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還暦おやじの洋楽日記

HEY MR.DREAMER/STEVE EATON

前回、レニー・ルブランの稿で触れたスティーヴ・イートンのファースト・ソロを聴きます。
幾分涼しくなると、やさしい気持ちになる音楽もいいかなと思う。地味なアーティストだから忘れてたんだけどね。

Hey Mr.Dreamer
Beatin' Me With Kindness
Rag Doll
Movin' On
We're All Powered By The Same Old Juice
Railway To Heaven
Sad Tomorrow
Something About Her
Heaven's An Easy Number
All You Get From Love Is A Love Song

1974


「Hey Mr.Dreamer」は静かなフォークカントリー曲。70年初頭はシンガーソングライターの時代だったね。あの頃の感性に戻りたい気持ちを感じてしまう。「Beatin' Me With Kindness」、やさしい気持ちさせてくれるのはこんな曲。「Rag Doll」は、きれいなメロディー。アート・ガーファンクルやレニー・ルブランとは違う歌唱がいいね。「Movin' On」抑えた歌唱がつまらなくもある。アレンジしだいで化ける曲ではある。「We're All Powered By The Same Old Juice」の出だしは静かにはじまる、途中から子供の声が入って心なごむ。「Railway To Heaven」、フォーク風味の曲は退屈だけどリラックスする。「Sad Tomorrow」やわらかいアレンジが小粋。つづく「Something About Her」映画トラックにも通じるお洒落感。「Heaven's An Easy Number」はAORの先取り。最後の「All You Get From Love Is A Love Song」はカーペンターズがとりあげたことで有名な曲。

静かで地味、だけどちょっとお洒落、でもないか。ソングライターの人だから、売りをどれだけ意識したのか知らないけど、楽曲だけで勝負はちょっと横着。21世紀のアジアで聴いている俺は変わり者ザンス。

(さだ)
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