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sachikoの日記。ピアノを弾いています。現代音楽が好きです。

肥沃な音楽地帯を探る旅

2010-07-31 23:29:25 | Diary
素晴らしいコンサートに行って参りました!


新日本フィルハーモニー交響楽団 トリフォニー・シリーズ 第465回定期演奏会

リゲティ:ヴァイオリン協奏曲
ヴェレッシュ:哀歌~バルトークの思い出に
コダーイ:組曲「ハーリ・ヤーノシュ」


目当てはリゲティ!

Ⅰ.プレリュード
Ⅱ.アリア、ホケトゥス、コラール
Ⅲ.インテルメッツォ
Ⅳ.パッサカリア
Ⅴ.アパッショナート

という構成で、ホケトゥスなんか使うあたりは古典的様式を意識したと思われます。

自由すぎるカデンツァではソリストのコパチンスカヤが歌っていました。

こんな超絶超絶超絶的に至極困難な協奏曲なのに、愛嬌たっぷりにキュートな演奏を披露したコパチンスカヤに脱帽。

そして、以前テレビで聴いた時にはソリストの技巧にばかり目が行ってしまったのですが、リコーダーやオカリナを使用した特異なオーケストレーションも楽しめました。

この芸術作品はスコルダトゥーラ指定もあるし、とにかく難しい。

ヴェレッシュとコダーイも良かったですが、リゲティを聴けたことが何よりの収穫。

行って本当に本当に良かったです!



sachiko

第16回武蔵野音楽大学インターナショナル・サマースクール・イン・トウキョウ 受講生によるコンサート

2010-07-29 22:57:11 | Diary
サマースクールの修了演奏会を聴きました。

このコンサートは毎年あまりレベルが高くなくて、力があるのは分かるんだけど準備不足という感じ。

本番の二日前とかに言われるからなのかな。

去年の自分の演奏もこんなだったのかーと思うと恐ろしくなってしまいました。

そうは言っても特にイベール、ショスタコ、三善、ショパンの演奏はとても良かったし、学ぶべきことも多々感じました。


リスト:超絶技巧練習曲11番
イベール:フルート協奏曲1、3楽章
ベッリーニ:Come per me sereno oggi
ポンキエッリ:Suicidio!
ショスタコーヴィチ:ピアノソナタ1番
ドヴォルザーク:スラヴ舞曲Op.46-7
イザイ:無伴奏ヴァイオリンソナタ6番
三善晃:ピアノソナタ2、3楽章
ベッリーニ:Vaga luna che inargenti
グノー:Salut! demeure chaste et pure
ヴェルディ:Mentre gonfiarsi l'anima
ショパン:バラード1番



sachiko

コラージュ

2010-07-28 23:00:29 | Diary
Kettingのコラージュ5番を練習してみたのですが、あまり良い曲とは思えません。

コラージュという言葉通りモーツァルト、ストラヴィンスキー、ジョプリンを引用しています。

ジョプリンは要らないかな…。

というかジョプリンの音楽を知らないので、ワルツ調の明るい部分がきっとジョプリンなんだろうなと思ってるだけですが。

クラムのマクロコスモスみたいに引用する作曲家・作品を一つに限定するとか、複数引用するならツィメルマンのモノローグみたいにテーマを持たせるべきでは…。

美しくないです。



sachiko

第16回武蔵野音楽大学インターナショナル・サマースクール・イン・トウキョウ レッスン3回目

2010-07-25 23:05:10 | Diary
サマースクール最後のレッスン。

「修了演奏会に出してあげたいけど、同じクラスから同じ子を二年連続で推薦するのはあまり良いことではないと思う」

と言われました。

本当に上手かったらそれでも推薦して下さると思うのですが、「出られなかった…」と落ち込ませないための配慮なのか。

嬉しく思いました。

また通訳の方から、先生が懇談会で通訳なしで私と話せたことをとても喜んでいた、という話を聞きました。

セメツキー本人からも「年々ロシア語が上手くなるね」、と言われたのですが…ピアノは…?



sachiko

げんきくん

2010-07-23 22:20:30 | Diary
げんきくんのレッスン。

ふうかちゃんはお休みです。

最近以前より甘えるようになって「抱っこ」とか言うのですが…。

今日は左手も使って色々弾いてみたり、ワークも好きみたいで「もっと書きたい!」と言うのでたくさん書かせてみました。

直してあげると不機嫌になるので大変だけど、やっぱり可愛いー!

