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sachikoの日記。ピアノを弾いています。現代音楽が好きです。

第20回日本クラシック音楽コンクール東京予選(56)

2010-08-15 23:39:58 | Diary
日本クラシック音楽コンクール…通称「クラコン」の予選を受けました。

クラコンを受けるのは三回目、他にも伴奏で三回くらい弾いていて

「クラコンの予選に落ちる人って存在するのか?」

という疑問が浮上するほどいつもいつも全員合格。

しかしついに今日、落ちてしまいました…。

と言いたくなるくらい上手くいかなかったんだけど、やっぱり合格でした。

それから確か昨年からですが、謎なのはピアノ部門がいちいち男子の部と女子の部に分かれていること。

点数制なので、分ける意味全くなし…。

あ、あと申し込む時に、要綱に付属されている払込票が普通のサイズより大きくて、郵便局のATMに入らなかったんですけど。

過去にも色々あって「曲目の変更は一切認めません」と書いてあるのに当日行ってみたら

「事前に頂いた曲目のリストを紛失してしまったので、今日演奏する曲を書いて下さい」

と言われてびっくりしたり。

スタッフが遅刻して来たこともありました。


さて今日の演奏、予選通過ラインは100点満点で70点とされていて、これは予選通過できないだろ、と思ったほどなので低い点数で公表するのは恐縮ですが、73点でした。

本選はマツヤにしようと思います。

JPTAには「審査不可能」と言われた作品ですが、大丈夫だよね?

今日凄く感じたのは、他の参加者が一生懸命なのに対して、私って良い加減だなあ、ということ。

コンサートみたいに緊張しないしまあある意味どうでも良かったです。

曲もリストで、例えば今日この曲で100点を取れたら嬉しいだろうか?

皆とても上手くてショパンやフォーレを聴きましたが羨ましくも何ともない。

それよりライヒがやりたい。

本番前は演奏する曲の録音を聴きながら指を動かしている子もいましたが、私はYouTubeでイーチン聴いてました。

ちょっと真面目にならなきゃまずいかなあ…。

やはりコンサートであまりクラシックを弾かないために練習しなくなってレッスンにも行かないし、どんどん下手になっていく気がするので、精神的には多少無理してでもコンクールやマスタークラスを利用してクラシックを学ぶ機会を作っていかなければと思います。

セメツキーにもハイドンとシューベルトを教わりましたが、その程度のレベルの曲をたくさん練習することは、リストの超絶を一曲仕上げるより勉強になると思うから、上手に選曲しよう。

クラコン予選みたいに完璧でなくても何とかなりそうならクラシックを弾いて、本選に出られるなら本気で現代もの弾いて、コンサートではニューエイジ、ミニマルを核にしたプログラムが組めたら良いかな。

同世代の皆さんの演奏を聴き、私自身ホールで演奏して講評も頂けたし、一応本選に進むこともできたし、そして色々と考える機会となったので、受けて良かったと思います。


先週はコンサートで見ることができませんでしたが、N響アワーは第九でした。

二楽章のない第九なんて詐欺!



sachiko

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1 Comments

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コンクールとは (ピンクピアノ)
2015-02-01 16:24:38
コンクールって、審査員で、結果が、変わるんだよね~♪明らかに私の方が~と思っていても、あっ、知り合いの先生がいない~♪となると、ダメやから
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