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理想国家日本の条件 自立国家日本 日本の誇りを取り戻そう! 桜 咲久也

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サンケイビズ「いまこそ防衛産業育成に積極投資を」【ついき秀学のMirai Vision】

2010年12月21日 00時37分12秒 | リバティ 学園 幸福実現党 関連  

サンケイビズ

「いまこそ防衛産業育成に積極投資を」  

ついき秀学のMirai Vision】

 12010.12.17 05:00転載
http://www.sankeibiz.jp/macro/news/101217/mcb1012170501003-n1.htm

米国が英国など9カ国と共同開発を進めている
次世代戦闘機F35ライトニングII
(LockheedMartin/USAirForce提供、ブルームバーグ)

□幸福実現党党首

 防衛省は11月、防衛産業の基盤維持に向けて、
官民共同の「防衛生産・技術基盤研究会」を発足させました。
この研究会では、国内の防衛産業のあり方や、装備品の
国際共同開発に道を開くために、米国以外の国への武器・武器製
造技術の輸出を事実上禁ずる「武器輸出三原則等」の見直しに
ついて議論します。

 しかし、ねじれ状態で来年の通常国会を迎える菅直人首相は、
衆院の「再可決」に必要な議席を埋めるために社民党と連携を図り、
同党に配慮して武器輸出三原則等の見直しをあっさり先送りして
しまいました。

◆兵器輸出を積極化する韓国

 しかし現在、9月の尖閣諸島沖・中国漁船衝突事件、11月の
北朝鮮による韓国・延坪島(ヨンピョンド)への砲撃など、
東アジアは「有事」と言える状況にあります。その渦中に置かれて
いるにもかかわらず、日本の防衛産業は縮小の一途をたどっています。

日本の防衛予算は、2002年度をピークに8年連続で減少を続け、
今年度は4兆6826億円となりました。

 また、1976年の初の「防衛計画の大綱」(防衛大綱)以来、
3回にわたってつくられた防衛大綱では、装備品が改定のたびに
削減されています。月内にも閣議決定される今回の防衛大綱でも、
戦車を2004年大綱の約600両から約400両に減らし、火砲も
約600門から大幅に削減する方向です。このような流れを受けて、
防衛産業は年々縮小し、例えば、陸上戦闘車両関連メーカーは
03年度以降、約50社が撤退や倒産を余儀なくされました

 一方、隣国の韓国では、李明博(イミョンバク)大統領の下、
防衛産業の育成・輸出強化が進められています。韓国は、
防衛産業に民間企業を積極的に参加させて輸出産業に育成、
20年までに兵器生産を100億ドル(約8400億円)に拡大し、
輸出額を年間40億ドルに引き上げる方針を打ち出しました。

実際、韓国の防衛予算は05年以降毎年増加しており、09年の
韓国の防衛産業の輸出額は11.7億ドルで、06年の約5倍と
大幅に伸び、輸出先も06年の44カ国から74カ国に増加しています。

◆国際共同開発に参加できない日本

 よく知られているように、中国は軍事費を昨年まで21年連続で
2桁の伸び率で増やしており、日中間の軍事バランスは放っておけば、
あと数年で中国優位に傾く恐れがあります。したがって、日本と
しても防衛力強化と、韓国同様の防衛産業育成が急務といえます。

 例えば、日本は、F15、F4、F2の3機種の戦闘機を
保有していますが、1973年配備開始のF4は退役が進み、
F2は2011年度以降生産が終了、F15もステルス性にすぐれた
世界の戦闘機と比べると旧式化しています。
そこで次期主力戦闘機の選定と製造が急がれるのですが、
武器輸出三原則等の制限によって、日本はその本命候補である
F35の開発に参加できていません。

現在、武器の開発は費用が膨大となるため、欧米諸国では
共同で行っていることが多く、F35も米国、英国、イタリア
など9カ国で共同開発しています。これに参加できない日本は、
単純輸入かライセンス国産するしかなく、導入費用は割高になり、
世界の技術発展に後れをとることになってしまいます。

 また、防衛産業の育成は、経済的観点からも有効です。
戦車1両製造するのには約1300社に及ぶ企業が関連しています。
ほかにも、戦闘機は約1200社、護衛艦は約2500社が関連
しており、これらの生産が増えれば、内需拡大や産業振興、
雇用拡大など景気回復につながります。

 したがって、武器輸出三原則等の見直しを早急に行うことが
必要です。いまこそ、防衛産業の育成に積極投資し、
中国や北朝鮮の脅威に対する防衛体制を築くべきです。

                   ◇

【プロフィル】ついき秀学

 ついき・しゅうがく 1971年、大阪府生まれ。
東京大学法学部政治コースを卒業後、宗教法人幸福の科学に
入局。財務局長、専務理事などを歴任。2009年、幸福実現党に入党。
10年7月、幸福実現党党首に就任。妻と2男の4人家族。
趣味は読書と散歩。

 


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