老春・相聞記

老齢・熟年カップルの夜の世界のやりとり

躰が合うということは

2024-01-28 11:04:24 | 日記

S行為はテクニック以前に相手との躰があうということが究極ですね。躰があうとはどんな意味かといいます

と、体型とかではなく、躰と躰を重なることによるフィット感です。インサートした時のぴったり感ではな

く、肌と肌がぴったりと合うということなんですね。お互い、肌が吸い付くようになるのです。これは理詰め

で説明できることではありません。実際体験してみなければわからないことです。

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愛と性欲

2024-01-23 12:54:56 | 日記

女性は愛と性欲は一致しないといけないと思っている。その前提には性欲には本当の愛が存在しているはずだという幻想がある。

が、それは男性にとっては自明ではない。オスとしての男性の本質は狩猟の性であり、ひとりの相手に固執するということがない。時には愛がなくとも性欲はわく。とはいえ、本当に好きな相手でないと本物の性欲がわかないというのも事実のようである。ちなみに、好きになる要因としては外見だけでない、肉体的なこともおおいに影響するようだ。

 

 

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女性の性欲について

2024-01-17 11:15:39 | 日記

女性には性欲があるかないかということについていえば、年齢もあるでしょうが、あるんですよ。それがあたかもないのように語られてきたのは男尊女卑の日本の長い歴史がつくってきたフィクションで、つくられたものなんですね。

女性が性欲をあからさまにすることは、はしたないことであり、つつましい女性はそんなことを微塵も表にださないことが美徳とされてきたんですね。女性の性欲はあくまで受動的なものであり、男性に促されて発露するものとされてきたのです。近代以降、とくにその傾向がつよく言われるようになったわけです。

が、実際はそうではないのです。女性の性はもっと解放されるべきものであり、自由であってよいと思いますね。

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S行為は質を高めることが重要

2024-01-12 09:12:56 | 日記

年齢をかさねることで性交渉の質が向上するというデータがあるらしい。性機能は低下するが質があがるという。回数より質が大事ということだ。年をとるとともにうわべの演技ということは必要なく、本物の気持ちを出せるということになる。50台以上は70%近くの人がセックスレスになっている現状を打破するためにも性交渉の質を高める必要がありそうだ。女性は温もりのあるふれあいを求めている。セックスは愛情表現のひっとつであることを忘れないで欲しい。

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「阿部定事件」における男女の愛のかたち

2024-01-09 21:42:51 | 日記

女の性の内実は、昭和11年5月に起きた、あの有名な「お定さん」の事件が典型的な例ではないでしょうか。

好きが昂じて、殺害し、「定吉二人きり」という文字を相手の左腿に刻み込み、逸物を切り取って、それを持ち歩いていた事件です。のちに逸物を持ち歩いていたことを警察に訊かれると、殺したあとにも相手と一緒にいたいと思ったからだと供述しています。相手のすべてのものを独占したいという一念がそういう行為に走らせたということでしょう。のちに出所後の対談のなかで、定はあのことを「別に後悔してませんね。今でもあんなことしなきやよかったかしらん、と思うけども、・・・ちっとも後悔してないんです。死んだ人には悪いけどもネ。それが自分でも不思議なんだけど。・・・あたし、みんなもそうなんじゃないかと思うの。あたしみたいな考えをもってて、ただ、しなかっただけのことなのね。」と述べています。夢見たいな男が好きになって、純情一途に犯行にいたった定さんの心持ちがわかるような気もいたします。

 

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対等な接吻

2024-01-06 22:39:00 | 日記

愛愛撫の行為としての接吻。ここではあえてキスと言わずに接吻といいたい。接吻は対話のひとつ。対等な接吻。豊かな人生経験にうらうちされた愛撫としての接吻はつつましくもふくよかな快感をもたらす。

こんなことがあったことを思い出す。中秋の名月を託けての密会。それは三度目の逢い引きだった。

出逢うとともに濃厚な口ずけ。唇が少し開き、舌と舌とが触れ合う。そのまま舌と舌を絡ませながら抱き寄せる。舌が鋭敏になる。喘ぎ声が漏れる。口ではそんなことするなんて、と口走るが、もはや逆らう気持ちが失せている。髪がかきあげられ、そっと耳に熱い吐息が吹き付けられる。思わず身をそらす仕草をする。このままどんどん愛撫がエスカレートしてゆくようで、自分でも制御が効かなくなっていることに気づく。

あの時の鮮烈な記憶が鮮やかに今も胸のうちに澱のように

残る。

 

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女の性の秘密

2024-01-03 09:54:10 | 日記

人間の心も大切ですが、その心の出てくる元は躰なんです。

頭のなかに描く観念はそれはまさに血肉の欠けたもので、じっさいの肌の触れ合いによってもたらされる情感は現実的であります。もはや忘れるということがないのです。

まだ私はそこまでの心境にはなりませんが、行為のさなか、「死にたい」「殺して」と叫び狂う女がいるようです。男にとってそこまで至らしめたことは最高の悦楽といえるかも知れませんが、そのように燃え上がった女はどうしたらよろしいというのでしょうか。その鎮めかたがわかりません。舞い上がった躰はもう地上には降りてこられなくなるのです。女の性とはそのようなものです。わがままで、一人よがりで、いつまでも好きな男とつながっていたいと、そう思う性をもった生き物なのです。

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