なぜ、原発の停止が、日本の危機になるのか
[2011年05月11日(水)] こぶな将人氏ブログ転載
http://blog.canpan.info/kobuna/archive/1021
先日来、「浜岡ショック」とでも言うような、政治経済での
激震が日本を襲っています。菅直人氏が閣議にも諮らず、
もちろん国会での議論もなく、決断し、記者会見を突如行いました。
この要請を受けて、中部電力においてもいったんは保留としつつも、
最終的には首相の要請を断るわけにはいかないとの判断から受け入れ、
原発の停止という決断をすることになりました。
おそらく、この中部電力の決定を受けて、株価は急落、低迷は
避けられず、これで損失を受けた投資家が「被害者」として
裁判になることは間違い有りません。私たちとしても、最後には
中部電力の責任論も出てくると警告をしつつ、なんとか首相の要請
を受けないよう、運動を展開してまいりましたが、残念ながら
停止という判断にいたりました。
さて、今回の原発停止に際し、まずは、中部地域の経済的な損失は
もちろんのこと、首都圏、中部圏での計画停電の可能性の高まりなど、
日本経済にも大きな影響があることは間違いないのですが、それ以外
にも、国家の安全保障で避けられず、日本そのものが危ういという
警告のために今回アップさせていただきました。
今回のネタ元は、
大川隆法名誉総裁著「震災復興への道」(幸福実現党発行)です。
菅直人氏への批判の多くは「政治的なリーダーシップの不足」
「復興ビジョンが見えない」ということがありますが、この書籍は、
そうした国民の要請に明確に答えるもので有ります。防災からみた
コンクリートの重要性、もっと大胆な金融政策の推進、今後の
農林漁業の在り方、そして震災対策空母の建造などなど、斬新な
提言で満ち溢れています。
そして、今回のテーマである「原発停止=日本滅亡」論に
ついてですが、これはこの書籍に二か所ほど指摘がされています。
一つは、第三章「地球物理学者竹内均の霊言」の130ページに記載されています。
【以下、転載させていただきます。】
「全国に50何基ある原発周辺の住民は、今後みんな反対に回ってくる
と思いますが、『原発が全部停止したときには、次には日本占領が
待っている』と考えていいと思いますね。
特に、日本は、原子力の軍事利用が全然できておらず、かなり後れ
を取っていますね。ここは、後進国へと転落していくかどうかの
分岐点の一つだと、私は思います。」
【以上、転載終了いたします。】
ここでは、結論として、原発停止⇒日本占領とショッキングと
述べています。そして、その理由として、大川名誉総裁の話として、
以下のようなプロセスが説明されています。
【以下、第1章震災復興への道P30、31より転載させていただきます。】
「原発に替わるエネルギー源が出てこないうちは、単なる恐怖症に
よって原発を簡単に束なしてはなりません。原発を廃止して石油に
頼ったエネルギー経営をすると、国防上も非常に危険なことになりますし、
産油国に経済を翻弄されるようになってしまいます。
(中略)
現在、中国は軍事拡張政策をとっており、もし台湾が取られてしまったら、
産油国から日本への航路、すなわちシーレーンが完全に中国の空母艦隊や
原子力潜水艦の支配下に置かれることになります。
(中略)
日本に石油が入らなくなって生活ができなくなれば、第二次大戦のとき
と同じ状況がおきています。」
【以上、転載終了いたします。】
以上、このままでのシナリオをみると、
原発反対⇒原発停止⇒石油に頼るエネルギー
⇒産油国に翻弄される⇒中国にシーレーン取られる⇒中国の支配下に置かれる
という形が見えているということです。
これが、いかに安全保障上危険な事であるのかは、強調しすぎることは
ないと思います。こうした事が分からず、菅直人氏は、ご自身の立場も
反原発であったとのことで有りますが、人気取りのため、
こうした判断に至ったと推測される以上、やはり一国の
「命と安全を守る」という宰相の責務を完全に放棄していると
思わざるとえません。
先日のブログでも指摘しましたが、たしか彼の記者会見では
「国民の安心安全のために」原発停止を決めたそうですが、
究極のギャグの一つと考えてもよいかもしれません。
こうした判断について、私個人として、直ちに倒閣運動を開始する
ことを宣言し、地元での街宣を初めておりましたが、
名誉総裁の号令「破邪顕正」を受けて、全国規模での運動を展開する
ことになりました。
来る5月14日(土)、東京をはじめとして全国各地において、
「菅直人打倒」のデモを開催することになりました。
詳細については、分かり次第、アップいたしたいと思います。
いずれにしても、国難の深まりが強くなっている中、
一人でも多くの国民のみなさんに、この運動の趣旨を
ご理解いただきますよう、私たち幸福実現党は、一致して
頑張っております。
よろしくお願いいたします!!
。