goo blog サービス終了のお知らせ 

なんとかなる

どんなことも最終的にはなんとかなるの精神で、とりあえず今やれることをがんばる

ぼーっとしようよ養生法

2006-09-26 18:05:02 | レビュー
この本を読むと健康のために、きばる必要はないんだなと
思います。

健康のためになにかしなきゃとかそんな義務じゃなくて
無理しないで、楽しんで、ときには不摂生してそして健康
になろう。みたいなノリです。

楽しむために摂生。
不摂生なことには楽しいことがいっぱい。例えば夜更かしとか
飲み会とか。
だから、そのために摂生。そして、元気を溜めて不摂生。

意思の弱いひとは、健康のために我慢が続かなくなるかも。
そこが心配。

ぼーっとしようよ養生法―心のツボ、からだのツボに…東洋医学

三笠書房

このアイテムの詳細を見る

若々しい人と老ける人

2006-09-26 17:58:30 | レビュー
長寿でも、寝たきりじゃ嫌ですよね。
いつまでも若々しく生きたい。
そのための方法が書いてあります。

書いていることはそんなに難しいことじゃありません。
でもそれが継続できるかというと難しいかもしれませんが・・・。

健康に対するいろんな本がありますが、この人の本が
結構自分にはしっくりきます。

無知は老化を早めます。いつまでも若々しくいるために
ちょっとは知識をつけましょう。

若々しい人 老ける人―人生を楽しむオプティマル・ヘルスのすすめ

かんき出版

このアイテムの詳細を見る


長寿≠高齢者が本当に元気で長生きしてエンジョイしている。

オプティマルヘルスという考え方
年齢がいくつになっても自分の年齢やライフスタイルに最適で最高の心身の状態を保つ

オプティマルヘルスのために
1.適切な運動
2.心を「快」に保つ
3.サプリメントの摂取

大腿筋を鍛えると脳は活性化する。
その運動として四股踏みやジョギングが最適

現代はカロリーオーバー栄養不足の時代
栄養は、ミネラル、ビタミンを指す

心と体は一対
大脳の想像力をベースとして「心」が自律神経に支配される「体」
に影響を与える

動物は寿命のばらつきが少ないが、人間はばらつきが多い。
これは「心」が「体」に作用し、生命・健康・若さに影響を与えているため

意識しないと少ないのビタミン
知識がないひとほど摂取量を満たしていない。

運動の仕方、栄養の取り方、望ましい心のあり方など、健康を作る
要素の理解が必要。無知は病気、老ける

ストレスはノルアドレナリン、グルコマルチコイドなどの老化ホルモン
を分泌

普段の生活の中に非日常を。それが発想のひろがり、こころ余裕。
異性を意識する
わくわくは唾液腺グロブリンアンゲンを分泌。肌のつや、免疫力
を高める

過ぎたことを悔やまず、現在を楽しみ、夢や希望を忘れない

栄養について
1.ビタミン、ミネラルの栄養所要量は最低限必要な量
2.オプティマルのためには必要量をとろう。
3.微量栄養素の摂取
4.実現したい健康レベルにおいて必要量は違う
5.バランスの良い食事

