SAIJO StudyAbroad

海外インターンシップ・留学準備から渡航・滞在、帰国まで

留学、その後

2009-05-07 13:55:12 | Weblog
帰国から早くも2ヶ月の時が経ちました。

SAIJO生達は相変わらず、です。
でも、少し大人になったようにも感じます。
それは、留学を経て得た少しの自信と幸福感、
更には、感謝の気持ちに支えられているようにも思います。
(シアトルでのハイテンションな活動性と明るさは
帰国当初大分浮いた状態でしたが、
それも日本に馴染む程度に落ち着いてきたかもしれません(笑)。)

この2ヶ月の間に年度が変わったことになりますが、
それは留学メンバーにも大きな変化をもたらしました。
唯一の2年生は卒業して就職、
1年生達は就職活動の只中に身を置いています。
留学中の時間との連続性のなさに少々(かなり?)戸惑っているかもしれません。
私自身もそれは同じで、記憶が鮮やかな分、
遠い遠い夢の中のことだったように感じられる瞬間があります。

きっと、留学の「続き」はそれぞれにスタートしているのでしょうけれど、
最も具体的な「続き」は先月末から数回行ったプレゼンテーションに違いありません。
昨日6日の最終回に至るまで、ホストファミリーや
アクティビティで訪れた場所、日米の文化差などを話題にグループ発表を行いました。
留学メンバーから仲間に対して英語で質問がなされる場面もあり、
その積極性や英語力の面での大きな成長を感じずにはいられませんでした。

そして、最終日の6日には卒業した2年生をゲストに迎えての締め括り。
2ヵ月ぶりの再会を喜びつつ、
留学を振り返るよりも就職について語り合う学生達の姿がありました。
彼女達にとっての現実は目の前の就職なのです。
留学の経験はもう彼女達の内にしっかりとあって、
敢えてそれを取り出してみるまでもないのだということを感じました。

就職活動を行うにはひどく厳しい状況が続いています。
あの明るく元気な学生達の笑顔も少々曇る程です。
でも、留学での経験は彼女達にたっぷりとエネルギーを与え続けてくれる筈。
プレゼンテーションが終わり、
2008年度の留学プログラムもこれを以て終了となりますが、
更なる一歩と更なる成長に向けて応援を続けていきたい思います。



※ 留学の様子を見守って下さった皆様、ご愛読有難うございました。
 このブログではこの記事が最終となるかもしれませんが、
 もし(シアトルの太陽に愛される)SAIJO生達のその後について
 皆様にご報告できることができましたら、
 またそのときに更新したいと思います。
 それでは、またいつか!

                2008年度留学引率 山田雅子