1年たっても
2012年3月12日 北野光夫氏、ブログ 転載
昨日は東日本大震災から1年。
どのチャンネルを回しても(表現が古いでしょうか)、
震災特番ばかりで、見ていると暗くなると言っていました。
朝から震災ばかりを取り上げ、しかも、中心は福島。
1万5854人の死者が出ていますが、
放射能で亡くなった方はおろか、
健康被害を訴えている方もいないというのに。
原発再稼動第1号の期待がかかる大飯3,4号機を抱える
福井県ですが、私が見る限り、地元の経済状況などを考え、
再稼動をしようと考えていると思います。
福井県は、原発の意義と再稼動の必要性を
聞かせてほしいと言っています。
これは、昨年夏、玄海町長や佐賀県知事が
原発再稼働に前向きな発言をしたとたん、
ストレステストを持ち出し、梯子を外した
民主党政権に対する不信感が原因です。
はっきり言えば、地元が再稼働にゴーサインを出した時に、
絶対に裏切らないという保証が
なければ踏み出せないということです。
国がやるべきは規制庁の設置などではありません。
これからのエネルギー政策の中での
原発の位置づけを明確にすること。
そして、再稼働が必要な理由を政府自身が
国民に責任を持って説明すること。
1年もたつのに、何をやっているのでしょうか。
できないなら、代わってもらうしかありません。
1年以上経つ今夏、また節電しろとでもいうのでしょうか。
kitano
転載、させていただいた記事です
http://kitano-mitsuo.com/blog/2012/1394.html
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