今の食物はそもそも栄養素が昔くらべ少ない

サプリメントでの摂取
必要な栄養素のなかには必要量とるとカロリーが大幅増える
ものもある。また、野菜やくだものをたくさん摂取するのは難しい

活性酸素はフリーラジカルを発生→老化
活性酸素を抑制する抗酸化物質

僕たちの戦争

2006-09-24 16:35:58 | レビュー
僕たちの戦争

平成に生きるいわゆるフリーターの男と
太平洋戦争に生きる少年。

なぜかふたりは同じ顔、同じ体格の瓜二つ

なぜか、それぞれの時代を生きるはずだった
二人が入れ替わってします。

そして、平成にきてしまった少年は、自分たちの残したい
と思った日本はこんなものなのかと嘆きながらも太平洋戦争
中に帰りたいと願う。

逆に太平洋戦争にいった平成のフリーターは、軍の不条理
さに不満をもちながらも、殺されないために必死でいきながら
平成に帰りたいと願う。

そんな中、このフリーターは「回天」と呼ばれる人間魚雷に
搭乗することとなる。国のためになんか死んでたまるかと
思うこの少年が、最後に選択する決断は。


すべてが事実ではないだろうけど、なぜ人間魚雷なんかに
のるのか。

その1つの答えがこの中にある。

愛国心と騒がれる時代になってきたが、
国とはなんなのか。
国のために死ねるのか。
何のためになら国を守ろうと思うのか。

どんな国なら愛せるのか

僕たちの戦争

双葉社

このアイテムの詳細を見る

夜のピクニック

2006-09-24 16:21:03 | レビュー
夜のピクニック
第2回本屋大賞受賞作。賞に負けない良い本。
この本には青春がいっぱい。

ある学校で毎年一回歩行祭と呼ばれるものある。
それは、2日間ひたすら歩きつづけるという単純だけど
想像しただけでたいへんそうなイベント。

夜歩くだけでの高揚感
夜友達と歩きながらしゃべる秘密ごとや友達の知らない
一面を感じたり。
なんかなつかしくて、そして今もそんな自分でいたいと
思う気持ち。

人は完璧じゃない。
嫉妬や恨み、裏切りなんかもするかもしれない。
逆に自分の恵まれていることに感謝したり。

自分の感じているものは人からみればたいしたことなかったり。
しゃべったら全然いいやつやったり。

歩行祭というたった一日の夜を通して、いっぱい青春を
感じよう。

夜のピクニック

新潮社

このアイテムの詳細を見る

出口のない海

2006-09-19 16:17:22 | レビュー
映画 出口のない海

もう廃墟同然のフェスティバルゲートにある映画館でみてきました。
大阪の町ってちょっと50メートルぐらいで町の雰囲気が全然違って
みえます。ちょっと暇なら町を徒歩か自転車でまわってみるのも
楽しいかも。

で映画の内容ですが、太平洋戦争中、海軍の最終兵器として開発された
「回天」という人間魚雷にのる学生を描いたものです。
カミカゼ特攻隊が有名ですが、空だけでなく、海でも人間を兵器にして
しまうものが作られ、使用されていました。

戦争がもうすぐ終わるとわかっていて、「回天」にのって死んでいく
学生たちの気持ち。
戦争を知らない平和な時代に生きる自分には、理解できないところも
ありましたが、死への恐怖はあの時代の人も変わらないのだということは
わかった。

おすすめできるほどぐっとくる映画ではなかったけど、1つの戦争という
ものを知るにはいいかも。

今、日本も憲法改正にあるように戦争への道をまた歩き出したような気が
する。
戦争を知らない自分たちはもっと戦争をもっと国を知らないといけないと
思う。

狩人の犬 最後の旅

2006-09-14 22:07:16 | レビュー
映画:狩人の犬 最後の旅

カナダの大自然の中で、生物の調整役としての狩人と
犬の物語。

とにかく大自然の映像がすごい。そして、その大自然で
死の寸前を何回も経験しながら、たくましく生きている
狩人のすごさ。

自分だったら、一日で死んでしまうと思う。

狩人と犬の関係についてはあまり心が響かなかった
けれど、厳しい環境で、自然と調和しながら生きる
人のすごさを感じると、今の生活ってなんなんやろな
と思った。

そして、死というものは絶対訪れるもので
人間は、自然の一部であり、死は命を自然に帰すこと
なんだという狩人の感覚に、ぐっとくるもんがありました。

科学の発展で、いろいろ便利になったけど、
人はどんどん弱くなり、そして、欲望はどんどん大きく
なっていっているんだな。

ギフト

2006-09-12 17:45:43 | レビュー
この人の本は初めてですが、心や普段の生活を磨きあげれば
幸せになれるということをざざっとわかりやすくまとめられ
ています。

