著者の神田さんは今後、数年間の世の中の動きは明確に見えているとのことです。
具体的には、直近、3年間で、太平洋戦争後に匹敵する日本の大転換が訪れると述べております。
以下が神田昌典さんが考える未来予測(引用)です。
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◆2012年
・「効率」「情報」の時代が終焉し、「共感」「つながり」の時代へ本格シフト
・共感の時代のプラットフォームが、フェイスブック。そのアプリの発展により個人ビジネスがより身近に。ビジネスパーソンが当たり前のように副業を開始。
◆2013年
・中国、アメリカが激震。金融危機が発端か?
◆2015年までに
・明治維新、太平洋戦争終戦に匹敵する変革が起こる。その規模は国の体制が変わるほどであり、革命と呼んだほうが適切。価値観がひっくり返り、ビジネスよりも、宗教が価値を持つ時代がはじまる。
◆2016年
・国家財政破綻。預金、貯金も二束三文になると覚悟しなければならない
◆2016年以降
・憲法改正もありうるほどの、社会変化。電力と同様に、教育も自由化の検討へ。今後は中央集権から、地域コミュニティを基盤とする社会体制へ。
◆2020年頃までに
・北朝鮮の体制崩壊をきっかけに、儒教を電灯とする国家(日本・韓国・北朝鮮・台湾・中国)が儒教経済圏を形成しはじめる
◆2022年頃から
・ようやく次世代産業(エネルギー・医療・バイオ・環境・ロボット等)が雇用の受け皿となりはじめる
◆2024年頃には
・会社がなくなる!?
さらにその先を予想すると・・・
◆2033年までに
・NPOをはじめとした社会事業が、雇用の中心的な受け皿に。国のかたちが変わる。国境に影響されない、新しい世界政府のかたちが見え始める。
◆2050年までに
・診断技術が格段に進歩し病気が激減する
◆2067ねんまでに
・食糧革命が起こり、貧困がなくなる、等々。
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ご自分の未来予測を保守的な未来予測であると述べ、はっきりしているのはこれからの10年間で世界が生まれ変わることだと述べています。
2022年。遠い先のように思えるが、たった10年。日本の歴史からいえばほんの一瞬だ。その一瞬のために、僕らは命を燃やせるか?
という課題に向かうために、最後のページに空白を埋めるページがありました。
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題:2022年の◯◯(名前)と日本
・10年後、あなたが望むことは、すべて叶っています。まわりの光景をイメージして、簡単なイラストで描いてみてください。
・あなたが10年後に実現している、とてもワクワクすることを、いくつでも書いて下さい。
・10年後、誰の笑顔を見たいですか?
・そのとき、日本はどのように輝いていますか?
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各問いに対して、考えてみたいと思います。
あとは、文言メモしておきます。
現実という言葉ほど、不確かなものはない。現実はものの見方で変わってします。過去からの延長で現在を捉えているか、未来のあるべき姿からの逆算で、現在を捉えてきるかで違う。
ドラッカーが2002年に出版したネクストソサエティのNPOが社会の中核になっていくと予言した。それから10年たった今、それはあたっている
昨日も考えていたのですが、なぜ日本が衰退したのか。過去の成功から自分自身が脱却できないからでしょうね。
教育方法を変えない限り衰退に道を行くようです。
コメントありがとうございます!
教育方法のどこをどう変えたら良い方向に向かうのでしょうかね。私は教育については知見が全くないので、勉強したいと思っています。