12月初旬 嵯峨野高校サッカー部後輩の自宅訪問し、男料理にてカニ鍋を賞味。
その帰りに花梨の実を沢山頂き、ジャム作りに挑戦!!!
花梨のレシピを探し、まずはジャム作りにかかる。
りんごのような甘い匂いと手触り感、期待しながらかかるも、渋みがとれず失敗作。
再度挑戦する!!
花梨の効能を調べると、種にヒントあり。
種は水に付けると、ゼリー状に固める特性がありこれを活かしてシロップに。
花梨のど飴がある位から、咽喉や風邪などに効果があるとの事。
種は水洗いするだけでぬるっとしてきます。 花梨の実はりんごのようで、味はなし
ジャムとシロップ作り
種と実を煮込み、煮込み汁のみ取り出し、砂糖を加え煮込む。
ジャムよりはシロップに近い(水分の蒸発次第)
ジャムにしたのがこれ
渋みもなくできたが、りんごやぶどうのような果実特有の味がなく
美味いとは言いがたく、好みがありお薦めはしない。
一つの花梨からジャムとシロップが完成!!!!!
次回作は種を最大限に特性を活かしたもの作りに挑戦します。
2回目
水800ccにて煮込む 種と実 花梨小1個分
煮汁を抽出 400ccとなり、三温糖を40G加え煮込む
200ccのシロップ完成 水分の蒸発具合はお任せ
残った実と種をしばらく寝かせ、ジャム作りにかかります!!
花梨(カリン)の栄養、効能効果(資料)
薬効:風邪の諸症状 咳止め 疲労回復
カリンはバラ科に属する落葉小灌木の果実です。早春に朱紅色の花をつけます。
果実は晩秋に黄熟し、芳醇な香りがします。
実は固く、渋味が強いので生では食べられません。
ジャム、ゼリー、砂糖漬、カリン酒などにして用いられます。
カリンの栄養素と効能効果
カリンの成分として100g中、水分84.6g、糖質13.4g、ビタミンC20mg、リンゴ酸2~3mg、クエン酸、タンニン、アミグダリンなどを含有しています。
果実の中にある褐色の種子に含まれるアミグダリンは、アルコールに漬けたり、熱を加えると加水分解してベンズアルデヒドに変化し、咳止めとしてすぐれた効果を発揮します。
効果
咳止め
風邪の諸症状
疲労回復
カリンの利用法
ジャム、ゼリー、カリン飴の他に
カリン酒
カリン(1kg)を熱めの湯で洗い、水気をきって2~3日おきます。
輪切りにして、ビンに入れホワイトリカー(35度)を8~9分目、氷砂糖を加え、密閉して冷暗所で保存します。
6ヵ月たったら実を取り出して飲みます。
カリンの砂糖漬け
子供やお酒の飲めない人に向きます。
生のカリンをよく洗い、種ごと細かく刻みます。
これをビンか密閉容器に入れ、砂糖をまんべんなくふりかけ、冷蔵庫で保存します。
砂糖のかわりにハチミツを使ってもよいでしょう。
用いる時には、カリンエキス大さじ1杯に180ccの水を加え、弱火で5分くらい煮たたせて熱いうちに飲みます。
カリンの日干し
カリンを薄く輪切りにして干します。
1日量5~10gを水200~400ccに入れ、30分位をかけて半分の量になるまで煎じます。3回に分けて温服します。