にあるのですが、私も挫折した時、その言葉を掲げて、壁を越えてきました。
私の移行時の心の支えになったような作品。
大島弓子は学生時代大好きで、作品の好みでは他にももっと好きな作品があるのですが、これからのMTFにはこれを是非お勧めしたいです。
三冊目は、
まゆみのマーチ 重松清 著 新潮文庫
この作品は、数ヶ月前、新千歳空港の搭乗口で初めて読んだのですが、たくさんまわりに人がいるのに涙が止まらなくてえらいことでした。
新しい本ではありませんが、今年読んだ中で一番のお勧めで職場の人の何人にも勧めました。
あなたが、あなたであることがどれほど尊いことか。
あなたのお母さんも、あなたの友達も、
こんな思いであなたを見ているのです。表現が下手だったり、お母さんの心が未熟だったりして、受け入れてくれていないように見えるかもしれないけれど、あなたを愛する思いは一番です。
もし、そうでなければ、あなたがこのお母さんのようにまわりを愛すればいいのです。
まゆみのマーチは、短編集「まゆみのマーチ」にも載っていますが、同じ新潮文庫で別の短編集「卒業」にも入っています。
ということで、これから移行するMTFにお勧め本を紹介します。
読書感想文とかにいいかもよ。
一冊目は、
裸でも生きる 山口絵理子 著 講談社
山口絵理子さんは、(株)マザーハウスの設立者。バングラデシュでバッグ作ってる人っていうと、何となくテレビで見たりしたことあるかと思います。
彼女の道なき道を歩いて行く生き様は、MTFに通じる部分があります。
非行に走っていた中学時代。
高校時代に柔道で実績を作るもそれをすてて大学受験。
インターン時代に国際機関で勤務するも矛盾を感じて自分の生き方をつらぬいてバングラデシュの大学院に入学するなど。勿論その先も、とにかくすごい。けれども、とってもしなやかで年下ですがとっても尊敬しています。
信念があって、しかししなやかに軽やかに前へ進み続ける彼女の生き方は、勿論同じスケールでなくても、学ぶ面がいっぱいあると思います。ロールモデルとして参考にしている人もいっぱいいると思います。
信念を持って生きることとか、どうしようもない壁を乗り越えていくということとかがどういうことかイメージわくかも。
続編や彼女の書き下ろし?エッセーもありどれも感銘しますが、まずはこれを最初に読むといいと思います。
二冊目は、漫画ですが、
つるばらつるばら 大島弓子 著 白泉社
この作品はドンぴしゃMTFの子どもからの成長の過程を描いた作品。厳密には「MTF」であることは素材にしかすぎませんし、描かれたのは1990年前後?なので、これを参考にはできないのですが、大事なのは、目的のために何度も何度も挫折を越えていく様。
実は、私はなぜかもう手放してしまっていて手元にないのですが、ネットとかでは取り寄せられそうです。
「さあ、次の旗をあげよう」
だったっけ、そんな言葉が作品にあるのですが、私も挫折した時、その言葉を掲げて、壁を越えてきました。
私の移行時の心の支えになったような作品。
大島弓子は学生時代大好きで、作品の好みでは他にももっと好きな作品があるのですが、これからのMTFにはこれを是非お勧めしたいです。
三冊目は、
まゆみのマーチ 重松清 著 新潮文庫
この作品は、数ヶ月前、新千歳空港の搭乗口で初めて読んだのですが、たくさんまわりに人がいるのに涙が止まらなくてえらいことでした。
新しい本ではありませんが、今年読んだ中で一番のお勧めで職場の人の何人にも勧めました。
あなたが、あなたであることがどれほど尊いことか。
あなたのお母さんも、あなたの友達も、
こんな思いであなたを見ているのです。表現が下手だったり、お母さんの心が未熟だったりして、受け入れてくれていないように見えるかもしれないけれど、あなたを愛する思いは一番です。
もし、そうでなければ、あなたがこのお母さんのようにまわりを愛すればいいのです。
まゆみのマーチは、短編集「まゆみのマーチ」にも載っていますが、同じ新潮文庫で別の短編集「卒業」にも入っています。