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マクロスΔ・美雲さんの正体が話題になっている話

2016-06-22 16:39:29 | 日記
 今回はマクロスΔの話。
 ブリージンガル球状星団の各所に残るプロトカルチャーの遺跡、その遺跡の力を呼び起こす風の歌い手、プロトカルチャーの正当な後継者を名乗るウィンダミア王国……。
 今までのマクロスシリーズではあまり表に出てこなかったプロトカルチャーが、今シリーズではかなり親密にストーリーに関わってきているのが見えてきましたね。

 その中でも、プロトカルチャーの遺跡と共鳴したりと不思議な行動が多い戦術音楽ユニット「ワルキューレ」の美雲さんの正体については、あちらこちらで様々な憶測が飛び交っています。
 プロトカルチャー生き残り説、実はウィンダミア人説、一話の瓦礫を跳ね除ける力からサイボーグ説、髪の毛の変形がプロトデビルンのシビルに似ているからプロトデビルンじゃね説、ラグナのクラゲ女神説と、真剣なものから冗談交じりのものまで語られているのが現場です。

 美雲さんの不思議な点を幾つか書き出してみるとこんな感じ。
 ・言動がミステリアス
 ・強力なフォールドレセプター保有者
 ・優れた身体能力(生き埋めになっても平気だったり、バルキリーの上に立ち乗りしたり)
 ・私生活が謎(他のメンバーと違って寮に入っていない)
 ・水中や海辺に一人でいるシーンが散見される(なお、全裸の模様)
 ・プロトカルチャー遺跡に呼応している?

 これから考えると、美雲さんって『人魚』のイメージでキャラクターが作られているのかなと感じます。
 声を失くして足を手に入れた人魚姫ではなく、声、つまり歌うことを手放さなかった人魚姫……ワルキューレの歌姫としてもしっくりくる設定です。
 水中シーンでは下半身(足)を故意にアングルから外してるのも意味ありげですし、惑星ラグナに戦術音楽ユニット「ワルキューレ」の拠点が置かれているのは、マイクローン化の様に人魚の体を足に変換する装置がラグナの遺跡にしか存在しないとか、長期間水辺を離れられないからとも考えられます。
 風の歌い手と同様の役目を持っている可能性があるけど、遺跡に関してはそれほど詳しくはない。ただ、その能力故に、遺跡に踏み込むことでプロトカルチャーの残したメッセージに触れることが出来てしまうというところでしょうか?
 言動から、かなり本能というか感性の赴くままに行動しているところがあるので、その点ではマクロス7のバサラに似てるかもしれません。

 さて、美雲さん以外にも、キーとなる多くの謎がマクロスΔには存在します。

 現在、ヴァールシンドロームの引き金としてのみ機能しているプロトカルチャー遺跡。しかし、本来の機能はそんなものではなかったはずです。惑星中心まで伸びるシャフトは惑星の力を吸い上げるためのものなのか。それとも惑星に何かの力を注いだ跡なのか。
 果たして、プロトカルチャーが最後にたどり着いたブリージンガル球状星団で何を成し、何処へ消えてしまったのでしょうか? 

 何故、ウィンダミア人は短命の種として生み出されたのか? その意味は? そもそも本当に身体能力の高さと引き換えの短命さなのか?

 ウィンダミアの背後にチラつくイプシロン財団の影。遺跡調査の名目で暗躍する彼らの真の目的は新統合政府の転覆か?

 そして、今戦争の引き金となった次元兵器の使用痕跡と言われるウィンダミアの大地に穿たれた傷痕。どちらの陣営が使用したかが、双方で食い違う。おそらくは、これが何者によって行われたかが明らかになることで物語はクライマックスへなだれ込むことになるでしょう。

 あ、あとレディMの正体。一部ではミリアじゃないか? とか言われてますが、この作品Mが頭文字の女性多いんですよね。ミレーヌ、未沙、ミンメイ……。

 まあ、まだ物語的には語られていない部分も多いし、今後も語られない部分が多々あると思いますが、ここまでのまとめとしてみていただければ幸いです。とりこぼした話や、個人的に勘違いしている部分もあると思いますので、その点はご容赦願います。

 という、予想が外れたら笑ってやってください的な話。個人的にはクラゲ女神も捨てがたい(笑)。

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