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新・桜桃生存日記

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親愛なるきみへ

2025-04-08 | 映画の感想

2010年の洋画。アメリカ制作。

ラブストーリー。

 

オープニングの後、すぐに回想シーンが始まり、

唐突に男女が出会うシーンになって戸惑った。

自己紹介するのも早いし、出会ったばかりの男にバーベキューがあるからと

自宅に招待するサヴァナ。

よく言えばフレンドリー。悪く言えば男性に対する警戒感が薄い。

二人は惹かれ合うのも早く、出会った次の日にサヴァナはジョンの実家を訪れ、

ジョンの父親と対面する。

ジョンとサヴァナは出会って3日目で恋人同士に。


ジョンは米軍兵士で、休暇でチャールストンに帰ってきていた。

二人は2週間一緒に過ごした後、遠距離恋愛に。

文通で愛を育んだ。

ジョンは除隊するつもりでいたが、

アメリカ同時多発テロが発生し、ジョンの兵役を延長せざるを得なかった。

文通を続ける二人。

ところが、手紙でサヴァナに別れを告げられてしまう。

 


サヴァナはジョンの父親と初対面にもかかわらず、

自閉症なのではと勘づいた。

具体的にどういう言動が自閉症だと思ったのだろう。

映像を観ている限りではわからなかった。

父親が自閉症だと勝手に決めつけられて、

ジョンもそりゃ気に食わないだろう。でも、怒った時に手が出るのはダメ。

 

ジョンと父親は、昔コインが共通の趣味だった。

父親が一番大切にしているコインは、ジョンが偶然手に入れた不良品のコイン。

レアで、持っているだけで価値が上がり、

ジョンと父親がコインに夢中になるきっかけのコイン。

ラブストーリーではあるが、親子関係についても描かれている。

父親が脳卒中で入院し、会話が難しいとされ、

ジョンが書いた手紙を朗読するシーンで、

泣いたジョンに対し、父親がジョンの気持ちを慮るように

撫でていたのには泣けた。

 


ジョンとサヴァナは、世のため人のために動くという面では似ている。

サヴァナの家はお金持ちらしい。牧場で馬を飼育していたり、

サヴァナが借りている住まいは一軒家だったり。

サヴァナ役のアマンダ・セイフライドさんは歌が上手い。

 

クライマックスは、想像を裏切られました。

ジョンとサヴァナは再会するのだけど、

サヴァナはガンになったティムと結婚していたw( ̄Д ̄;)w

ティムの息子のアランのためだった。

サヴァナは本当に優しいのね・・・。

ジョンも父親のコインをほとんど売り、ティムのために寄付。

で、ティムが亡くなってからジョンとサヴァナは復縁!

ずっと一途だったのはジョンでしたね。

観終わってから他の方のレビューを読んでも、

やっぱり予想外のラストだったようで、同じ気持ちでよかったー。