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ロボット技術によるイノベーションの実現を

2014年06月30日 18時12分30秒 | リバティ 学園 幸福実現党 関連  

ロボット技術によるイノベーションの実現を

[HRPニュースファイル1047]より

http://hrp-newsfile.jp/2014/1543/

 文/政務本部部長代理 内山 雅彰氏



 ◆新成長戦略について

政府は、6月24日、経済財政運営の方針「骨太方針」と、新たな成長戦略にあたる

「日本再興戦略改訂版」、規制改革実施計画の3つを閣議決定しました。

企業の「稼ぐ力」を牽引役に、「アベノミクス」を推し進める考えです。

新成長戦略では、日本経済全体としての生産性を向上し、「稼ぐ力(収益力)」を取り戻すことを

目標に掲げています。(6/24産経ニュース)

そして、「稼ぐ力」向上のためにイノベーションが必要であるとしており、日本において

このイノベーションの象徴ともいえる技術はロボット技術であるとしています。

近年の飛躍的な技術進歩とITとの融合化の進展で、医療、介護、農業、交通など

様々な分野でロボットが人の働きをサポートしたり、単純作業や苛酷労働を軽減しており、

ロボットは近い将来私たちの生活や産業を革命的に変える可能性を秘めています。



 ◆ロボットによる新たな産業革命の実現

そのため、新成長戦略である「日本再興戦略改訂版」においては、ロボットによる新たな

産業革命を実現することを掲げています。

具体的には、製造業やサービス分野の競争力強化や、中小企業、医療・介護サービス現場、

農業・建設分野での働き手の確保、物流の効率化などの課題解決を迫られている日本企業に対して、

ロボット技術の活用により生産性の向上を実現することです。

また企業の収益力の向上、賃金の向上を図るために、「ロボット革命実現会議」を立ち上げ、

現場ニーズを踏まえた具体策を検討し、アクションプランとして「5か年計計画」を策定するとしています。

そして、技術開発や規制緩和、標準化により、2020年までにロボット市場を製造分野で現在の2倍、

サービスなど非製造分野で20倍に拡大。こうした取り組みを通じて、様々な分野の生産性を向上

させ、例えば製造業の労働生産性について年間2%を上回る向上を目指すということです。

さらに、2020年、オリンピック・パラリンピック東京大会等に合わせたロボットオリンピック(仮称)の

開催を視野に入れるなど、ロボットスーツや災害対応ロボットをはじめとした様々な分野の

ロボットやユニバーサルデザインなどの日本の最先端技術を世界に発信するということです。

上記のような、ロボットによる新たな産業革命が実現すれば、経済成長の大きな要因と

なりますので、推進すべきであると考えます。



 ◆産業用ロボットの現状

一方、現状については、産業用ロボットの2011年の日本企業のシェアは50.2%となっています。

日本市場は直近5年間に台数ベースで約25% 縮小したものの、2011時点では全体として

世界最大市場の地位を維持(「2012年ロボット産業の市場動向」平成25年7月経済産業省産業機械課)

しており、世界を席巻しています。

その中において、新たなロボットも誕生しています。平べったい頭に2つの目、二足走行はできないが、

2本の腕は肩、肘、手首と3つの関節を持ち、自由自在に動かすことができます。



――川田工業が開発したロボット「NEXTAGE(ネクステージ)」は、これまで日本で普及してきた

産業用ロボットの無骨な外見とは、まったく異なる、親しみやすい人型をしています。

従来の産業用ロボットが、ハイパワーとスピードを誇り、周囲に人が近づかないことを前提と

しているのに対し、ネクステージは人との共存を目指しています。“設備”ではなく、“パートナー”として、

人が並ぶ生産ラインに入り込めるロボットを開発したのです。

通貨処理機などを製造するグローリ―では、埼玉工場に18台を導入し、あるラインでは、4台の

ネクステージが並び、最後の工程を人間が担当しています。つまり、人間が担当する工程を代替

できるロボットであるのです。(6/14号週刊ダイヤモンド)

このようなロボットの発展により、産業革命を起こしていくことが可能となると思われます。



 ◆ロボット産業の将来市場予測

また、経済産業省と独立行政法人「新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)」は、2010年に、

ロボット産業の将来市場予測を発表しています。(2010/5/13 日本インタビュー新聞社)

それによれば、ロボット産業の将来市場は、2025年に5.3兆円、2035年に9.7兆円まで成長すると

予測されています。(2035年に向けたロボット産業の将来市場予測(2) 独立行政法人新エネルギー・

産業技術総合開発機構(NEDO))

現状と比較すると、2010年のロボット産業市場規模は約8,600億円であると推計されています

(「2012年ロボット産業の市場動向」平成25年7月経済産業省産業機械課)ので、2025年に

約6.2倍、2035年に約11.3倍に成長するという試算となっています。

上記の2035年の内訳としては、製造分野が2.7兆円、ロボット・テクノロジー分野が1.5兆円、

農林水産分野が0.5兆円、サービス分野が5.0兆円となるとしています。

この中で、サービス分野の成長は大きく、2010年の市場規模が約600億円であるため、

約80倍の成長を見込んでいます。

その内容としては、介護福祉の「自立支援」「介護・介助支援」、「清掃」、「警備」、「移動支援(業務用)」、

「次世代物流支援」などです。これらの分野でのロボット産業の成長は、高齢化の進む日本には

必要なことであり、それにより私たちの生活自体も変わっていく可能性があります。

このようなロボット産業の成長により産業革命を起こし、日本を発展させるべきであると考えます。


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2 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

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人工筋肉でブレイクスルー (へうげもの)
2014-06-30 22:10:34
今のロボットは殆どが、モーターを動力源としている。だから動きの自由度が少ないし、重たいものとなっている。
いまのロボットでは20kgの物を持ち上げるためのロボット自身は100kgの重量となっている。
これでは、家庭用の介護ロボットとしては十分な性能とは言えない。
そこで登場するのが人工筋肉だ。電気的な刺激で縮む性質の材質があれば、ロボットを作成できる。
動きの自由度や微妙な制御も可能となる。ロボットの軽量化も進むので、飛躍的な性能向上となる。
人間の顔の筋肉は30種類くらいあり、表情の豊かさにつながっていると聞いたことがある。モーターでは不可能だが、人工筋肉では顔の表情も圧倒的に豊かになるだろう。
日本の技術に期待したいが、下記は外国の例である。
http://ggsoku.com/tech/artificial-muscle-from-fishing-line/
返信する
あるいはテレポーテーション (Unknown)
2014-07-01 14:47:25
最終的には反重力に辿り着くのでしょうが、まだまだ遠いかな?
技術革新は数パーセントずつ成されれば上々です。
原発近辺でやっているムダな地質調査の予算を全て先端分野に振り替えたいところ。
返信する

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