信じない人は信じないんだろうけど、関心のないところに
大きな気づきがあるもんですよ。

ギフト 君に贈る豊かさの知恵

大和書房

このアイテムの詳細を見る


お金を手にする2つのアプローチ
相手を叩き潰してでも「勝ち組」になり、のし上がるアプローチ
(達成感、不満、恨み、復讐のエネルギー)
物心両面の豊かさ、相手の成功の手伝い、一緒に喜ぶアプローチ
(感動・感謝のエネルギー)

夢を持つことをすばらしいこと

「モノ」を売る時代から「価値」を売る時代
価値とは、癒し、気持ちよさ、わくわく感、楽しさ、温かさ
→感動を提供するビジネス

感動を共有する人がお客様

商品を売るためにお客さんを喜ばすのではない。
お客さんを喜ばすから商品が売れるのである。

感動体験には高い確率で自分の人生の可能性が隠れている

魅力的な本物にたくさん出会う。
本物を見分けるには、出会った瞬間の感覚に集中する

必要なものはすべて自分の中にある

1.古いものを新しいやり方にする
2.新しいものを新しいやり方にする
3.古いものを新しい組み合わせにする。

「忙しい」→「心」を「亡くす」こと。

感動→対象物とのつながりを実感したとき
   モノへのこだわり、作り手の優しさ、情熱、汗の量
感動とは、サプライズ(驚き)、リスペクト(尊敬)、共感(エンパシティ)

言葉遣いに気をつける
例えば
 身につけたい → 今は身につけていないといっていることと同じ

「磨く」などの輝きの言葉に変える。

「観る」・「聴く」・「話す」を最高レベルに磨け

自分自身のキャラクターを知り、存分に演じる
演技力を磨く

振る舞いは感情を変える
例えば
 お金持ちのように振舞う
 あこれがの人のように振舞う

成功の法則
1.カヌーの法則
 流れを読み、流れに乗って、方向は自分で決める
2.棚からぼた餅の法則
 思いがけない幸運に出会う
 ※そのために準備は必要。準備していないと気づかない
3.言葉の法則
 現在形、過去形の言葉思いは現実化する
4.ニュートラルの法則
 人を接するときは自然体

言葉とイメージがつながったとき、感動そして現実化

いいセンス、いい習慣を磨こう

複数の視点を持つことは、普通の人が見過ごす違和感を新しい発想に
変えるセンス

知識→見識

どのような「リンク」が可能かという「つながり」を発見する

自分の体験を「糧」にする習慣

センサーが反応→なぜ?→仮説→根拠を探す

伝わらなければ存在しない。
だから、言葉と行動と表現を磨こう

伝えために
1.アウトプットする。
2.相手の記憶に残す
  共感することで、説得することではない。
3.共感のセンス
  いっぱい感動してこのセンスを磨こう
  自分自身をブランドにし、その魅力で顧客の感情をひきつける
4.自分の表現する舞台を決める。
  最初は「思い」と「不安」
  好きなことをやってから、やってしまった理由を探す生き方
  自分がすごい人間であると思うことが不安をなくす

20世紀 性能・価格・品質の重視
21世紀 上記に加え、共感のためのわくわく・楽しさ・エレガント
     上質、五感に訴える、感動価値

心のながのエネルギーがどれだけ高いかが重要。
バーチャルな体験はそのエネルギーを下げる。リアルな体験を。
そのエネルギーのために
 表現の機会を増やす、書くこと
 笑うこと

当たり前に表現できることそのものに価値があると気づいたとき
できることはたくさんある。

例えば、手が動くこと

「考える」「感じる」のバランス

頑張るのではない、顔晴る

価値観を押し付けるのではなく、説得するのではなく、こんな価値観
があるのだけれど、こんな面白いことを発見したのだけれど、いかかですか
というメッセージを発信し、そのメッセージに共感する人をピンと来る人に
役にたつものを作るアプローチ

お客さんが感動するのは、リアリティのある演技をライブな感覚で目の前で
共有したとき

「場」・・・たくさんの人が集まる魅力的な場所
      その場がもつとっておきな物語
   真・・・広告と体験が一致している。又はそれ以上
   善・・・ノウハウではなく、それが善いと思うから
   美・・・言葉・立ち振る舞い・システム・製品の美しさ

