テロの犠牲になった「企業戦士」の横顔
アルジェリア人質事件
http://news.livedoor.com/article/detail/7349684/
ZAKZAK(夕刊フジ)
2013年01月25日17時12分
異国の地で奮闘しながら、テロの不条理に屈した日揮の「企業戦士」たち。
家族の切なる願いは無情にも届かなかった。
無念の帰国となった前川秀海さんは、北九州工業高等専門学校
(北九州市小倉南区)在学中にラグビー選手として活躍した。
先輩からは「黙ってきちんとやる」「縁の下の力持ち」と評された。
日揮でも存在感を発揮し、同僚からは「建設関係で屈指のキーマン」と
頼りにされていた。
【アルジェリア人質事件】
前川秀海さん「とにかく前に行こうよ」 常に前向き、慕われた人柄
2013.1.25
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/130125/crm13012521410041-n1.htm
空港関係者に見守られ、運ばれる犠牲者を納めたひつぎ
=25日午前、東京・羽田空港
「済んだことはいいから、とにかく前に行こうよ」。
平成7年からの6年間、前川秀海(ひでみ)さんの指揮で
進められたカタールでの天然ガスプラント建設。
ともに仕事を行った元三菱重工社員、玉那覇勇
(たまなは・いさむ)さん(73)=横浜市=は
資材に傷をつけるミスがあったとき、その言葉に救われた。
「涙が出るほどうれしかった」。相手国の政府とも交渉し、
さまざまな国籍のスタッフを統括する仕事。玉那覇さんは
「精神的なプレッシャーも大きかったはずなのに、
常に前向きで人を責めるようなことはしない。
全ての人から親しみを持たれた」と振り返る。
約40年のベテラン社員として日揮の看板を背負った。
前川さんが卒業した北九州工業高専(北九州市)の同級生、
石田幸生さん(61)は「長年、海外などで危険な業務に
邁進(まいしん)してきた前川を、同期として誇りに思う」と話した。
寡黙なラガーマン、前川秀海さん 「冷静さ失わない人だった」
2013.1.25 00:24
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/130125/crm13012500250000-n1.htm
ご冥福をお祈りいたします
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