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「メモ程度に。」な趣味ブログです

Captain's annunciators 80%完成

2012年04月27日 | フライトシム
とりあえず、Captain側annunciatorのユニットがだいたい揃ったので
用意していたアクリル板に固定してみました

OpenCockpitsの「test_outputs.exe」というテストツールを使ってLEDを全灯させた状態です


裏面に BU0836とマトリクス入力ボードを固定して、スイッチ類はこれに接続します


スイッチの接続で注意点がひとつあって、このマトリクスボード(というか、BU0836自体もそうですが)に
トグルスイッチ(2接点以上)を接続する場合、接続する向きに制限があります

マトリクスボードは 1接点1回路なので、プッシュスイッチの場合はそのまま接続できますが
トグルスイッチのように1回路で2接点以上必要な場合、複数の接点を使うことになります

回路図にするとこんなイメージ

回路の軸になる端子は、接点数の分をあらかじめ短絡させておく必要がありますが
この短絡側の向きを間違えると、実際の入力信号はBU0836では正しく処理されません
そのため、マトリクス回路であらわすとダイオード側の端子をスイッチの軸側端子として短絡させます


これでトグルスイッチのON-OFF-ONが、正しく処理されます


間違って逆側の端子を短絡させてしまうと、こうなります



Boeing Clock その2

2012年04月18日 | フライトシム
さて次は、LEDの回路を作る必要がありますが、まずはLEDを基板に乗せるところからです。
この7segmentLEDは足のピッチが2mmなので、2mmサイズの基板を秋月電子に発注しました
基板が届いたのでさっそくLEDを乗せてみると・・・・



ピンとピン間のピッチは確かに 2mmでぴったりなのですが、LED同士の間隔が大きく開いてしまいました
これだと大幅にパネルの内枠を超えてしまい、まったく収まりません・・・
む~どうしようかこれ

いろいろ考えてみましたが、あまり良い方法も思い浮かばなかったので
とりあえず、今度は手元にあった通常のユニバーサル基板(2.54mm)に無理やりLEDを乗せてみました



これでもまだ隙間は空きますが、2mmピッチの基板よりもLED間は狭くなるようです
基板に固定できなくは無いですが、ピッチが合わないために、しっかり基板に刺すことができず、ちょっと浮いてしまいます

この状態でパネルに重ねてみると・・・



まだ若干両サイドのサイズが合わず差し込むことは出来ませんが、チョット削ればなんとか入りそうです
ちなみに、7segmentLEDのピンはこんなになっちゃいます



無理やりピン穴をあわせてるので、仕方ないですね・・

Boeing Clock その1

2012年04月17日 | フライトシム
いろんなコックピット写真を見ていると、737NGのクロックって
実物がすでに液晶なんですね・・・

さすがに時計1個表示させるのに液晶パネルをあてがうのも贅沢な気がするので
これもやっぱり OpenCockpits のパネルを使って作ることにしました
揃っているパーツとしては


・・・うーん、どうしようかこれ(汗

Boeingのクロックには、時刻表示、日付表示、ストップウオッチ等の機能がついてますが
とりあえず雰囲気付けのためにFSXのゲーム内時刻が表示できるくらいで良しとします

ちなみに完成品としては、sismoの737NG Clockと FlightIllusionのGSA70がありますが
sismoは説明を読むと単独動作(FSと連動無し)っぽいし、FlightIllusionは
インターフェースと合わせて購入する必要があるのでかなり高額になってしまいます。

そんなわけで、ここは何とか自作してみます。

デジタル時計が表示される部分は、7セグメントLEDを使います。
しかし・・このOpenCockpitsのパネルは、表示部分のサイズが、11mm x 29mm しかあいていません
となると、縦11mm x 横7mm の7セグメントLEDを使うしかありません

・・・例によって、これがまた見つからない

このサイズの赤色LEDなら秋月電子にあるのは見つけたんですが、Boeingクロックは
LEDが黄色っぽい色みたいなので、黄色を探しますが・・・無い

散々ネットを探し回って、ローム社の7segLEDを見つけました


デジタル時計LEDの時・分の間にある「:」の表示は再現できませんが
これなら、時計表示のために4つ並べても28mmなので、ギリギリ入るはず

・・・・と思ったのですが、パネルの内枠部分の角が丸くなっていて、LED4つ並べると入りませんでした
仕方ないので、ヤスリで平らに削ってみました


ある程度平らになったので、LEDを差し込んでみると・・


うーん、これなら何とかいけそうですね

「MASTER CAUTION」と「FIRE WARN」

2012年04月10日 | フライトシム
「MASTER CAUTION」と「FIRE WARN」ボタンです。 これがないと始まらないですよね

しかしこれも結構悩みました・・
B737は、ボタンの操作部のパネルが クリアの赤と橙色のボタンに文字が印刷されていますが
OpenCockpitsのキットに含まれていたパネルは、他のAnnunciatorと同じ黒いボタンに抜き文字なんです



雰囲気を考えると、これも sismo や Flyengravityのボタンを使ったほうが良いのですが
押しボタン全体のサイズを考えると、今考えているパネルには合いません

・・・というわけでここは妥協して、OpenCockpitsのパネルで自作してみることにしました

とりあえず、ボタンの仕様はLED点灯+押しボタンなので、前回 ASAパネルに使用した KP02スイッチを使いました



KP02は赤・緑のLED点灯なので、「MASTER CAUTION」は赤のみ。
「FIRE WARN」の橙色は、緑LED側の抵抗値を上げて輝度を落としたものを
赤と同時点灯させることで擬似的に橙を作りました


↑わかりづらいですが、一応左が赤、右が橙に光ってます

ボタン部に直接パネルを重ねると光が拡散しないのは、前回のAnnunciatorでわかったので
今回は厚さ 5mmのアクリル板をそれぞれパネルに貼り付けました

KP02スイッチに重ねるとこんな感じ



赤と橙が綺麗に点灯できました。一応これでできあがり

・・・しかし、KP02に乗せるにはギリギリというか、厳しいサイズかも
KP02のボタンは縦横 17mmしかないのに対し、「MASTER CAUTION」は縦横 30mm
そこに 5mm厚のアクリルを挟んでいるので、ボタンのパネル自体が結構な重さで
両面テープでやっとくっ付いてる感じです・・・そのうちボロっとボタンが落ちそう

Annunciator をどうするか その3

2012年04月04日 | フライトシム
AnnunciatorのLEDの選定は前回できたので
今回は、基板に乗せてそれらしく並べてみました


Captain部分のAnnunciatorです。左から
[BELOW G/S P-INHIBIT]、[SPEED BRAKE ARMED] [SPEED BRAKE DO NOT ARM]、[STAB OUT OF TRIM]
となっています

LEDは交換できるようソケット付けで固定し、配線しています
今回はスイッチが無いので、単純にLEDの点灯部分を引き回すだけだったので
比較的楽に製作できました

OpenCockpitsのUSBOutputsに接続して、とりあえず点灯テスト


実物では、それぞれの Annunciator はプッシュスイッチ式になっているようなので
本当は押しボタンにするべきところですが、Prosim737には今のところMIPのAnnunciatorはスイッチ割り当てがなく
LED点灯のみのようなので、それに習って手抜きします!

ちなみに真ん中のソケットは、今後何か追加したい時用の予備ソケットです。