「間」・・・お客さんとの5mmの距離感
      上下ではなく、水平の関係であり、友達感覚ではない

「辺」・・・調和・つながり

日常シーンへ戻ったときの心配り
つらい時も、その次にくるハッピーエンドを想像する。

人生を信頼する
ハッピーエンドにフォーカスする
すべてはハッピーエンド

成功とは人生において無我夢中で過ごせる時間がどれだけ
あったかということである。

恩送り・・・恩を次の世代へとつなげていこう

命を使うとかいて「使命」である。

天使の卵

2006-09-07 11:21:15 | レビュー
「最初の機会で恋を感じないなら、恋というものはないだろう」
という文から始まる。

主人公は、ある女性に一目ぼれする。
とてもうつくしく、近寄りかたく、運命のような出会い。

人が一目ぼれして、

自分と彼女との間の線を感じたり
その距離が近づいたことに喜んだり
嫉妬したり
ただの彼女の言葉に傷ついたり
自分の小ささに嘆いたり

そんな、とても好きなひとができたときの
感情を、本当にうまく表現している。

これからもあんな感情に出会いたい。

あのどうしようもない幸せな感覚に出会いたい。

天使の卵―エンジェルス・エッグ

集英社

このアイテムの詳細を見る

ブレイブストーリー

2006-08-29 23:13:05 | レビュー
宮部みゆきの長編ファンタジーやけど、映画されるだけあり
かなりおもしろかった。

基本的に読んでいて楽しくて、感動するだけじゃなくて
その本を読むことで自分のことについても考えられる本
が自分では結構好きなんやけど、この本もそんな本。

主人公であるワタルのビジョンという世界の旅を通して
今の世の中とか
幸せとか不幸とか
生きるとはとか
いろんなことを考えさせられる。

この旅を通してワタルがどんな答えをだすのかがすごい
気になってかなり一気に読んでしまった。

生きているなかで、どちらを選択してもだれがか不幸に
なるものとか、うまくいかないこととか、いっぱいある。

そうしたものに直面したとき、どうするのか。

逃げるのか、人のせいにするのか、恨むのか、
立ち向かうのか。


正なる心も、負なる心も自分のなかにある。
だから、道を間違うかもしれないけど、そんな自分を
認めながら、勇気をもって旅をしよう。

自分に起こる問題は、自分の中にある問題で、自分が
解決できることである。

おすすめです。
ブレイブ・ストーリー(上)

角川書店

このアイテムの詳細を見る

ブレイブ・ストーリー (中)

角川書店

このアイテムの詳細を見る

ブレイブ・ストーリー(下)

角川書店

このアイテムの詳細を見る

水曜の朝、午前三時

2006-08-19 16:27:51 | レビュー
あのとき、違う行動をしていたら自分はどうなっていた
だろうと想像することがないだろうか。

大阪万博で働く中で、ある男性に出会い、ものすごい
恋に落ちるが、男性のある秘密を知り、こわくなり
分かれることに。

そのことを死ぬ間際になっても考える。

二人の恋を通していろいろ考えさせられる。
結婚とはなにか。
結婚相手とはなにか。
生きるとは。
差別とは。


水曜の朝、午前三時

新潮社

このアイテムの詳細を見る


人それぞれに物語がある。それを僕は知らないけど、父や母にもいっぱい
物語がある。20年もたてばすべてが変わる。これから20年後、今の
自分は、今をどう感じるのだろうか。
いい人とは退屈な人?
人はそれぞれ小さな世界の中で生きている
人生に直面するのは20代、その後はつけたしである。
人生は宝探し、掘り下げれば掘り下げるほどさまざまなものが見つかる
その人のことをなんでもいいから知りたいと思う
なぞがあるから知りたいと思う
二人で誰もこない居酒屋でいつまでも話していたいと思う
言葉を選ぶよりも喜びを隠すことに必死だった。
楽をしたいとおもったことは、後々の自分が過ちを犯したことだ。

後悔を恐れて口を閉じたいる人は、不幸にも見舞われることが
ないが、その代わり幸福に出会うこともない。