手漉き和紙で有名な埼玉県小川町。
ここには標高300mにも満たない
丘のような山が何座かあります。
槻川を超え、八高線の踏切を渡ると、仙元山の
登山道へ続きます。
木漏れ日の中、ところどころ雪が残る山道を行くと
百庚申塚があったり、城跡があったりで、歴史を感じます。
小川町の街並みが俯瞰出来ます。
高い山は奥武蔵の丸山だと思うのですが…?
大日山、物見山を経由していくと
ただ「温泉」と書かれた標識に誘われ、
玉川村へ下ります。
たどり着いたところは玉川温泉。
多くの車が駐車され、人気のようです。
入口に昔懐かしいミゼットが展示しています。
のんびり浸かりたいところですが、
まだまだ歩き足りないので先を急ぎます。
八高線の「明覚駅」に到着。無人駅ですが味のある駅舎ですね。
電車の本数も少なく、「越生駅」までぶらぶらいくことに。
さすが越生、あちこちで梅が開花しています。
線路は単線、のどかな里山風景です。歩いて良かった。
越生駅近くには歩いてじゃないと発見できない場所がいくつかありました。
越辺川(おっぺがわ)の畔に陶芸教室&販売とギャラリーを兼ねた
自然食材のレストラン「仙人小屋」が。完全予約制の人気店だそうです。
さらに行くと、今は廃業してしまった、「越生酒造」の煙突が見えました。
ここは後で調べると明治創業とありました。
煙突には「ライヨウ」と書かれています。
その当時日本酒の「来陽」という銘酒があったそうな。
4~5時間の散歩でしたが、スケッチもできたし、
水彩画の取材にもなり収穫でした。
水彩画のHPもご覧ください。
http://members3.jcom.home.ne.jp/0373482502/index.html(HP)