水銀とアルミニウムを反応させるとニョキニョキ現れるアマルガムが何とも不思議https://gigazine.net/news/20170908-aluminum-and-mercury/より一部
「水銀とアルミニウムを反応させるとどうなるのか?」を実践するムービー「Aluminum and Mercury」がYouTubeで公開されるや、おばけのように成長する生成物の奇妙な様子が話題となっています。
アルミニウムと水銀を反応させると、アルミニウムアマルガムに変化します。
アルミニウム板からにょきにょきと垂直方向に伸び始めるアマルガム。
180倍速では、何か生き物が爆速で成長しているかのよう。
ぐんぐん成長します。表面は空気中の酸素と反応した
酸化アルミニウムによって真っ白になっています。
4時間経過するとこの高さにまで成長。ただし、裏側を見ると、すっかすかです。
つつくとフワフワ。
簡単にへし折れました。スカスカのアマルガムの塔はわずか0.2グラムで、驚くほど軽量です。
ぼろぼろに崩れ落ちたアルミニウムアマルガムの残骸を取り除くと、
まだ反応していない水銀が残っていました。
水銀をスポイトで回収。
目に見える水銀はできる限り取り除きました。アルミニウムアマルガムが
「成長」した土台部分は、反応によって表面が削ら取られています。
しばらく放置すると、なんと再びアルミニウムアマルガムが
もぞもぞと発生し始めました。酸化皮膜にわずかに残っていた水銀が再び反応したようです。
Aluminum and Mercury