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スパイ防止法の成立を ハニートラップ 工作活動

2006-08-08 05:30:30 | スパイ防止法
海上自衛隊上対馬警備所の1等海曹(45)が、無届けで中国・上海への渡航を繰り返したうえ、持ち出し禁止の内部情報をCDにコピーして自宅官舎に保管していたことが1日、明らかになった。
 上海への渡航目的は、日本人向けカラオケ店に勤めていた中国人女性に会うためで、このカラオケ店は、在上海日本総領事館員自殺問題で登場した中国人女性が勤めていた店だった。
読売新聞)より一部引用

女性と知り合ったのは一回目の渡航の際で、中国の大学に留学経験がある同僚の元三曹が同行していた。カラオケ店に行ったのも元三曹の紹介だった。
中国新聞)より一部引用

持ち出し禁止のデータを自分のPCでコピーした上に、渡してないとは言っていても、無断で上海に渡航してたとなるとグレーだよ。しかも、その店が自殺した総領事館員が脅された女がいる店となると、限りなく黒に近いグレーでは無いでしょうか?

1.持ち出し禁止のデータを持ち出す。
2.無断で海外渡航。
3.ハニートラップにかかって自殺した総領事館員が通ってた店。

これだけの条件が揃っていてシロとは思えない。第一に、これだけ内規違反をしている人を信用しろって言う方が無理では?

こういう事が起きると、スパイ防止法の成立を望むわけだが、不思議なことに、スパイ防止法の成立に反対した政治家が何人かいる。詳しくは下記青文にて。

「たかじんのそこまで言って委員会」2005/01/30 放送分より引用

鴻池 「昭和60年代、スパイ防止法作る動きはあった。防衛庁の宮永という職員がソ連に情報売って捕まった。でも懲役1年。国を売ってる奴が1年ですよ。が、朝日新聞がスパイ防止法の反キャンペーンをやった。あと、ど、・・・土井たか子。自民党にもおる。弁護士の自民党のほとんど」

宮崎 「日弁連」

鴻池 「向こうは弁が立つ。だからつぶされた。今の財務大臣、私は仲がいいが、谷垣もそうだし、落選してる白川も、でぶちんで今閣僚の村上誠一郎も。弁護士ばっかり。日弁連に言われて、朝日新聞の尻馬に乗って・・・」

志方 「宮永事件は、紙を盗んだ窃盗罪のみ」

鴻池 「国を売ったら、どこの国でも死刑か終身刑。日本だけ懲役1年。(スパイ防止については)徹底して国のためにやらないかん」(会場拍手)


もし、上記の時期頃にスパイ防止法が出来てれば、他国からの内政干渉が減り、拉致事件も早期に解決、北朝鮮などへのミサイル関連部品の不正輸出なども起きなかったかもしれません。でもあれだろうね、もしスパイ防止法が成立しそうになると、胡散臭い市民団体が「監視社会反対」だとか、「思想の自由、行動の自由への侵害」と変な主張をして反対するだろうね。某国のスパイとか関連団体じゃないんなら、先ずスパイ防止法には反対しないと思うが、それでも多分、そういう自称市民団体とか、そういう人たちが出てくると思うので、ここに予言しとく。

子供の頃は、工作といえば夏休みの工作だったわけだが、いつの間にか工作という言葉を聴くと、スパイを連想してしまう世の中になっちまいました。何だか嫌だね~。


1 コメント

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なんとかならないか (考え中)
2006-08-11 13:26:38
また自殺者が出ましたね。スパイ防止法があればここまでではなかったでしょうか。せめて、今は自己防衛のための教育を徹底したいものです。自衛官も含めた公務員、企業。本当は学校で子供の頃からこういう問題を扱えると良いと思うのですが、日本の学校では無理でしょうね。
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