命の値段

市は、高齢者施設への訪問活動をしています。



訪問するにあたって、いろいろ注意点もあるし、

利用者さんと犬や猫に負担をかけずに、

楽しい時間を過ごすことが出来るように、

講習を受けてきました。



利用者さんの正面から話しかけましょうとか、

犬の後ろ脚の間から手を入れて、胸を持つようにすると、

万が一の時、犬をすぐに引き離すことが出来るとか、（小型犬の場合）

抱っこして近づくより、犬を歩かせて近づいたほうが、

ずっと楽しい気持ちを持ってもらえるとか、

勉強になりました。



この講習の後、数人の方とご飯をご一緒して、

最近、販売されている犬の値段が、

急に上がった気がするって話題になりました。

ブリーダーの方がいらっしゃっていて、

法律が変わって、今までより長く手元に置いて育てることになったし、

飼育場所の広さも必要になったし、

それが値上がった原因の一つだとお話されていました。
（その方は、もともと広いところで飼育されている方です）

今まで、例えば、一年に１００頭販売していたのが、

５０頭になってしまったら、当然倍の値段になるということです。

値段にはわけがある事をうっかり忘れて、安いっていい事のように感じるけど、

命の値段は、疑って疑って、かからないといけないんですよね。

販売ルートの問題など、まだまだ山積みだけど、

変化が、表に出だした証拠なんだと思いました。

ただ、ブリーダーさんによって、価格の内訳が違うだろうし、

その内訳に納得のいくところから、

購入したいとみんなが思うようになればいいと思います。