Akikoの人生・塞翁が馬

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あれこれ

2013-05-29 12:25:13 | 日記
あれから残念ながらTeatro Leonardo で「TOSCA」のVissi D'arte..のアリアを歌うことはキャンセルとなった。
演劇学校の行事なので生徒さんだけで行うことになったらしい。
そのお蔭というか、緊張感がとれて昨晩はゆっくりとTeatro SAN BABILA のDirettore(責任者かな?)の誕生日を祝う夕べというのを楽しんだ。歌手やコミック役者がイタリア各地から駆けつけて楽しい夕べであった。
今までではじめて生のコミック役者を観劇でき、またある程度イタリア語で笑うことが出来た。
また、演劇場に対する経営者や役者、歌手達の熱い思いが感じられて嬉しくなった。
1晩の演目は終わればそれで終わりかも知れないけれど、場所を維持する事も演じる事を続けることもそれは大変なことなのであろう。でもこに深い何かを感じる。。総てはそれが原動力になっている訳だから。。
 先日、G.Verdiに少し触れたが、その時にR.Wagnerを知らない事に気がつき、勉強する良い機会となっている。
 
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あれこれ

2013-05-21 11:07:56 | 日記
 4月半ばより5月に入って実は引越しで色々大変な事を経験している。
これからはミラノでのひとり暮らしは益々苦しくなるので、郊外の町でいい物件を探している。
しかし、郊外の田舎は家主があまり貸し馴れていないせいか、結構トラブルになっている。
早く6月までにいい家に引越しを完了させたい。

 日本で今「カルテット・人生のオペラハウス」という映画が公開上映されているらしいが、
題材はG.Verdi のミラノにある音楽家のCasa di Riposo (いわゆる老後施設)からとられているとか。私も1度だけ以前友人がコンサートで1曲歌った時に訪問した記憶がある。あまり大きいホールではないが音響はかなり良かったように思う。
この映画の存在を知って、身につまされる思いでいる。音楽家も若い頃から有名になり最期まで裕福に暮らしたと言える人は世界中でもひと握りにしかすぎないのではないかと。G.Verdi自身も若い頃は苦労したらしく、また、少し仕事が増えてくると今度は幸せの一つの灯火でもあった妻子に先立たれてしまったそうだ。その頃はこれ以上の悲しみは無いのではないかと思われる悲しみのどん底にあったと思われる。そしてその失意のどん底にあった直後にかかれた作品が「ナブッコ」。ヴェルディのお葬式でトスカニーニの指揮で数千人がその中の合唱曲を歌ったとか。[行け我が思いよ、金色の翼に乗って」である。
人生の苦悩を味わったからこそこれ程の名作を残すことができたのかも知れない。そういう彼だからこそ、ミラノに音楽家に老後の施設を建てることを考えそしてそれを実行できたのであろう。バリトンのレオ・ヌッチもG.Verdiを尊敬して止まない理由をそのように答えているのをある雑誌で最近読んだ。今年はヴェルデイ、ワーグナーの生誕200年でクラッシク界では2人の曲をお祭りのように取り上げている。ワーグナーは私の知る限りではバイエルン王国のルートヴィッヒ2世の庇護を受け、経済的には思う存分の仕事が出来たらしい。詳しい事はもっと勉強してみなければ分からないが。。
 歴史に残る名作家とか名演奏家にはやはり人生の重みがそこに積み重なっているに違いない。。

この映画、是非観ておきたい。監督はダスティン・ホフマン。
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音楽

2013-05-09 11:06:21 | 日記
 *オペラ「道化師」、せっかくいい公演ができたので再演ができないものかと、
皆で場所探しに当たっている。Edgar Allan Poe' の「Fantasmi」演出家から2、3件
紹介していただいたが オペラの責任者(イタリア人)に直接話してもらうように
頼んだ。できれば 夏のヴァカンス前に上演したいものだ。。

 *6月1日、「Fantasmi」の再演が決定。
  1,ヘンデル Lascia Ch'io Pianga
  2,モーツァルト Per pieta' bell'idol mio (以上イタリア語)
  3,「ラクメ」より 花の 2重唱、
  4,「ホフマン物語」より舟歌の2重唱、
 (3,4,どちらもフランス語。もう1度やり直さなければならない。)


 *ギターとの デュエット コンサートは 6月21日(土)
 曲は John Dowland 、初めは宗教曲かと思ったが、結構、愛の苦悩を表現していることが判り、
 時間が経つにつれて、曲と親しくなった。はまって来た(?)という表現が近いかもしれない。
 イタリア語の曲もあればよいかと、古典の歌曲を選んでおきたい。

 
 *前後するが、
 5月30日、Fantasmiの演出家 Sig.a Paola が演劇を教えている学校の生徒さんの前で
 「TOSCA」より アリア、Vissi D'arte Vissi D'amore を歌わせていただくことになった。
  有難いことである。
場所は Teatro Leonardo, レオナルド、ダ ヴィンチ の名前が付いている。どんなところか、楽しみである。


 
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