新 飲酒日記

お酒の感想など

自然派ワイン某試飲会

2013年02月12日 | 飲酒(ワイン 自然派)
最近さぼってました。すいません。ぼちぼち書きますかねぇ。

さて今日は、ワインの某試飲会@新橋にいってきました。
某となっているのは事情を察してくださいませ。

100本近く試飲したと思いますが、印象に残ったのは以下。


○野村ユニオンさん
パカレだけでなく、安い自然派のラインアップ。ただし、これはというものはなかった。良かったのはローヌ。

Les clapas VdF Pas a Pas 2011
カリニャン80%、アリカンテ20%のローヌ。酸がしっかりあり、香りもよく、キュートな甘さでとっても良い。2000円程度で買えるはずなので、プライス的にも納得感がある。グルナッシュのAvant douteも良い。こちらは酸が少ない感じで、よりスパイス。

Dard & Ribo Saint joseph rouge 2009
これもローヌ、サンジョセフ。シラー100%。上級グレードらしく、タンニンもスパイスも強く感じるが、ボディがあり重量級。美味い。


○オルヴォーさん
全体的に安くて、レベル高くて、良いインポーターだと思った。

Roche Bussiere
ご存じフロンフロンとプティ・ジョーを出品。2000円前後のアイテムで、軽めながらも味わいしっかりしていて、ビストロ向きだと思う。コストパフォーマンス高いですねぇ。

Coudoulet
ラングドックの安いけど美味しい生産者。2010年のヴィオニエは、独特のコク、らしさが出ていて、上代1600円ってことは1400円程度では買えそう。2011シラーも甘く飲みやすいお手軽シラー。飲食店で使って欲しい。


○クロスロードさん
Raymond dupond fahn 2010
ここのBourgogne chaume des perriresが以前飲んで美味しかったので、出品されていてラッキーだった。

Puligny montrachet 1er cru les folatieres
1万円超えというプライスが妥当というくらいミネラルと甘さが両立していて、さすがの仕上がり。ちょっとボディは軽いけど。

Puligny montrachet les charmes
1erと比較するとさすがにミネラルに欠けていてパワーダウンですが、それでもめちゃくちゃ甘くて美味しい。最後にこれは残っていたので、飲み込みました。

○モトックス
大インポーターですが、絞ったラインナップ。

Michel dupont-fahn Meursault Les Vireuil Blanc 2011
いやーこれも良かった。これは飲み込んだ(あとは全部吐き出した…そうでもしないと100本近くも試飲できない)。
むるそー万歳。


やっぱり好み(ブルゴーニュのピノ・シャルドネ、ローヌ赤)がすっと入ってくる。商売じゃなくて趣味だからしょうがないね。

VdFピノ・ノワール・オ・ブ・デュ・シュマン ヴィニョー 2010

2012年11月18日 | 飲酒(ワイン 自然派)
南仏の1300円程度のワイン。ピノノワール。安いので買ってみた。

ブルゴーニュとは異なる、濃い味わいで、イタリア的な煙草のニュアンス(って吸ったことないけど)もある。


とにもかくにも、1300円とはとても思えない、濃くて美味しいニューワールド的ピノノワール。土のニュアンス、黒系の果実味。凝縮感があり、豚肉に合う印象。とんかつで頂いて、満足。カレーにも合いそうなくらいパワフルなピノ。

低価格帯では久々のヒット。また買います。

アルザス・ブラン・ド・ノワール  「キュヴェ・ベアトリス」 クリスチャン・ビネール 2005

2012年11月16日 | 飲酒(ワイン 自然派)
アルザスのクリンチャン・ビネールの甘口ピノノワール。ロゼっぽい色合い。

お味は、桃を思わせる、フルーティで上品な甘さがとっても好印象。デザートワイン的なほど甘ったるくはなく、食事に合わせられる甘さ。つまり、極めて甘口というわけではないということ。

アルザスらしい香味ももちろんある。


2000円ちょいでこの味は、たまりません。また買いたいなぁ。

ブリュノ・デュシェン ルナ 2009 2本目

2012年09月05日 | 飲酒(ワイン 自然派)
ブリュノ・デュシェンのスタンダードライン、ルナの2009は2本買っていて、約2年前に1本開けている(2010/11/15でした)。2年たってどうなったか、楽しみに開封した。

その時はずいぶん硫黄香が気になったが、今回は消えていた。スパイシーな味わいは健在。ナチュラル感たっぷりで、さくさくかみごたえのある果実のよう。2年たって熟成とまではいかないものの、青臭さはなくなっていて、一つの飲み頃なんだろうなとおもってゴクゴク頂いた。やはり美味いの一言。もっと買っておいても良かったかなと思う味わい。まぁ、瞬殺だったからこれで十分なんですけど。


ここの2009年は、重たい赤と白があと1本づつある。あと2、3年したら開けよう。ワインってこういうのんびりした時間が楽しみの一つですな。

ル・カノン・シャルドネ2010

2012年05月19日 | 飲酒(ワイン 自然派)
大岡さんワインのシャルドネ。買ってすぐ開封した。

いやはや、香りは控えめながら、シャルドネらしい旨みに適度なミネラル感もあり、たまりません。

2千円ワインとして、まったく不満のない出来栄え。というか、普段飲み白ワインはもうこれだけでもいいのでは、くらい家族も絶賛でしたな。これに固めのブルゴーニュのシャルドネあたりと交互飲みすれば、もうそれでいい。