チューリップも一人で歌ってくれました。

来週はまたお休みになってしまうのですが、少しだけ宿題も出したので、きちんとやってきてね。



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イリヤ・イーティン ピアノ・リサイタル、河合拓始ピアノ・ソロ・コンサート「知覚と音楽」

2010-07-22 23:42:42 | Diary
非常に充実した一日でした!

まずセメツキーのレッスンでハイドンの続きとシューベルトを聴いて頂きました。

聴講生がいたのですが、何か役立つ要素はあっただろうか…。

夜はイーティンのリサイタルでシューベルトのソナタを聴き、前半で退席。

そのまま、作曲家・ピアニストの河合さんのコンサートに行きました。

高橋先生もいらしていました。

とても楽しかったです。

何といってもジョンソンの「一時間」をコンサートで聴けたのだから大感激!

また素敵な作曲家の方と出会えて幸せです!



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第16回武蔵野音楽大学インターナショナル・サマースクール イン・トウキョウ 懇談会

2010-07-21 22:51:25 | Diary
懇談会でセメツキー、受講生、大学受験から卒業まで世話になりまくった福井先生らと話しました。

ヤーウチューイグラーチ、イ、ラボータユナガスツィニッツァ。

カニェーシナ、イナグダー、ヤーイグラーユナコンツェルト、ノ、ヤードゥーマユトゥルードゥナ、パタムーシュトウミニャーニムノーガヴレェーメェニ。

とセメツキーに悩みを打ち明けました。

通じただろうか?


以前私もレッスンを受けていた30代前半の男性の先生が、学生と交際していたのがばれて、大学を解雇されていたことを知った…。



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クールマ解凍

2010-07-20 22:39:06 | Diary
予定がなかったため、一日自宅で練習。

西村、グバイドゥーリナを解凍。

昨日セメツキーにクールマの話をしたら「内緒で聴いても良いよ」と言っていました。

聴いてくれたら嬉しいけど、内緒なのが悲しいです。

ピアノを壊さない自信はあります。

あとシューベルトもやらないといけなくて、厳しい状況…。


それよりセメツキーに一度で良いから北野を聴いて欲しいなー、「今一番好きな音楽なんです!」って。

それで「カッコーイクラッスィーヴィムズィーク!」って言って欲しい。



sachiko

第16回武蔵野音楽大学インターナショナルサマースクール イン・トウキョウ

2010-07-19 22:25:09 | Diary
セメツキーのレッスンでハイドンを弾きました。

ハイドンはロマン派のハンガリー音楽なのだと話していました。

そうだったのか!

演奏に対する評価は「ニェプローハ」…「悪くはない」。

音楽とは作曲家から演奏家への「パダローク」なのだから感謝しなさい、と教わった。

パダロークとは本来はお土産ですが、「プレゼント」らしい。

そう考えると何だか幸せな気持ちになります。

しかし、ピアノもロシア語も微妙すぎる…。



sachiko

現代の音楽-2010年度武満徹作曲賞本選演奏会から-(1)

2010-07-18 23:05:07 | Diary
音楽教室の仕事を辞めました。

理由は三つ、パソコンを持っていないこと、私が音楽的な知識に乏しいこと、それから人間的な問題です。

他人と関わろうとしない、話そうとしない、そういう態度かな。


帰宅して、ラジオで「現代の音楽」を聴きました。

今日は武満徹作曲賞本選演奏会から山中さんと難波研さんの作品が放送されました。

難波さんのInfinito nero e lontanto la luceは大変美しい作品です。

ミュライユの公演からもうすぐ二ヶ月…早い。


N響アワーはマーラーの6番「悲劇的」でした。



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