『わが心のボルチモア』

何が良かったのか
これ、っていう理由が無いのだけど
なんだかとても心に残る作品だった。

『ニューシネマパラダイス』を想像させる↑の二人かな。

おじいさんと孫。

孫役はあのイライジャ・ウッド。
彼はなかなかの名優なのだと今更だけど思わせる。

特に大きな事件も起きず、
淡々と進む物語。

東欧からの移民一族が
家族を大切にしながら
アメリカンドリームを探っていく。

時として
大成功したり、失敗したり。

でも脈々と受け継がれる家族の絆というものの確かさを
丁寧に表現している。
そこのところが
大きなわざとらしい盛り上がりなんかを必要とせず、
深い物語を描くことに成功していて
心に残る強い印象になっているのだろう。


良い作品を見たなと思う。


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