与那国駐屯地誕生へ 沿岸監視部隊中心に100人~200人配置
http://blogs.yahoo.co.jp/tosimitu1962/13846110.html
与那国島は、台湾へ111キロ、尖閣諸島まで150キロと安全保障上、
戦略的な位置にあり、ここに対空・対水上監視レーダーを備えた
陸自の「沿岸監視部隊」を配置する計画。
駐屯部隊は普通科を主力に隊員100~200人で編成され、
災害などに即応できる初動担任部隊も置かれる。
防衛省は24年度から用地取得を開始。25年度予算では62億円を
計上し、今年から駐屯地の造成やレーダー取得に着手、28年3月
までに部隊配置を完了させる計画。
以下、朝雲新聞ニュース(1月3日付)から、転載。
<与那国駐屯地特集>
与那国駐屯地誕生へ 沿岸監視部隊中心に 100人~200人配置
掃海艇やミサイル艇が入港できる与那国西端の久部良港。
奥右側の高台に陸自駐屯地が整備される(西崎から)
日本最西端防衛空白地域 島民と共存共栄図る
日本最西端の国境の島・与那国島に今年から陸自駐屯地の建設が始まる。
陸自はこれまで沖縄本島までしか配置されておらず、先島諸島は
防衛上の空白地域だった。与那国島への部隊配備はこれを埋める
もので、現・中期防衛力整備計画(23~27年度)で南西地域へ
の「陸自沿岸監視部隊」配置を事業化、25年度から駐屯地と監視
レーダー施設の整備を本格化させ、28年3月までに部隊配置を
完了させる予定だ。
28年3月までに部隊新編予定
与那国島は、台湾へ111キロ、尖閣諸島まで150キロと安全
保障上、戦略的な位置にあり、ここに対空・対水上監視レーダーを
備えた陸自の「沿岸監視部隊」を配置する計画だ。
駐屯部隊は普通科を主力に隊員100~200人で編成され、
災害などに即応できる初動担任部隊も置かれる。防衛省は24年度
から用地取得を開始。25年度予算では62億円を計上し、今年
から駐屯地の造成やレーダー取得に着手、28年3月までに部隊配置
を完了させる計画だ。
与那国町の「自衛隊誘致」活動にも応える形で実現する新駐屯地は、
島の景観に配慮した建物となるほか、町の要望を受けて島民が利用
できる陸上競技場や医療施設も整備されるなど、これまでにないタイプ
の駐屯地となる。
駐屯地は島の西端・久部良地区の後方高台に置かれる。
この場所からは南に太平洋、西に台湾、北に東シナ海、東に久部良岳
(標高198メートル)が望め、さらに駐屯地は海、港、湿地帯、
山に囲まれ、抗堪性にも優れる。
また、交通も至便で、空自輸送機が発着できる与那国空港に車で
10分、島北部の祖納、南部の比川の両地区に15分だ。
海自船艇が入港できる久部良港は目の前で、隣接する南牧場には緊急時、
ヘリコプターが着陸できる。
自衛隊施設はもう一カ所、島の中央部にそびえるインビ岳
(同164メートル)の西側にもレーダー施設が置かれる。
陸自部隊はこの二つのレーダーを使い、国境の海・空域を監視する。
さらに、より広範囲を警戒できる空自第4移動警戒隊(那覇)が
展開するスペースも駐屯地内に確保されるほか、災害時など、
自衛隊の応援部隊を受け入れる態勢も取られる。
与那国町と自衛隊の「共存共栄」を掲げ、島の人々の期待を背負って
整備される新駐屯地は、人口の流出に悩む町のカンフル剤になるとともに、
町や部隊のイベントなどを通じ、隊員と地域住民の交流拠点にもなりそうだ
以上,転載、させていただいた記事です
。
でられるのではないかと。だとするともう少し急がねばならないのではないかと。