あしどりテクテク525

書と共に歩む私の日々

賞状

2008年11月14日 | 
今日は市内の某専門学校で技術コンクールが行われました。県内から選ばれた技術者が、それぞれその場で日頃の成果を発揮し、その行程や出来上がりに順位がつけられ、表彰式が行われます。毎年私は、その表彰式が始まる少し前に行き、審査が終わり次第、賞状に会社名や名前を書いています。

昨年までは、このコンクールの10日ほど前になると、関係者の方が何枚かの賞状用紙を持ってこられ、筆耕していました。なのに、今回はそれがありません。2,3日前になって「こちらで書きましたから… 」と電話がありました。

「ああ、助かった」と、思いながら、本日行ってみると、なるほど知事賞の一枚だけは直筆で書かれた賞状でした。しかし、残りの数枚は印刷…。美しい文字はまるで方眼紙をひいて書いたかのように、きれいに並べられた行書(毛筆体)でした。かなも漢字も同じ大きさで文章中の意味も考えずに改行、… 悲しいではありませんか。これが今のかたちなんでしょうか。今回、名前を入れただけの筆耕ではありましたが、書きながらも何ともいえない寂しさを感じていました。

PCでもたしか、横に並ばない操作は出来たはずなのに…

今回このことは何も話さず帰ってきましたが、… 来年もまたこのような賞状なんでしょうかね。