改造内閣の船出を考える
吉井としみつ氏、ブログ転載 http://ameblo.jp/toshi-yoshii777/entry-10769361236.html
改造内閣が発表されましたね☆
各紙ともども、新たな陣営の今後の行方を
報道しています。6月までに一定の結論を出すとした
○社会保障と消費税を含む税制の一体改革、
○環太平洋連携協定(TPP)参加に取り組む決意を示しています。
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「求心力出ない」「にわか作り」=増税路線追及
―改造内閣、野党一斉批判
(時事通信社 - 01月14日 21:03)
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今回の改造内閣では、
①官房長官の交代
仙谷官房長官→枝野官房長官
②与謝野氏の起用
与謝野経済財政大臣が立ち上がれを離党して、無所属での閣僚就任。
が注目されています。
国会運営で、野党の批判をかわして、予算と関連法案を通すこと
を念頭に置いている印象が大きいです。
○環太平洋連携協定(TPP)参加については、
貿易における競争力を維持するためにも、参加すべきであると思います。
反対する、農林水産省に対して、農業を成長産業にしていく
方向性を説得できるかが、焦点になります。
農政のイノベーションをして、より創意工夫ができる
土壌の整備が必要ではないでしょうか。
ただ、気になるのが、
○社会保障と消費税を含む税制の一体改革です。
はっきり言って、財源をねん出するために、増税を進めていく
ということです。
今回、就任した与謝野経済財政大臣は、根っからの増税論者です。
自民党に在籍していたときから、増税の必要性を訴えていました。
年金、社会保障が立ち行かなくなり、財源問題の解決のために
増税を考えているようです。
確かに、すでに年金制度は、少子高齢化で破綻しています。
社会保障費も増大をしていますから、税収が必要なのはわかります。
しかし、だから増税するのでいいのでしょうか。
それよりも前に、まず、子供手当、農家の所得補償で、
バラマキ政策をやめることが先決ではないでしょうか。
約3兆円の財源が出てきます。
米農家による所得補償で、米が過剰に生産され、米の値段が
下がり、売り上げが落ちて困っている農家も出てきています。
国がお金を出して、ますます、農家が苦しくなっている。
何のための、税金かと思ってしまいます。
税金は、国民全員から取るものですから、
特定の人のためのバラマキ政策は、税金の主旨に
叶っていません。
今年は、福祉のためにといって、
大増税路線が議論として出てくる可能性があります。
ここに迂闊にのってしまっては、
国がますます貧乏になってしまいます。
ここには気をつけなくてはいけません。
また、防衛政策をどうするかも注意が必要です。
尖閣諸島での中国からの脅威。
北方領土をねらうロシア。
不安定な朝鮮半島情勢。
普天間基地移設問題。
昨年と同じように、その場しのぎの外交であっては、
日本の安全はますますひどいものになります。
貿易の自由化路線は、進めていくべきですが、
安易な増税路線、と防衛政策の行方には目を見張る
必要がありそうですね!
財源の問題ですが、
日本は国債の保有率が、日本人が95%を保有していますが、
思い切って、海外に対して門戸をもっと開くべきではないか
と思っています。
アメリカみたいに、自国の国債を買わせるんです。
中国も、インフレで困っているのですから
利上げ、しているのですから、
中国マネーをもっと、日本に入れるべきではないでしょうか。
このことについては、また後日、詳しく考えたいと思います。