1月
家族4人で新年のあいさつ。
父が途中、時間は大丈夫かと言ってきたので、早めに帰るかとそわそわしていたら、それから父の話が長い。
自分の経験や知識をこの若い子たちに!との思いが強いみたいだが、みんな内心辟易している。
ドコモの予約をしていたので、そろそろ時間が…と言って退散。
結局1時間ほど滞在。
1月末
夜、父から電話。
もうどうしようもないとか、お母さんがずっと黙ってるとかぶつぶつ。
お母さんも落ち込むこともあるだろうし、話しかけたらしゃべるやろと言っても
お前たちは親子だからよく似てると結局いつもの堂々巡り。
ついつい母目線に立ってしまうのがいけないんだろうが、面倒くさい。
気にはなるので、翌日支援センターに連絡し様子を見に行ってもらうことに。
数日後訪問した時父は外出中だったらしく、母も特に問題なさそうだったと。
私もその後父から何も言ってこないので、大丈夫だと思いますと伝える。
2月
病院の付き添いのために実家へ。父は特に不機嫌でもなく普通。
4月から担当の先生がまた替わるとのこと。
大学病院から来られているので仕方ないが、今の先生は比較的いい感じだったので残念ではある。
父が同窓会があると言うので、母と夕食を食べてから帰ることに。
いつも通り掃除や片付けなどをして、買い物に出かけ、買ってきた弁当とプリンを食べてから
7時過ぎに帰る。
3月
とりあえず様子を見に実家へ。
一緒にお茶をしていたら、いつの間にか父がうとうとしている。
私が台所の片付けをしている間もいつの間にか寝ていたし。
今までそういうことがなかったので、あれっという感じ。疲れか?
1時間半ほど滞在してから帰る。
4月
病院の付き添いのために実家へ。
看護師さんが今日から新しい先生に代わりますからと言うと、父がえっ?と初耳感丸出し。
いやいや聞いたやろ。覚えてないんか。こんな風にちょっとずつ父も物忘れが増えていくんだろうな。
怖いよー。
さて今度の先生はどんな感じだろうと思っていたら、女性。しかも若いな。
30代前半に見える。(マスクしてたから定かではないが)
それにしても声が小さい。私は全然普通に聞き取れるボリュームなんだけど、
母も質問を聞き返していたし、父に至っては質問されていることに気づいてるんかって感じだし。
両親は二人暮らしで私はたまにしか来ないと説明しているのに
なぜか父ではなく私に質問してくるし。それを隣にいる父に私が再度聞くという二度手間感!
先生も特に声のボリュームを上げようという意識が見られず。
いやいや年配の患者さんが多いのに大丈夫なのかよ…と心配になる。
母が舌がひりひりすると言うと、なぜかオランザピンをやめましょうか?と先生。
(えっなぜそうなる?)
いやそれはそのままでいいです。舌は他の病院にかかっているので…と父に話を振る。
カルテ見ればわかると思うんだが。
母に特に変わりないし、父も聞かれたこと以外はしゃべらないので、
特に問題ないと思ったんだろうけど、初めてにしてはなんともあっさりした診察だった。
次回の診察は2か月後でも3か月後でもいいと言われたが、
父が2か月後でいいと言うので、今まで通りで。
とりあえずこんな感じで1か月に1回顔を出し、片付けや掃除をし、泊まらずに帰って、
父と一緒にいる時間を短くするようにしている。
父もそんなにべらべら喋るわけでもなく、私も天気の話や娘たちの近況など当たり障りのない話で済ませる感じ。
母も大きな変化はなく、少しずつ進行しているんだろうな…という感じ。
事件後、警察署の方から2度ほど電話があった。
何か問題がないか定期的に連絡を取っているとのことで、とりあえず今のところ大丈夫そうなので、
定期的な連絡は大丈夫ですと伝える。
何かあったら連絡してくださいと言われ、そう言っていだたけるだけでも心強い。
そういえば、書くのを忘れていたが、
1年ほど前だったか、父が遺言書を書いて法務局にあずけたことや(やっとだな)
永代供養のお寺や葬儀をする斎場の場所も教えてくれた。
あぁいつかはやってくるんだな。大変そうだなー。
でも、めっちゃ長生きしそうだけど。