メタンハイドレートの実験成功
日本のエネルギー外交の力になるか
リバティニュースクリップ 3/26 転載
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独立行政法人石油天然ガス・金属鉱物資源機構(JOGMEC)が愛知県沖の
メタンハイドレートからガスを取り出す実験は、成功裏に終了した。
海面下1000メートルの海底に深さ330メートルの穴を掘り、メタンハイドレート
からメタンガスを取り出していたが、管に砂が混入してポンプが故障し、
18日、2週間の予定を1週間で切り上げた。ただ、目標量の10倍程度のガスを
安定して取り出せたため、実験の目的は達成したという。
JOGMECは今後、取り出したガスの成分を分析し、技術改良を図って2014年度に
再び生産実験を行う。商業化されるのは2020年以降になるという。
日本近海には、現在日本が消費している天然ガス100年分のメタンハイドレート
があるとも言われる。
日本のメタンハイドレートと比較されるものに、アメリカのシェールガスがある。
アメリカでは近年、シェールガスを安く採掘できるようになったことを
「シェールガス革命」と呼んでおり、現地では失業率が改善したり、取れた
ガスを国内輸送するためのパイプライン事業などで、関係各社が潤っている。
日本企業もパイプライン用パイプの生産能力を増やして対応し、アメリカが
シェールガスを輸出するための液化プラントの受注を目指している。
メタンハイドレートからガスが安く取れるようになれば、日本でもこうした
関連効果が生まれるだろう。
メタンハイドレートの研究は世界で日本が最も進んでいるため、日本近海で最も
多く発見されているが、アメリカのメキシコ湾などにも存在すると見られる。
アメリカもその可能性に興味を持ち、日本に技術提供を期待している。
こうした点で国際協力を進めることと引き換えに、アメリカがシェールガスを
日本に安く売ってくれることも期待できる。
メタンハイドレートの実用化に成功すれば、日本はエネルギーを自給できる
ようになり、関連インフラ需要が生まれる。そればかりか、日本の国際交渉力を
高めるエネルギー資源として外交力にもなるだろう。産出費用の低下を含め、
今後の開発成功を期待したい。(居)
【関連記事】
2013年2月17日付本欄 【注目論点】米シェールガス革命は本物か
http://www.the-liberty.com/article.php?item_id=5616
2012年11月13日付本欄
アメリカが5年以内に世界一の産油国へ 復活ののろしとなるか
http://www.the-liberty.com/article.php?item_id=5132
◆【海外メディア】空港、大学、ショッピングモールに「多宗教礼拝室」が
http://www.the-liberty.com/article.php?item_id=5802
北海道千歳市の大型ショッピング施設、千歳アウトレット・モールは昨年9月、
マレーシアやインドネシアからの観光客の増加に伴い、彼らの大部分を占める
イスラム教徒がショッピングの途中でも礼拝を行えるよう、日本国内の商業施設
としては異例の「礼拝室」を設けた。この効果もあって今年1月の集計では、
マレーシアやシンガポールなどイスラム圏からの来客者数が以前より何割も
増えているという。
英誌Economist3月23日号には、世界的に増えているこうした
「多宗教礼拝室(multifaith prayer room)」の話題が出ている。
日本が国際化するうえで、この種のニーズは増してくると思われるので、
要点を紹介してみる...
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それとも、小中学校で教えてもらった知識でカバーできるかもわかりません。誰か知りませんか
だったら、固体化しないんでしょうかね。
あれ?どういう状態になってるんだ、これ。
フォトン・ベルトにはいっている間は、この大気の温度はどうなっているか知りたいですね。