6話で決闘に敗れ処分された様に見えるエラン・ケレスこと強化人士4号(以降単にエラン)。
しかし、本当に処分されてしまったのでしょうか?
考察界隈ではガンダム世界だから非情……みたいな風潮があるのは否めませんが、今やネット配信で海外勢もほぼ同時に視聴できる時代。ガンダムコンテンツを売り込んでいく上で、そこまで非情かつ冷酷な展開をするだろうかという気もします。水星の魔女はプロスペラによる復讐劇と頭から考えてしまうと考えが硬直してしまいますから、ここではもうちょっと優しい世界の考察押していきます。
ネット上でも幾つかエラン生存説が囁かれていますが、まあベルメリアが処分を偽装して逃したという説で行きましょう。思い入れもあったみたいですし、今までの被験者の末路から負い目もあったと思います。
では、エランはどこに行ったのか?
先ず、ペイル社で回収……はありません。処分を指示した側ですしね。
ベルメリア自身が近くに匿っているのも無いでしょう。彼女はペイル社から常に監視されている身です。ごく短期間脱出の手引き位が限界でしょう。
手堅くいくなら地球や辺境への脱出。貨物に紛れたりすれば何とか行けそうです。ただし、その後顔も身分無くした彼には辛い人生が待っていそうです。
そして今回の本題、アステカシア学園に潜伏。脱出するなら何らかの関門を抜ける必要があるので、隠れ家が確保できるなら一番確実そうです。
では、エラン自身の意思は生き残れたとして何を求めるでしょうか?
エランは自分を救ってくれたスレッタの行く末を見届けたいと思うのではないでしょうか?
そこで浮かんでくるのが顔を変えて地球寮に潜伏するという案です。
地球寮はニカを含めてかなり訳アリの面々が揃っています。どうやら慈善事業の一環として地球の子供達を受け入れているようですが、その実企業の思惑が絡んだ人物を潜り込ませやすい場所となってます。ペイル社が強化人士の候補者や諜報関連の公にできない人材を隠す為に席が用意されていてもおかしくはないでしょう。または、経済的に困窮している人を買収して入れ替わるのも他の寮と比較すれば何処にも属さない分容易いかもしれません。というかどこにも属していないということはデリング総帥肝入りの事業の可能性があるので、デリングかプロスペラが保護した人物を隠す為に最初から用意されてたりして……。
顔を変える事自体は、決闘で勝利した時の報酬として準備されていたと考えると速やかに行えるはずです。
では、誰と入れ替わったのか?
エランが処分されたと同時に地球寮に転入生が来たら怪しすぎますよね。ただでさえスレッタやミオリネが出入りする様になって他の企業から注目されている場所です。ということは誰かと入れ替わったと考えるのが妥当でしょう。
地球寮の面々でエランが入れ替わることができそうなのは一人、ちょんまげヘアの「ティル・ネイス」です。
寡黙で物静かなメカニック科3年の男子。背格好も近く、口数が少ないのでエランの元々の性格と合わせて比較的入れ替わり易い人物です。入れ替わり時期は8話の株式会社ガンダムの設立準備に右往左往するちょい前位かな?
この考えに至ったのはあの9話でのティル先輩の不自然な活躍。メタ視点では、あそこでティルが活躍する意味がないので何故と考えていたらエランと繋がったという身も蓋もない話なのですが(笑)。
9話では、リリッケの援護に入り「メカニック科にしては筋がいい」と言われてますよね。身分を隠しているけどパイロットとしての技量が垣間見えてしまったシーンです。しかも、上位ランカーの彼女達だからこそ、モビルスーツの頭部(ブレードアンテナ)を破壊した時点でリタイヤとみなすと踏んで、頭部を破壊された後は動けないふりをするという芸を見せています。実際にはリーダー機のブレードアンテナ破壊が勝利条件なので、手足の破壊ぐらいしておくべきなのだが、一対一の決闘に慣れているが故に見逃しているんですよね。まあ、この後の話の流れからミオリネの作戦かもしれませんが。
その後、ミオリネが予想した通りシャデクがとどめを刺しに来るのを待ってチュチュのスナイプで決着。この時、両脚を破壊されたチュチュのデミトレーナをティルとリリッケのザウォートで支え、ケーブルが切断されたビームライフルを二機のザウォートのジェネレータに直結して本来あり得ない出力(射撃後に砲身が溶けるほど)で遠距離射撃、更に駆け引きの難しいタイミングの指示までしてます。うん、普通じゃないですよね。
ということでエランはティル先輩説を展開してみましたがいかがでしたでしょうか?
