老春・相聞記

老齢・熟年カップルの夜の世界のやりとり

愛の百態ーその3

2024-09-03 13:13:33 | 日記
女は仰向けになって、膝をやや開き気味にして目をとじた。そして、男を伺うように薄眼を開けて微笑んだ。
男はおもむろに、乳房からやがて股間へ手を滑らせた。さらに唇に軽く触れると、かすかな息が漏れる。
そして、女は目をつぶり、眉間に翳をためて、腰を片側に倒しながら迎え入れた。気がつけば、水を浴びたような湿りが大腿の付け根に滲み出ていた。
肌がみるみるうちに熱くなり、体内にこもった熱が一度に外に溢れでる様子で、さらに、汗さえ噴き出してくる。豊かな息がふくらんできたかと思うと、やがてそれは嗚咽となって漏れ出した
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