感想文「下北サンデーズ」

最近、ブログの更新してないよね。

こんにちは、三流です。
大学時代の先輩との飲み会で言われたセリフ。

すみません。

とりあえず感想文。

とりあえずあれだ、幻冬舎文庫心を運ぶ名作１００の帯。
香里奈さんの髪が長い。
長くても短くても良いものは良いものです。

それはさておき、石田先生です。

下北といえば？
そう、本州最北端。
本州最北端の中学生野球チームが頑張って、日本一を目指すという青春野球漫画。

ではなく、小劇団の街下北を舞台にしたお話。
もちろん、小劇団のお話でおま。

東京科学工科大の学生さんが主人公。
昔、ドラマでやった時は千葉大の理学部か工学部だったらしいんだけど、やっぱり下北舞台にするのに千葉大は無理が…。

ちっこい劇団がだんだんのし上がっていく。
その上昇気流に翻弄される劇団員。

将来への不安。
人間関係。
嫉妬。

上を見続けるだけで良かった時期からの変化。
喜びと不安は比例していく。

集まってくる人。
そこに生まれる感情。

とても多くの人間関係が絡みつつ、それでもすっきりとした仕上がり。
主人公と同じで素直な本だと思います。

素直に頑張る直球な女の子と下北沢好きな人はぜひ。

ちなみに本多劇場とか大人計画とか色んなのがもじりで入ってるのであれやこれやの読み解きも一興です。