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新・桜桃生存日記

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グッドバイ~嘘からはじまる人生喜劇~

2025-04-01 | 映画の感想

2019年の邦画。ラブコメディ。

大泉洋さんが出ている映画を初めて観ました。

昭和23年と、2年後の昭和25年が舞台。

正直建物がセットだってわかるほどチープだし、

映画の内容や展開もチープだった。

ホントに気楽に観られました。

 

田島周二は愛人が3人いて、愛人たちと別れるために

男勝りな永井キヌ子に妻を演じてくれないかと頼み込む。

キヌ子を演じた小池栄子さんがハマり役だった。

ダミ声を終始出し続けるのは大変だったんじゃないかな。喉を使うし。

周二を投げ飛ばしたり、担いだりと力持ち。

よくぞ周二に襲われても、再び周二を助ける気になったなあと。

 

 

周二の愛人は三者三様で、皆さん美人。

周二は文芸雑誌の編集長でお金に余裕があり、家族に仕送りをしていた。

そして愛人たちにも優しかった。

でも別れられずにズルズルしていたのが運の尽き。

まさか周二の妻の静江が周二と離婚し、

作家の漆山連行と結ばれるとは。

 

周二は自分のことは棚に上げて、静江と漆山に裏切られ、

娘の幸子に会わせてもらえなくなったというのが

何よりもショックだったのだろう。

 


周二はお金をばらまいた後強盗に襲われるのだが、

周二ではなく強盗が死んだのはよくわからなかった。

占い師さんの言う通りにしておけば、

襲われることはなかったのに/(´o`)\

 

周二の三回忌に周二について語る会が開かれて、

元妻や元愛人たち、キヌ子が集まり和気藹々。

周治の部下の清川は大金持ちになり、キヌ子に猛アピール。

でも絹子は、周二が亡くなった時に

全財産を使い果たしてお墓を立てるのだから、

いつの間にか周二のことを愛していたのね。

 

周二が生きていたことにビックリした!

記憶喪失状態で採石場で働いていたのだった。

ラストシーンは涙が滲みました。

演技派の出演者ばかりで、安定感のある映画でした。