ジン・ジン・ジン!てなカンジで今日はサボテンの『ジン』をボクたちが紹介しまーす

び「ねぇねぇ、ジンってどんなお酒?」
く「そんな事も知らないのかい?よーし、ボクが簡単に説明してあげるよ」
ジン(Gin)とは、大麦、ライ麦、ジャガイモなどを原料とした蒸留酒。ジュニパーベリー(Juniper berry、ねずの実)によって香り付けがされているのが特徴的。
1660年 オランダのお医者さんが解熱・利尿用薬用酒として作ったジェネウ゛ァ(Jenever)が起源。美味であったため一般化した。
1689年 イギリスに持ち込まれ、人気を博した。このころ名前も短く『ジン』と呼ばれる。
19世紀半ばに連続式蒸留器が発明されると、これまでより飛躍的に雑味が少なく、度数の高いスピリッツが蒸留できるようになり、ジンの製法も大きく様変わりした。原料自体は大きく変わらないが、まず連続式蒸留器でアルコール度数の高いスピリッツを作り、そこにジュニパーベリーなどの副材料を加えて単式蒸留する。これが現在主流であるドライ・ジン(Dry Gin,「ロンドン・ジン」とも呼ばれる)である。
び「へ~、元々は薬用酒だったんだ。」
く「そう、『養○酒』も味がよければ一般化したのかもしれないね。
一口にジンと言ってもいろいろな種類に分かれているんだ。」
・ドライ・ジン
・ジェネヴァ
現在でもオランダで作られている、より原型に近いジン。
オランダ・ジンとも呼ばれる。
原料を糖化、醸造した液体に副材料を加え、単式蒸留する。
・オールド・トム・ジン(Old Tom Gin)
ドライ・ジンが作られるようになる以前、雑味を抑えるために砂糖を加えたジン。
カクテルのトム・コリンズは本来このジンを材料とする。
・スロー・ジン(Sloe Gin)
ジュニパーベリーの代わりにスローベリー(Sloe berry,コケモモの一種)を副材料とするジン。
「ジン」と名が付いてはいるが、スピリッツではなくリキュールの一種となる。
び「うわぁ、いろいろあるんだねぇ」
く「サボテンではドライ・ジンの中から2種類を提供してるんだ。
ボンベイサファイアとギルビージンだよ。」
ギルビージン
100年以上前から受け継がれたロンドン・ ドライ・ ジンの正統派。
ジュニパーベリー(杜松の実)、 コリアンダー、オレンジ・ ピール、カラマンシなど計12種類のボタニカル (植物性成分)をふんだんに使用し、柑橘系の香りが際立つ清涼感あふれた、スムーズな味わい
ボンベイサファイア
通常のジンでは、香り付けにジュニパーベリーを中心とした4~5種類のボタニカルしか使用しないが、ボンベイ・サファイアは、世界各国から厳選して集められた10種類のボタニカルを使用し、ヴェーパー・インフュージョンという独特な製法を採用。この独特なの製法が、ボンベイ・サファイア特有の深く華やかな香りと味わいを創り出している。ボトルから注いだ瞬間、カクテルと呼べるプレミアム・ジン。
く「こんなカンジだけどわかったかな?きみはいつも寝ぼけた顔してるからなぁ...」
び「うん...なんとなく、わかったよ」
く「百聞は一見にしかず。みなさんもとにかく飲んでみてください!以上、お相手は...」
び「びっくばぁどと、」
く「くっきぃもんすたぁデシタ!ばいばい」
ボンベイサファイア ¥600
ギルビージン¥450