アメリカが在韓資産を大量放棄して総撤退を開始。
外国人による韓国不動産の取引が3割未満に激減
1: ロンメル銭湯兵 ★@\(^o^)/ 2014/06/09(月)
「早く売ってほしいという要望が多いが、購入者が見つからない」
ソウル・江南地区で5年以上、不動産投資専門会社を経営しているキムさん(46)は
「今年に入り、在米韓国人の資産家たちから処分の依頼を受けた韓国国内の不動産は、
江南エリアの中古マンションや小規模ビルなど10件に上る」と述べた。
実際に年初から4月末までの外国人による不動産取引は796件で、1年前(2730件)
実際に年初から4月末までの外国人による不動産取引は796件で、1年前(2730件)
の30%水準まで減少した。これは国土交通部(省に相当)が統計を開始した2006年以降、
最も少ない。ソウル市は昨年の594件から今年は127件へと約80%も減少し、大邱、
光州広域市、全羅南道・全羅北道は昨年の10%にも満たない。済州道だけは中国人
投資家の増加によって全国で唯一、昨年より60%ほど取引件数が増えた。
外国人機関投資家たちが好む大型オフィスビルの場合、今年に入って取引された物件
(契約完了ベース)は、中東系資本が4700億ウォン(約470億円)台で購入したソウル市中区
のビル「ファインアベニュー」だけだ。外国系資本によるオフィスビルの購入額は11年には
1兆2000億ウォン(約1200億円)台だったが、昨年は8000億ウォン(約800億円)台へと
急減した。
このような現象は、韓国の不動産景気の見通しが不透明な上、米国政府が最近、韓国国内
このような現象は、韓国の不動産景気の見通しが不透明な上、米国政府が最近、韓国国内
の金融口座の報告義務を強化し影響が大きい。そのため、韓国国内での外国人の不動産取引
の半数以上を占める在米韓国人による投資の減少は避けられないとの指摘だ。ウォンの対ドル
相場が、昨年6月の1ドル=1160ウォンから1年で1ドル=1020ウォンへと12%もウォン高に
なったのも負担になっている。新韓銀行清潭駅支店のコ・ジュンソク支店長は「外国人にとって
は、何もせずに資産価値が10%以上下落し、新しいビルの購入費用はかさむという結果に
なっている」と指摘した。また、韓国の年金基金と不動産投資各社が大挙してオフィスビル購入
競争に乗り出したことで、外国人投資家たちの韓国での期待収益率が下落したのも原因の
一つに挙げられる。
このような現象は当面続く可能性が高いとみられる。米国や日本など先進国の不動産市場が
このような現象は当面続く可能性が高いとみられる。米国や日本など先進国の不動産市場が
韓国より活況を呈している上、米国の金利引き上げで、新興国に投資されていた資金が先進国に
戻る可能性が高いからだ。国民銀行のパク・ウォンガプ不動産首席専門委員は「外国人と企業の
活発な投資を呼び込むために、不動産投資移民制度の拡大といった積極的な規制緩和が必要だ」
と指摘した。
ユ・ハリョン記者
朝鮮日報/朝鮮日報日本語版 2014/06/09 08:36
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2014/06/09/2014060900758.html
、