2012年、ガンマ線巨大泡で地球は壊滅する!?
2011年 リバティ3月号記事抜粋
2012年12月21日をもって地球に壊滅的危機が訪れ、人類は終焉を迎えるという
マヤの予言。さらに、このタイミングこそ人類が次元上昇(アセンション)
して霊的進化するという説も含めて、「2012年問題」はなお論議を呼んでいる。
現時点の最新情報をまとめた。
2012年12月21日で「マヤ暦」が終わることから、この日を境に人類は
未曽有の地球大激変に見舞われて滅亡するのでは、とさまざまに喧伝され
ている。その中で、宇宙的危機の代表格、「フォトン・ベルト」と、大噴火
の恐れがある活火山を中心に情報整理してみよう。
フォトン・ベルトは、プレアデス星団に浮かぶ、厖大な量の光子の塊の帯
とされ、地球の地磁気や磁気圏(注1)で磁場を減少させるという。
それによってヴァン・アレン帯(注2)が破れ、地球に有害な太陽線や
宇宙線が侵入して、地球に危機を及ぼすという説だ。
しかし、事実無根として米航空宇宙局(NASA)や日本の国立天文台
など科学界は全否定。オカルト界でさえもこの話題は鎮静化しつつあった。
ところが、昨年11月、おもむろにNASAが、銀河(天の川)の中心を
挟む形でガンマ線を強く噴き出す巨大な「泡」状の構造があることを発表
した。泡は円盤状の銀河系の表と裏に接するように2つあり、それぞれ
直径2・5万光年の大きさで、合わせると5万光年におよぶ。
超常現象に詳しい科学ジャーナリスト・科学問題研究家の阿久津淳氏は、
「今、フォトン・ベルトに匹敵する脅威といえば、これでしょう。
NASAはフォトン・ベルトを完全否定しながら、これを発表しました。
NASAは触れていませんが、銀河の中心からこのガンマ線が
スーパージェットの状態で津波のように太陽系に押し寄せてくる可能性が
あります」と言う。
巨大ガンマ線で人類は被爆する!?
ガンマ線はレントゲンのエックス線と同じ放射線である。ガンマ線を
浴びることはすなわち被爆。人体への影響については、たとえば細胞分裂
の頻度の高いもの、将来行う細胞分裂の数の大きいもの、さらに形態お
よび機能において未分化のものほど、感受性が高いという(ベルゴニー・
トリボンドーの法則)。
「簡単に言うと、赤ちゃんなど、これから大きくなるものに対して相当
な影響力があるということです」(阿久津氏)
″インディゴ・チルドレン”という言葉がある。天才児や神童といわれ、
大人顔負けの頭脳明晰で優秀な子供が昨今どんどん生まれてきていて、
これは巨大ガンマ線の影響の一つではないかと阿久津氏は考える。
一方、成人では、遺伝子や染色体にも影響があるとされる。ガンマ線の
障害は多岐にわたり、白血病や悪性腫瘍、寿命が短くなることなどが指摘
される。また、ガンマ線を被爆した全身反応としては、胃腸症状、血管
症状、精神症状と、これもさまざまな疾患が現れる。
阿久津氏は「正体不明の病気が発生したといわれるかもしれません。
不眠や不安、食欲不振や下痢気味の現代人が多いですが、すでに巨大
ガンマ線の影響を多少なりとも受けている可能性があるのでは」と語る。
巨大ガンマ線は要するに放射線であり、人体が浴びることはすなわち
“ 被爆” に他ならない。実際にどのような症状が出るかは、予測の域を
出ないが、簡単にまとめると次のような影響が現れるとされる。
①ガンマ線障害として、腸出血、白血病、悪性腫瘍、寿命短縮。
②ガンマ線被爆の全身反応として、食欲不振、悪心、嘔吐、下痢、
頭部膨満感、頻脈、不整脈、血圧降下、精神的な興奮状態、不安状態、
不眠など。
③遺伝子や染色体に影響が出る。
④ “ インディゴ・チルドレン” と呼ばれる超優秀な子供が
たくさん生まれる。
