2回目の話し合いに行ってきた。
午前中仕事だったこともあり、ぎりぎりに到着してしまったが、
始まる前に支援センターの方が父からの手紙を渡してくれた。
今回は、マイクと父専用のスピーカーが用意されていた。(その手があったか)
まずは母と面会した時の様子の報告。それから、私と話している動画を父に見せていた。
私はその間に父の手紙にささっと目を通す。
(謝罪、反省、これまでの二人の生活ぶりやこれからのことなど)
しかし、動画の音量が小さく父は聞こえなかった…と言うので、職員の方があらためて説明。
そして、在宅介護をするにあたっての条件を提示。
・ヘルパーさんを月2回から週1回に増やす。
・家事については助言したりして協力してやる。
・もし虐待があれば施設に入れる。
最初の2つについてはすぐに受け入れたが、3つ目については「はい」とは言わず、
「絶対しません」を繰り返す。(そういうとこだよな…)
そこで、3つの条件をのんでいただけるかと質問を替えたところ、「はい」と。
(あとであーだこーだ言っても総勢8人?の証人いるからな)
警察の方からはまだ不安があるということで、母の意思確認については今後どうやって継続していくのか。
ヘルパー、デイケア、デイサービスと週3回人の目が入るので、周りと連携しながら観察継続する。
他の方からは、娘さんとの関りは?
今までも時々実家に行って支援していたので、それを継続。
それから、ケアマネジャーさん変更の報告。
これは以前担当していた方がして下さることになり、一安心。
(短い間ではあるけれど、今回担当してくださったケアマネさんにも
いろいろとお世話になり、感謝の気持ちでいっぱいです)
虐待の定義(一般的な例を出しながら)について改めて確認。
その時に父が「私はそういうことはしたことありません」と言ったりするも
「これは一般的な例です」と。
母が家に帰るのは、ケアマネさんの引継ぎやヘルパーの回数を増やすなど事務手続きがあるため
来週になると伝えられると、父は不満げな様子。どうも今日一緒に帰れると思っていたらしい。
多少の抵抗の後、仕方がないと言いながらも、早く安心したい、自分の精神的な辛さを訴え、
早くハグしてやりたいと訴える。
どのタイミングだったか忘れたけど、私からも何か言うことがあればと振られたので、
自分にも至らないところがあったので、もっと話すようにしたいとか、
時々顔を出して家のことをやったりして協力したいとか、差し障りのない話を。
私自身、どう気持ちを整理したらいいのかどういう心構えでやっていくのか、
まだ若干の迷いがあるのも事実で、とりあえずできることを少しずつやっていくしかない。
話し合いが終ったあと、先に父は帰る。
結局、父とは直接話すことはなく。
警察の方から母が携帯電話を使えるなら110番の設定?ができるからと。
そうすれば警察としてもすぐに対応できると言って下さったが、
実際母に説明したとしてもすぐ忘れてしまうし、
もし父に何かされたとしても110番という発想にはならないと思うので難しいとお伝えした。
交番にも伝えて、見回りもしてくれるとのこと。
気になっていたことを支援センターの方に一つ確認。
父の受診が条件に上がっていなかったことだ。
事前に職員の方から父に条件について話して下さっていたらしく。
(だから抵抗することなく受け入れたのか)
でも、受診については今すぐにというのは難しいので、
時間をかけた方がいいだろうということになったらしい。
それから、実家に見守りカメラをつけるという方法もあると提案してくださったが、
カメラをつけると言った時点で、父が俺を信用していないと言い出しかねないので、
それは保留。
父は毎日のように支援センターに来て手紙を持って来たりしていたらしい。
(あんな面倒くさい父の相手をして下さって、ほんと頭が下がります)
で、内容が母のことばっかりだったの、娘さんは?手紙を書いたらどうですか?と
言われたところ、一晩で書き上げて来たらしい。
(確かに私のことは母の100分の1も気にしていないだろうとは思っていたが…)
でも、家に帰ってじっくり手紙を読んでみたら気になることが二つ。
まず謝罪が母に怪我をさせてしまったことに対してだけ。
いやいや言葉の暴力だよ。あれはほんとにきついから。
しかも、私に対しても胸ぐらつかんだり、言葉の暴力いっぱいあったよね。
ま、私のことはいいんだけど…。うーむ。
それから食事の支度や洗濯、買い物などは問題なくできているというのも気になる。
鍋が焦げていたり、洗濯は決まったものしか洗わないのでパジャマがシミだらけだったり、
冷蔵庫には同じものが何個も入っていたり、傷んだ食品がずっとそのままだったりと
問題がないわけではない…が、父自身気づいていないんだろう。
まぁそれは私が気が付いた時にフォローするしかない。
とりあえず今後の方向性が決まり、職員の方にはひとまず一安心だとお伝えはしたものの
不安が拭いきれるわけでもなく…。
でも、100%満足のいく選択は存在しないし、どんな選択をするにしろ後悔はつきものだと思い、
今選択できる中で最大限うまくいくように協力してやっていくしかないと思っている。