「どうだ!。俺の足技。こんなプレーできねぇだろ!。
オラオラ!。そんなスライディングじゃ俺のドリブルは止めれねぇぞ!。お前らそれでもフィールドプレイヤーか!。俺の方がはるかに上手いぜ!。
何?。ウチには手でボールを扱えるキーパーがいるから俺はいらねぇって?。じゃあ手の技術でも勝ってやろうじゃねぇか!。
どうだ!。俺のスーパーセーブ!。お前らこんなプレーできねぇだろ!。
PK?。度胸があったら蹴ってみな!。どうだ!。PKなんて俺にかかりゃこんなもんだ!。
フリーキック?。チョロいチョロい。全部止めてやるよ。何なら俺が蹴ってやろうか?。
どうだ!。俺のフリーキック!。俺の方がよっぽど上手いだろ!。
ループシュート?。俺を誰だと思ってんだ?。どうだ!。ループシュートなんてボール見なくてもチョロいもんだ!。俺から点を獲れるなら獲ってみろ!。
みんなイカれろ!。ぶっ飛べ!。サッカーも人生も型にはまってちゃ全然面白くねぇ!。「常識」なんかぶっ壊してやれ!。お前はお前以外の何者でもねぇ!。お前らしくぶっ飛べ!。そしてお前が世界一だという事をみんなに教えてやれ!。それが「情熱」ってやつだ!。」
そんな言葉が聞こえてきそうだった。君は本当にイカれてた。ぶっ飛んでた。そして最高にかっこよかった。
ありがとう。「世界一イカれたゴールキーパー」、レネ・イギータ。
レネ・イギータさんは1980年代後半から1990年代前半にコロンビア代表で活躍したゴールキーパーです。彼は元々はフォワードだったそうですが、出れなくなったゴールキーパーの代わりを任された事がきっかけでゴールキーパーになったそうです。そのプレーは「ゴールキーパーなのにドリブルでどんどん駆け上がって行く。」というもので、イギータさんはサッカーの常識ではあり得ない、まさに「イカれたゴールキーパー」で、「狂人」とまで呼ばれました。ですが彼がいたチームはそのおかげで普通なら大きなスペースができるディフェンスラインとゴールキーパーの間のスペースが埋められ、イギータさんがゴール前から遠くまで出ても固い守備を誇りました。
イギータさんが活躍した後、日本では川口能活さんがゴール前から積極的に飛び出すプレーを主体とし、日本でのゴールキーパーの概念を覆しましたが、イギータは川口さんより更に前に既にそのプレースタイルを確立し、更にそれを進化させていました。また、そのプレーのレベルも高く、ゴールキーパーとしても優秀で、PKを止めるのも得意で、それでいて更にドリブルも上手く、しかもPKもフリーキックも自分で蹴って決めるのも得意というまさに「異世界のゴールキーパー」でした。イギータさんは現役の時、クラブチームで41点、代表で8点の計49点を獲りました。
ちなみに以前のサッカーのルールではゴールキーパーは味方が足で出したパスでも手で扱っていいとされていましたが、イギータさんは昔から味方の選手からのパスであってもできる限り足で扱い、「味方のゴールキーパーに足で出したパスはゴールキーパーも手で扱ってはいけない。」というルールが作られると、そのルールは「イギータ法」と呼ばれました。
また、イギータさんは身体能力も高く、「スコーピオン」という凄技を持っています。これは自分の頭の上を越えて落ちてきたボールをジャンプして両足を背中の方に上げ、背中の後ろでボールを蹴り返す技です。野球選手だったイチローさんが練習で遊びでやっていましたが、イギータさんはこれを実戦でやりました。しかも初めてやったのはイングランド戦だったそうです。今回ご紹介させていただく動画の中にその時のものと思われる動画もあります。相手が白いユニフォームを着ていて、ループシュートをイギータさんが一番遠く蹴り返したものです。
ゴールキーパーは普通は身長が最低でも185cm位はありますが、川口さんは179cm位しかありません(Wikipediaでは公式の記録として「180cm」とされていますが注釈で川口さん本人が「179cm」だと言ったという事が記載されています。)。ですが川口さんはその抜群のジャンプ力と反応の早さ、そして飛び出しの早さと高い瞬発力で広い範囲を確実に守っていました。そしてイギータさんは川口さんより更に背が低く、172cm位しかありませんが、川口さんと同じように自分の特徴を生かしたプレーでゴールを守り、自ら点を獲り、チームを勝利に導いていました。また、メキシコ代表のゴールキーパーだったホルヘ・カンポスさんに至っては身長が168cmしかありませんでしたが、元々フォワードだった事を生かしてフォワードとしてもプレーし、チーム最多の14点を獲った事もあります。ちなみにカンポスさんは1996年の6月16日に、メキシコ代表としてUS杯に出場した30分後にロサンゼルス・ギャラクシーの一員として試合に出場するというダブルヘッダーをやりました。しかもカンポスさんは2試合目の後半25分からはFWとして出場しました。これはサッカー選手としては前代未聞の事でした。
一度やめた事でも後で役に立つ事ってありますよね。どんなに小さな経験でも無駄にしないようにしたいですね。
オラオラ!。そんなスライディングじゃ俺のドリブルは止めれねぇぞ!。お前らそれでもフィールドプレイヤーか!。俺の方がはるかに上手いぜ!。
何?。ウチには手でボールを扱えるキーパーがいるから俺はいらねぇって?。じゃあ手の技術でも勝ってやろうじゃねぇか!。
どうだ!。俺のスーパーセーブ!。お前らこんなプレーできねぇだろ!。