ガンマ線巨大泡で地球は電子レンジ状態に
ガンマ線の巨大泡は地球そのものにも影響を与えると考えられる。
まず、ガンマ線の津波が押し寄せると、大気圏および磁気圏で受け
止める。そのときにオーロラのような現象が各地上空で観測されるかも
しれない。
次にガンマ線が海など水の中に吸収されると、エネルギーが活性化
する可能性がある。海水の温度が上昇するなど、電子レンジ効果が
生じるという。
さらにガンマ線の津波がトリガー(引き金)となって、火山噴火を
招く恐れもある。「地球を含めた太陽系全体に、ガンマ線のシャワーに
よってとてつもない変化が起きる可能性があります」(阿久津氏)。
太陽系は銀河の中心から2・6万光年のところにある。ガンマ線巨大泡
の直径は2・5万光年。もしNASAの観測誤差がわずか2%でもあれば、
銀河団や超銀河団の風にあおられた場合、ガンマ線のスーパージェットが
太陽系に触れてしまうことになる。それほど際どい場所に太陽系は置か
れているのだ。
北朝鮮で大噴火か
次に2012年問題で予想される天変地異として火山の噴火がある。
これもガンマ線巨大泡が火山を刺激する恐れがある。
昨年4月に噴火したアイスランドのエイヤフィヤトラヨークトル火山は
噴火が3カ月間続き、30カ国で空港閉鎖、経済活動に甚大な影響を与えた。
これ以上の大噴火の恐れがあるのが、すぐ近くのカトラ火山だ。
アイスランドで最も危険な火山で、今噴火がささやかれている。
サイエンスライターで超常現象研究家の中津川昴氏は「火口の直径が
10㎞あるカトラは一度の噴火でエイヤフィヤトラヨークトルの3カ月分
に相当します」と話す。
カトラの噴煙は偏西風に乗って、ヨーロッパ、中東、インド北部、
中国、そして北海道まで及ぶと予測される。
「1ミクロンの非常に軽い火山灰が成層圏を覆い、太陽光を吸収し、
低気圧が発生、日照不足で、北半球の穀倉地帯の収穫は非常に厳しく
なります」(中津川氏)
世界最大級の火山地帯、アメリカのイエローストーン国立公園の
超巨大火山(スーパーボルケーノ)も噴火の可能性が指摘される。
60万年周期で噴火しており、前回は64万年前に爆発。噴火すれば、
大量の火山灰がヨーロッパ大陸に降り、アメリカは75%の土地の環境
が変わる。そして半径1000㎞以内に住む90%の人が火山灰で窒息死
すると見られている。
富士山の噴火の危険性も見逃せない。噴火すれば首都圏まで火山灰が
降り、ライフラインは断たれるだろう。また北朝鮮と中国の国境にある
白頭山では、昨年10月に数千匹の蛇が逃げ出すなど、噴火の予兆と警戒
されている。
「白頭山は100年周期で噴火、前回は1903年です。爆発したら、
最大でエイヤフィヤトラヨークトルの1000倍と予想され、日本も
もろに影響を受けるでしょう」(阿久津氏)
地球の磁場が減衰
昨年は世界的に異常気象が相次いだが、その一因は地球の磁場の減衰
にあるという。磁場が減衰すると、台風や竜巻を抑える力がなくなり、
ゲリラ台風やゲリラ竜巻が生じたりする。また、岩盤(プレート)
が動きやすくなり地震も引き起こすという。地球の磁場は過去100年間
に10%減衰。もし、80%減衰したら、磁場逆転も。
「地球の磁場が減衰しているときは、ガンマ線巨大泡の津波がトリガー
となって磁場の逆転が起きる可能性が高くなる。そのときはポールシフト
の恐れもあります」(阿久津氏)
まるで恐怖の予言的内容となってしまったが、今後、新情報があれば
お知らせしたい。打てる手を打ち、未来に希望を見いだしたいと願う
ものである。
( ̄▽ ̄;)
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