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洋楽を聴き始めた中学のころは「ロック」っう音楽って何?という状態で、とりあえずラジオでオンエアーしていたアーティストの楽曲でカッコいい曲を探していたよ。ニールの曲で初めて聴いたのは「孤独の旅路」、まぁよくラジオでかかっていたからね。で、当然レコードが欲しくなるんだけど、こづかいがない。それにもっと安くレコードって手に入らないのかなぁーって思うわけ。まぁすぐに買えるわけもなくレコード屋でジャケット眺めてるだけなんよね。で、あるレコード屋へ行ったときやっぱりよだれたらしてニールのアルバムを見ていたんだけど、その箱にはニール・ヤングやCSN&Yの輸入盤も入ってあって国内盤より安いんだよ。さらに「The Strawberry Statement 」は2枚組にもかかわらず1枚ものよりも安い!ニールの曲もCSN&Yの曲も「サークル・ゲーム」もはいっているし・・・って衝動買い。うーん。
The Strawberry Statement (Music From The Original Sound Track)
Record one
Side 1
The Circle Game/ Buffy Sainte-Marie
Market Basket(Theme From"The Strawberry Statement")
Down By The River/Neil Young
Side 2
Long Time Gone/Crosby, Stills& Nash
Cyclotron (Theme From"The Strawberry Statement")
Something In The Air/Thunderclap Newman
Record Two
Side 1
Also Sprach Zarathustra
The Loner/Neil Young
Coit Tower(Theme From"The Strawberry Statement")
Fishin' Blues/Red Mountain Jug Band
Side 2
Concerto In D Minor/Ian Fairbairn-Smith
Helpless / Crosby, Stills, Nash & Young
Pocket Band(Theme From"The Strawberry Statement")
Give Peace A Chance
(1970)
先ずは「サークル・ゲーム」、バフィ・セントメリーの歌うこの曲は青春映画の主題曲としては最高だね。オリジナルはジョニー・ミッチェルが1965年頃にニ-ル・ヤングの為に作った曲だそうだ、またそのアンサーソングがニール・ヤングの「シュガー・マウンテン」だよってなんかの記事で読んだことがあるよ。「シュガー・マウンテン」が先なのか後なのかはわかんないけどね。アメリカではそれほどのヒットじゃなかったみたいだけど、日本では大ヒットしたね。
「Down By The River」、ニール・ヤングの2枚目のアルバム(邦題:いちご白書)に収録されているダウンアースな曲。今でこそこの曲の味がわかるけど最初に聴いたときは失敗したとおもったね。
「The Loner」、ニール・ヤングの1枚目のアルバムその最初に収録した曲、ベースはジム・メッシーナってさっぱりわからん。(かみ)がライブのほうが好いといっていたが、そやね。
「Long Time Gone」、クロスビー、スティルス&ナッシュの「クロスビー、スティルス&ナッシュ」に収録、デイヴィッド・クロスビーの作曲。今様にいうと「クール」な曲、映画に合っていそうで使われてない曲。「4Way Street」でのライブは最高。
「Helpless」、クロスビー、スティルス、ナッシュ&ヤングの「デ・ジャブ」に収録、ニール・ヤングの作曲。当時は名曲って感じていたが今じゃどうてことない曲、感動的な曲になったのはヤングの楽曲にハーモニーをつけた他の3人の力。ニールは基本ソロの人だね、チームで一つの作品を作り上げるのが苦手なんだね。
CSN&Y以外に、サンダークラップ・ニューマンの「Something In The Air(革命ロック)」はニュー・ロックテイストのカッコいい曲。イギリス、アメリカでヒットしている。
俺個人としてはまぁ満足したアルバムなんだけど、当時友達からは非難を受けたなぁ。「どうせ買うならオリジナルアーティストのオリジナルアルバム、それと国内盤だよ」って。まぁそうなんだけどね、でもこのサントラのテーマ曲「いちご白書のテーマ」も心に残る珠玉のメロディーですよ。映画の評価は個人によって分かれるがアメリカン・ニュー・シネマの作品って当時の純粋な気持ちを思い出させるよ。
(さだ)
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