舞台を終えて

昨日、JAM舞台3部作の2本目『Mr.Dance Man』が無事終了しました。見に来て頂いた皆様、本当にありがとうございました。そしてたくさんの差し入れ、メッセージ、暖かいお言葉の数々…この場を借りてお礼申し上げます。今回は加藤先生の演出でJIMMYの絵が描かれたパネルがあるだけで、後は木の床があるだけ。ダンサー達はJIMMYが優しく微笑んで見守ってくれている舞台の上で純粋に『タップ』を踊りるだけ…僕も純粋に『タップ』を踊るだけ………そう…’99年の初舞台のように………。ここ芸術劇場小ホールは僕にとって初めてタップインの舞台に出させてもらった特別な場所。そして今回はそれからの自分自身の時間を見つめ直す舞台でした。決して今までの自分を否定する訳ではないのですが、ここ最近の自分の生き方では通用しない何かがJAMの舞台にはあってそれを何とか乗り越える時間でした。だから今までの自分を全部捨てて、もちろんプライドなんて必要なく『初心』に帰って挑みました。きっかりを与えてくれたのは加藤先生であり、また素晴らしい『仲間』でした。そして今回の舞台を終えてあらためて10年前
にここから始まることが出来てよかった、そして今回の舞台
の出れてよかった、本当にそう思います。感謝です。まだ6月28日の『SHOW DOWN』がありますが、大袈裟な言い方かもしれませんが、今回の舞台からまた次のタップ人生が始まった、そんな風に思える苦しかったですが有意義な時間でした。今日ぐらいは少し身体を休めます。おつかれさまでした。ありがとうございました。 加藤 忠