大目に買っておくことを前向きに検討します。

レブーラ ヴァルテル・ムレチニック 2005

2012年05月02日 | 飲酒(ワイン 自然派)
源八さん@河北町で、ビオの白をくださいっていってこれどうぞとなり買ったワイン。太田さんセレクトですな。
スロベニアの自然派ワイン。前提知識はなし、です。


白ワインとは思えない、紅茶色。ビオらしさ満開です。色だけではとても白ワインとはいえないな。
香りは控えめで、硫黄臭はない。味わいは、案外おとなしい。ビオだから酸が強いという訳ではない。というか色でわかる部分かな。

味わいは、色合いから見るイメージから破たんしてそうだけど、していないという微妙な感覚。もうちょっとコクが欲しいけど、さらりとした自然な味わい。意外と美味しい。


それにしても太田さんワインというのはバラエティー豊かで面白いですな。

パカレ ボージョレプリムール2011 グリーンラベル

2011年11月21日 | 飲酒(ワイン 自然派)
今年もボジョレーヌーボーはパカレ。赤と緑の2種類あるようですが、緑ラベル。野村ユニソン品。
安いのは今年は見送り。どうせ残すだろうし。

色はピノノワールよりはより紫がかった濃いめ。香りは控えめ。味わいはちょっと前に飲んだ、ラピエールのモルゴンを思わせる、ナチュラルなガメイだなぁと思って飲む。軽快な果汁感がメインかなぁ。前半戦はおいしくいただく。

ゆっくり飲んで温度があがってくると、バナナっぽさがやはり出てくる。冷たいうちにさくっと飲むのがやっぱりいいようで。ただ、値段に見合う味かというとやっぱり千円高い気がする。まぁそういうものですから。

記憶との比較ですが、2010の方がボリューム感もありより美味しかった気がする。

来年もパカレ1本でいいかなぁ。

ラピエール モルゴン 2009

2011年09月21日 | 飲酒(ワイン 自然派)
言わずと知れた、ボジョレーの自然派の雄で名前は承知していましたが、ガメイということで遠慮していたワイン。ラピエール氏遺作ということで飲んでみたかったワイン・ヴィンテージ。

同じブルゴーニュでもピノノワールよりやや濃いめの色合い。自然派ガメイは、ぶどうにがぶりつくかのよう、当然ながらナチュラルな味わいときれいな大地の香り。ヌーボーのバナナっぽい香りと味わいとは全然違いますね。

ただ、深みは感じないなぁ。余韻が短い感じがする。上級キュヴェはどうなんでしょうか。

ダニエーレ ピッチニン ピノネロ 2009

2011年09月18日 | 飲酒(ワイン 自然派)
源八さんと飲んだ太田さんワイン。この人の白は飲んだことあるが、赤は初めて。

開封後しばらくたっているが、とのことだったら、ナチュラルな果実味は健在。ピノノワール系らしいチャーミングさがあり、かつイタリアっぽいたばこ系(吸わないので単なるイメージですが)の独特の香味もある。白ほどのどビオワインではなく自然な赤ワインという風情。バローロ・バルバレスコでイメージする尖がった印象は少なく、飲みやすくほほえましいワイン。レストランで飲んだら料理をひきたててくれそう。

思った以上に良かった。イタリア自然派は白ばかり注目していましたが、赤も試してみないといけない、と反省。

山形米葡会@米沢

2011年09月12日 | 飲酒(ワイン 自然派)
源八さんが仕掛けた自然派ワイン&純米酒を楽しむイベントが米沢であるとわかったので、月曜日ながら久々の山形へ。そういえば震災後北上するのは初めてでした。

福島飯坂から定番のR13で米沢入り。これまた久々の万世大路ですが、ずいぶん高速の工事が進んでいますね。復活の日も近いか?

小野川温泉にチェックインして、会場の「ダイニング海豚」さんへ。こういうときにお酒を飲まないドライバーがいるのは大変ありがたい。感謝!

急な連絡にもかかわらず席を確保してくれてありがとう。駆けつけ酒のイタリアのスパークリングワインが甘いんだけどナチュラルでとってもおいしく、また飲みたいな。

ワイン中心にいろいろ頂く。覚えているのでは、

アルザスのクリスチャン・ビネールのマグナムがとってもおいしかった。外飲みでアルザスは、値段と味わいのバランスから最強だと思う。

あと楽しみにしていた、ユドロ・バイエのシャンボール・ミュジニィVV2008。グラス900円と一番高いが、充実した酸味とナチュラルな木の感覚、おいしく頂く。やっぱり2008はやや酸っぱいけどいいヴィンテージでは?

