マンネリ化を防ぐためにもパートナーとはときおり工夫をこらしてS行為をするよう務めています。いつも決まったような段取りで進めるのではなく、意外性がある展開を求めています。
女の躰のなかには風が吹いています。1日足りとも同じ日はありません。ですから、その時、その時によって変化を求めることになるのです。その体内に吹く風は男性には理解できないでしょう。穏やかな風であったり、嵐のような強風が吹いていることがあるんですよ。
というわけで、女の躰はじつに微妙なんです。同じ行為であっても、快感に天と地の違いがあるものなのです。このように繊細さを兼ね添えた女体ではあるが、その精神は必ずしも繊細とはいえないのです。むしろ男性より逞しさをもっているように思えます。女性が経験してきた生理的な経験が逞しさを育ててきたのでしょう。