『地球が静止する日』

ここのところ
いまいち見たい洋画の公開がなかったシウの方の映画館。
期待ワクワクで行ってきた。

劇場予告でさんざん見せられた『地球が静止する日』。
相変わらず良いシーンはけっこう予告で見ている感じだった。
１９５１年ロバート・ワイズ監督による『地球の静止する日』の
リメイクなんだよね。
（“の”と“が”がややこしくて面倒。）

やっぱり最近のハリウッドは
ヒット・シリーズものかリメイクもの。
もちろん、先日の僕らのミライへ逆回転とは
リメイクの質が全然違うんだけどね。（あたりまえだ）

キアヌ様はシウの大好きな“変人奇人”俳優。
薄ら汚い格好でウロウロしたり
ホームレスの女性と路上で話し込んだり、
ゲイかと噂されれば、女優と付き合ったり、
話題に事欠かない男。
きっと本当の自分はミュージシャンだと思っているんだろうと
思われる節があるよね。

ジェニファー・コネリーはあまり好みの女優さんではないんだけど
今回は良かった。
やっぱり“優等生”役。
ウィル・スミスの息子と良いコンビだった。


よく言われている
地球を滅亡に導くようなウィルスや菌が次々に出てきているというが、
本当に地球を滅亡させる元凶は“人間”。
人間こそが
地球を滅亡させるために生まれた“菌”みたいなものなんだ。
というのが、現実となる話し。

大洪水が、あんな形で表されるのかと怖かった。
流されたり、吹き飛ばされたり、ではなく
人間の創造したものが跡形もなく消えていってしまう。
本当にあんな風に瞬時に溶けたりはしないだろうけど
人類が居なくなったら
人類の作ったものなんて
どんどん風化してしまい、
あんな景色は宇宙の時の流れからしたら
あっという間に現実になるんだろう。

窮地に落ちた時こそ、変われる。

今、完璧に窮地だよね。
奇しくも、全ての品物が今、減産になってきているけど、
それはすべきことだったのかも。

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