日本酒も頂きたく、松の司の純米を頂く。がっつり量あったのでかなり酔っぱらった。

つまみは、300~400円程度で少量かついろいろ用意してあり、お気楽に楽しめる。いいイベントでした。また行きたい。

会場のイルカさんは、地方都市ながら、ナチュラルワインとひと手間かけた料理を楽しめるというコンセプトで、これまた良いですね。うちの近くにも欲しい。

久しぶり(5年ぶりくらいか?)にお茶屋さんにあいさつできてよかったし。よかったよかった。満足。

11plats@新富町 2回目

2011年08月13日 | 飲酒(ワイン 自然派)
仲志満さんでの日本酒の会のあと、Kさんと向かったのは11plats。2回目。

入口にローヌの大岡さんからのお祝いが飾ってあった。

さすがに酔っていたので、軽めに、僕はその大岡さんの赤を。Kさんは同じく大岡さんの泡ものを。

ルカノン・ルージュですが、白はわりと飲んでいますが、赤は飲んだことなかった。セパージュはシラーとグルナッシュ主体で、ふっくらしていて、とってもナチュラル感あふれるワイン。日本酒でも無濾過生原酒ファンの方なら全然いけると思いますけどね。

そういえば、仲志満さんでサプライズで、アルザスはクリスチャン・ピネールの泡が出てきたのを思い出した。アルザスのは泡は控えめで、コクがある白ワインという感じ。大岡さんのは、先日試飲会で飲んだアンリオちっくなきめ細かい泡が印象的。どちらも良かった。

マスターさんは落語を聴くようなのでその話も少々伺って、さすがに酔いが回ってきたので退散しました。次回はまたボトルを頼んでみよう。いいワインバーです。

ダニエーレ ピッチニン ビアンコ 2008

2011年06月02日 | 飲酒(ワイン 自然派)
Noisyさんところで「ど”ビオ”だけどいい?」と言われて買った、イタリアのどビオワイン。当然ながらヴィナイオータさんの取り扱い。RWGで2007年が絶賛されていたので気になっていた銘柄。2千円ちょいだし。

色もにごりワインという感じ、白というより橙ワインか。味わいはサッサイア系というか自然派ワインもりもりです。ですが、コクに欠けますねぇ。ナチュラルなのは理解するけど、味わいに深みを感じない。

奥さんもちょびっと飲んだけど、甘くもないし辛くもないし、微妙~とのコメント。

まぁ今後に期待ってところでしょうか。ナチュラルワインはつぼにハマるといいけど、まぁこういうこともあるかな、ってところで。2千円だし。

11plats@中央区新富町

2011年05月04日 | 飲酒(ワイン 自然派)
続いて東の方にちょっとタクって、自然派ワイン専門のワインバー、11platsへ。Kさんが開拓した店。こういう店を探す嗅覚はすごいと思う。

さて狭い店内は、ソムリエ1名のみ。まずはグラスワインとして、赤はトリンケロのバルベーラ・ダスティ、白は忘れたけどアルザスのもの。 
トリンケロはなんどかみかけたことがあり飲んでみたかった銘柄。ピエモンテの赤らしく、ややピーキーというかスモーキーなフレーバー、けど薄っぺらくなく美味しい。アルザスは蔵も品種も失念したが、アルザスらしいやや角ばった味わいながらも美味しい。

満足しつつ、じゃあ次はボトルで。シャルドネをお願いし、ジュラのピエール・オヴェルノアを進められたのでそれにする。ナチュラル感がある白ワイン。どうやらSO2不使用のものらしいが、サッサイア的なにごってるようなワインでなく、透明感がある。大満足。

ボトル開けて、2人で1万円ちょいで会計だから、銀座の近くとしてはとても良心的と思う。また行きたい。


日本酒とはしごなのでかなりのんだなぁ~。


ルメール・フルニエ 2003

2011年02月13日 | 飲酒(ワイン 自然派)
butでのワイン。まずは白ワインということでリストを見ると、ルメール・フルニエがあり(銘柄は忘れた)、自分的にはその時代にはワインを飲んでいなかったものの、最近復活入荷したみたく、気になっていたので当然チョイス。
甘いですよ?と言われるが、承知しています、と言ってオーダー。

K氏からは、いきなり変化球ですが、と言われた、甘口ワイン。しかしながら、甘ったるいとかではなく、きわめてナチュラルで、料理を引き立てる甘口ワイン。とってもおいしい。レストランで飲んだワインとしては、スケールは全然違うが、ローマの3つ星「ラ・ペルゴラ」で飲んだ白ワイン以来の感動といっていい。

天才、と言われたワイン、なるほどと思いました。

まだいくつかネットなどでも残っているようなので、注文しないと・・・。

サッサイア2008 3本目

2010年12月10日 | 飲酒(ワイン 自然派)
すでに今年3本目となるサッサイア。すでに中毒か。
ついワイン購入時にこれがあるとつまんでしまう。値段も2000円ちょいと手ごろだし。

毎度通り、いかにもナチュラルって感じの濁り系の色わい。
白ワインということもあり、とにかくぶどうのエキスを感じる。旨い。
美味いというより、旨いってイメージなんですよねぇ。がっつりいただくというか。
ブルゴーニュのシャルドネもいいんだけど、このワインも素晴らしいです。