また彼の活躍が見れる日が来ると良いですね。何か新しいニセエランぶん殴ってしまいそうではありますが(笑)。
しかし、本当に処分されてしまったのでしょうか?
考察界隈ではガンダム世界だから非情……みたいな風潮があるのは否めませんが、今やネット配信で海外勢もほぼ同時に視聴できる時代。ガンダムコンテンツを売り込んでいく上で、そこまで非情かつ冷酷な展開をするだろうかという気もします。水星の魔女はプロスペラによる復讐劇と頭から考えてしまうと考えが硬直してしまいますから、ここではもうちょっと優しい世界の考察押していきます。
ネット上でも幾つかエラン生存説が囁かれていますが、まあベルメリアが処分を偽装して逃したという説で行きましょう。思い入れもあったみたいですし、今までの被験者の末路から負い目もあったと思います。
では、エランはどこに行ったのか?
先ず、ペイル社で回収……はありません。処分を指示した側ですしね。
ベルメリア自身が近くに匿っているのも無いでしょう。彼女はペイル社から常に監視されている身です。ごく短期間脱出の手引き位が限界でしょう。
手堅くいくなら地球や辺境への脱出。貨物に紛れたりすれば何とか行けそうです。ただし、その後顔も身分無くした彼には辛い人生が待っていそうです。
そして今回の本題、アステカシア学園に潜伏。脱出するなら何らかの関門を抜ける必要があるので、隠れ家が確保できるなら一番確実そうです。
では、エラン自身の意思は生き残れたとして何を求めるでしょうか?
エランは自分を救ってくれたスレッタの行く末を見届けたいと思うのではないでしょうか?
そこで浮かんでくるのが顔を変えて地球寮に潜伏するという案です。
地球寮はニカを含めてかなり訳アリの面々が揃っています。どうやら慈善事業の一環として地球の子供達を受け入れているようですが、その実企業の思惑が絡んだ人物を潜り込ませやすい場所となってます。ペイル社が強化人士の候補者や諜報関連の公にできない人材を隠す為に席が用意されていてもおかしくはないでしょう。または、経済的に困窮している人を買収して入れ替わるのも他の寮と比較すれば何処にも属さない分容易いかもしれません。というかどこにも属していないということはデリング総帥肝入りの事業の可能性があるので、デリングかプロスペラが保護した人物を隠す為に最初から用意されてたりして……。
顔を変える事自体は、決闘で勝利した時の報酬として準備されていたと考えると速やかに行えるはずです。
では、誰と入れ替わったのか?
エランが処分されたと同時に地球寮に転入生が来たら怪しすぎますよね。ただでさえスレッタやミオリネが出入りする様になって他の企業から注目されている場所です。ということは誰かと入れ替わったと考えるのが妥当でしょう。
地球寮の面々でエランが入れ替わることができそうなのは一人、ちょんまげヘアの「ティル・ネイス」です。
寡黙で物静かなメカニック科3年の男子。背格好も近く、口数が少ないのでエランの元々の性格と合わせて比較的入れ替わり易い人物です。入れ替わり時期は8話の株式会社ガンダムの設立準備に右往左往するちょい前位かな?
この考えに至ったのはあの9話でのティル先輩の不自然な活躍。メタ視点では、あそこでティルが活躍する意味がないので何故と考えていたらエランと繋がったという身も蓋もない話なのですが(笑)。
9話では、リリッケの援護に入り「メカニック科にしては筋がいい」と言われてますよね。身分を隠しているけどパイロットとしての技量が垣間見えてしまったシーンです。しかも、上位ランカーの彼女達だからこそ、モビルスーツの頭部(ブレードアンテナ)を破壊した時点でリタイヤとみなすと踏んで、頭部を破壊された後は動けないふりをするという芸を見せています。実際にはリーダー機のブレードアンテナ破壊が勝利条件なので、手足の破壊ぐらいしておくべきなのだが、一対一の決闘に慣れているが故に見逃しているんですよね。まあ、この後の話の流れからミオリネの作戦かもしれませんが。
その後、ミオリネが予想した通りシャデクがとどめを刺しに来るのを待ってチュチュのスナイプで決着。この時、両脚を破壊されたチュチュのデミトレーナをティルとリリッケのザウォートで支え、ケーブルが切断されたビームライフルを二機のザウォートのジェネレータに直結して本来あり得ない出力(射撃後に砲身が溶けるほど)で遠距離射撃、更に駆け引きの難しいタイミングの指示までしてます。うん、普通じゃないですよね。
ということでエランはティル先輩説を展開してみましたがいかがでしたでしょうか?
また彼の活躍が見れる日が来ると良いですね。何か新しいニセエランぶん殴ってしまいそうではありますが(笑)。