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How many rivers must I cross? I don't know...

幸せになりたくて川を渡る・・・

2015/05/04 長良川 追憶のサツキマス2015~VOL:2

2015-05-11 23:46:34 | 渓流釣り 釣行記(サツキマス)
2015年5月4日。
僕は朝から長良川河畔に立っていた。
前日、前々日と南飛騨の益田川でアマゴたちに遊んでもらった後は日帰り温泉に浸かり、そのまま長良川に向かい河原にクルマを停めて車中泊した。
前夜のうちから弱い雨が降り始めていた。
この分だと釣り客も少なかろう。
そのような判断で長良川に降り立った。

案の定釣り師の姿は少なかった。
あの有名な橋の下も僕を含めて3人しかいない。
雨の中、皆黙々と竿を振り続けるが魚信はない。
それでも帰ろうとする素振りは見せない。
そもそもこんな雨の中で竿を振るくらいだから帰ろうなどという気は起きないのだろう。

最初に根を上げたのは僕だった。
サツキマスだけでなく、アマゴもウグイもニゴイも、とにかく魚の反応がなかった。
場所を変えようと思った。


川から上がり少し下流のポイントに入った。
岸辺に軽自動車が一台停まっていたが、川に釣り師の姿はなかった。
恐らく車中で休んでいるのだろう。
釣り座を奪うことになってはいけないと思い、敢えてそのクルマの近くをゆっくりと通り越したり、岸辺に近付いてからも暫くは川面を眺めて、声を掛けられるようにという配慮もしたつもりだが何事も起こらない。
ならばと思い、貸し切り状態の右岸側の一番好きな釣り座で竿を構えた。

しかし、竿を振り始める頃から風が強まってきた。
たいていの場合は、このようなしとしと雨のときはあまり風は吹かないはずだ。
今の吹いている風もそれほど強くはないと思うが、恐らく風向きの加減だろう。
竿を上手く触れないし、仕掛けも振り込めない。
風の間隙を突いて振り込まねばならないが、それでも完全に風が止まるわけではないので振り込みが非常に難しい。
仕掛けが腕や脚にまとわりつく。
雨の中、長い本流竿を担いだままそれらを解くのも難儀なことだった。

なんだか、楽しくなるはずの釣りがイライラしてくるばかりになった。
雨脚も強まってきた。
根性がないのか。
いや、でもそういうことになっても構わんなあ。
今日は何だかもう気分がのらない。

結局このポイントでウグイを1匹釣っただけで納竿とした。


追憶のサツキマス2015~VOL:2
今シーズン2度目のサツキマス釣行も何事もなく終わった。



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2015/05/02~03 益田川 シーズン初釣行

2015-05-11 00:14:51 | 渓流釣り 釣行記(益田川水系)
2015年5月2日。
今シーズン初めて益田川へ釣行した。
長良川のサツキマスも気になるところだが、GW真只中の長良川へはなかなか行く気になれない。
恐らくGW後半の初日となるこの日は相当数の釣り客が押し寄せることだろう。
益田川とてそれは変わりないが、これまで何年か通ってきたので、目当てのポイントが埋まっていても他にいくらでも入るところは見つけられる。
それに、今時期の益田川で尺アマゴなんて期待できないので、漁協管内の各ポイントを自身の目で確認するという意味合いでの釣行だから、多少混み合った釣り場でも構わない、

ところが、これが予想に反して意外に釣り客は少なかった。
思い通りのポイントへ、思い通りの順に入ることが出来て多少面食らった。

先ずは昨年のシーズン終盤に入ろうとした大淵。
その時は盆の出水で淵が埋まってしまい、秋に上流を目指す大型渓魚の休息場にはなり難いと判断し竿を出さなかった。
幾分淵は掘り直されてはいたが、まだ以前程の水深はないような気がする。
ここで今シーズン最初のアマゴを釣った。
掌より少し大きくらい。
ウグイの猛攻を受けながら丁寧にかつしつこく流してみたが、アマゴはもう1匹でたのみに終わる。

次にこれも昨シーズンよく入ったポイント。
結構流れは変わっている。
果たして以前と変わらず魚が付いているのかと不安に感じ、ここは相当しつこく流してみた。
明らかに緩流帯に流すとウグイが食ってくるが、この筋はアマゴだろうと思われるところでアマゴを2匹釣った。
まだまだ居る筈だと思いながら流すも続かない。


このようにして二日間かけて昨年の着き場で竿を出しポイントを確認した。
淵、深瀬、堰堤下、流れ込みなど、その殆どの場所でしっかりとアマゴは釣れた。
サイズは期待できないと言っても、せめて25cmくらいのサイズは出したかったと思ったが、二日間の最大魚はこれ。



目視とハンドメジャーでの計測は約22cm。
その割には体高が豊かだった。
更に釣り上げた釣後に口から消化しかかった小魚を吐きだした。
鱗の感じからカワムツかなと思ったが既に消化が進んでおり、顔が判別出来ない。
この魚のように今くらいの時期から積極的に小魚を食べている個体が居きくなるのだろうなと思いながら、写真撮影後直ちにりりース。


最終的に何匹釣ったかなど、いちいち数を勘定しているわけではないので覚えていられない。
取り敢えず今回の釣行の目的は釣り場の確認。
入ったポイントでは確実にアマゴを出した。
これらのアマゴたちの中で大型化する個体が是非ともいてくれよ願いながら流れに返して行った。

益田川と益田川の魚たちよ、今シーズンも是非とも楽しませてください。


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