PK?。度胸があったら蹴ってみな!。どうだ!。PKなんて俺にかかりゃこんなもんだ!。
フリーキック?。チョロいチョロい。全部止めてやるよ。何なら俺が蹴ってやろうか?。
どうだ!。俺のフリーキック!。俺の方がよっぽど上手いだろ!。
ループシュート?。俺を誰だと思ってんだ?。どうだ!。ループシュートなんてボール見なくてもチョロいもんだ!。俺から点を獲れるなら獲ってみろ!。
みんなイカれろ!。ぶっ飛べ!。サッカーも人生も型にはまってちゃ全然面白くねぇ!。「常識」なんかぶっ壊してやれ!。お前はお前以外の何者でもねぇ!。お前らしくぶっ飛べ!。そしてお前が世界一だという事をみんなに教えてやれ!。それが「情熱」ってやつだ!。」
そんな言葉が聞こえてきそうだった。君は本当にイカれてた。ぶっ飛んでた。そして最高にかっこよかった。
ありがとう。「世界一イカれたゴールキーパー」、レネ・イギータ。
レネ・イギータさんは1980年代後半から1990年代前半にコロンビア代表で活躍したゴールキーパーです。彼は元々はフォワードだったそうですが、出れなくなったゴールキーパーの代わりを任された事がきっかけでゴールキーパーになったそうです。そのプレーは「ゴールキーパーなのにドリブルでどんどん駆け上がって行く。」というもので、イギータさんはサッカーの常識ではあり得ない、まさに「イカれたゴールキーパー」で、「狂人」とまで呼ばれました。ですが彼がいたチームはそのおかげで普通なら大きなスペースができるディフェンスラインとゴールキーパーの間のスペースが埋められ、イギータさんがゴール前から遠くまで出ても固い守備を誇りました。
イギータさんが活躍した後、日本では川口能活さんがゴール前から積極的に飛び出すプレーを主体とし、日本でのゴールキーパーの概念を覆しましたが、イギータは川口さんより更に前に既にそのプレースタイルを確立し、更にそれを進化させていました。また、そのプレーのレベルも高く、ゴールキーパーとしても優秀で、PKを止めるのも得意で、それでいて更にドリブルも上手く、しかもPKもフリーキックも自分で蹴って決めるのも得意というまさに「異世界のゴールキーパー」でした。イギータさんは現役の時、クラブチームで41点、代表で8点の計49点を獲りました。
ちなみに以前のサッカーのルールではゴールキーパーは味方が足で出したパスでも手で扱っていいとされていましたが、イギータさんは昔から味方の選手からのパスであってもできる限り足で扱い、「味方のゴールキーパーに足で出したパスはゴールキーパーも手で扱ってはいけない。」というルールが作られると、そのルールは「イギータ法」と呼ばれました。
また、イギータさんは身体能力も高く、「スコーピオン」という凄技を持っています。これは自分の頭の上を越えて落ちてきたボールをジャンプして両足を背中の方に上げ、背中の後ろでボールを蹴り返す技です。野球選手だったイチローさんが練習で遊びでやっていましたが、イギータさんはこれを実戦でやりました。しかも初めてやったのはイングランド戦だったそうです。今回ご紹介させていただく動画の中にその時のものと思われる動画もあります。相手が白いユニフォームを着ていて、ループシュートをイギータさんが一番遠く蹴り返したものです。
ゴールキーパーは普通は身長が最低でも185cm位はありますが、川口さんは179cm位しかありません(Wikipediaでは公式の記録として「180cm」とされていますが注釈で川口さん本人が「179cm」だと言ったという事が記載されています。)。ですが川口さんはその抜群のジャンプ力と反応の早さ、そして飛び出しの早さと高い瞬発力で広い範囲を確実に守っていました。そしてイギータさんは川口さんより更に背が低く、172cm位しかありませんが、川口さんと同じように自分の特徴を生かしたプレーでゴールを守り、自ら点を獲り、チームを勝利に導いていました。また、メキシコ代表のゴールキーパーだったホルヘ・カンポスさんに至っては身長が168cmしかありませんでしたが、元々フォワードだった事を生かしてフォワードとしてもプレーし、チーム最多の14点を獲った事もあります。ちなみにカンポスさんは1996年の6月16日に、メキシコ代表としてUS杯に出場した30分後にロサンゼルス・ギャラクシーの一員として試合に出場するというダブルヘッダーをやりました。しかもカンポスさんは2試合目の後半25分からはFWとして出場しました。これはサッカー選手としては前代未聞の事でした。
一度やめた事でも後で役に立つ事ってありますよね。どんなに小さな経験でも無駄にしないようにしたいですね。
北海道はまだ雪もあるので、まだ寒いですね。
大阪は桜咲く感じでしょうか?
まさに、セレッソの季節ですね。
サッカーは、森保ジャパンも再始動しますね。
楽しみです。
さくらさんのキーパーのポエムの最後の三行、
心に沁みるいい言葉ですね。
北海道はまだ雪があるんですね。大阪市はもう昼間は20度を超える事もあります。今でも16度あります。
大阪市は暖かくなってきてもうすぐ桜が咲きますね。おっしゃる通り、セレッソの季節ですね。ありがとうございます。森保ジャパンの再始動も楽しみですね。
あとポエム褒めていただきありがとうございます。あの言葉はイギータならどう想うかを考えて造りました。私はイギータの常識に囚われない型破りな所が好きですね。