北朝鮮「韓国側の露骨な宣戦布告」、南北間に緊張が高まる－韓国メディア

北朝鮮「韓国側の露骨な宣戦布告」、 南北間に緊張が高まる－韓国メディア

2010/05/21(金)

写真を大きくする 　　北朝鮮の対韓国機関である、祖国平和統一委員会は21日、韓国の哨戒艦の沈没原因は「北朝鮮の魚雷による爆発の結果」であるとの調査結果に対して、捏造であると強く反発している。 関連写真：韓国の哨戒艦が沈没に関する写真（46件） 　　同委員会は21日、韓国の調査結果の発表を受け、北朝鮮国営の通信社、朝鮮通信社を通じて、現在は「戦争局面」にあると表明。韓国が制裁措置を行う場合には、「南北関係の全面閉鎖、南北不可侵合意の全面破棄、南北協力事業の全面撤廃」などの懲罰で強力に対応すると明らかにしている。 　　また「哨戒艦沈没事故の捏造は、韓国側の露骨な宣戦布告である」とも述べており、韓国のメディアも、南北間に緊張が高まっていると伝えている。 　　一方、韓国の国防省は、北朝鮮は独自の検閲団を週末にも韓国側に送ると知らせてきたが、現時点では受け入れの可能性はないとしている。（編集担当：李信恵・山口幸治） 【関連記事・情報】 ・哨戒艦事件、「日本は韓国を全面的に支持」－韓国メディア（2010/05/20）