2012年2回目の更新です(^_^;)
この春、道央圏でカタシロワシを観察しました。
地面に降りているところを発見し、「オジロワシ幼鳥にしては黄土色っぽいなぁ」と思いました。
大きさは、モビングしていたハシブトガラスと比較して、明らかに大きく、感覚的にはオジロワシと同大に見えました。
その後、飛び立つと尾に白色部はなく、風切羽の黒褐色と雨覆の黄土色のコントラストが印象的でした。
また、内側初列風切が淡色で、ちょうどセグロカモメの1st-winterの「window」のようになっているのも印象的でした。
図鑑や海外のwebサイトを見ていると・・・
1.体色や尾羽の白色部がない点などからオジロワシ幼ではない
2.イヌワシやカラフトワシも体色が異なる。
3.ソウゲンワシでは内側初列風切に淡色部はなく、下面の雨覆の先端が淡色なため、翼下面に淡色帯がでるという特徴が見られない。
といった点から、この個体がカタシロワシの若い個体で間違いないだろうという結論に至りました。
二列風切の羽縁にバフ色みがないことから幼鳥ではなさそうで、第2回あたりかなぁと思います。
北海道では、1992年2月と1998年3月に根室で記録がありますが、写真の有無は不明です。
今回の観察は、おそらく北海道でカタシロワシが撮影された初めての記録になるかと思います。
もし、北海道内での目撃情報をご存知の方がいらっしゃいましたら、ぜひご一報ください!
その後、自分自身や知人が観察された場所周辺を何度も探しました、再発見はできませんでしたので、
春の北上時に、一時的に立ち寄ったものと考えられます。
とても貴重な観察ができてとても幸運でした!!
この春、道央圏でカタシロワシを観察しました。
地面に降りているところを発見し、「オジロワシ幼鳥にしては黄土色っぽいなぁ」と思いました。
大きさは、モビングしていたハシブトガラスと比較して、明らかに大きく、感覚的にはオジロワシと同大に見えました。
その後、飛び立つと尾に白色部はなく、風切羽の黒褐色と雨覆の黄土色のコントラストが印象的でした。
また、内側初列風切が淡色で、ちょうどセグロカモメの1st-winterの「window」のようになっているのも印象的でした。
図鑑や海外のwebサイトを見ていると・・・
1.体色や尾羽の白色部がない点などからオジロワシ幼ではない
2.イヌワシやカラフトワシも体色が異なる。
3.ソウゲンワシでは内側初列風切に淡色部はなく、下面の雨覆の先端が淡色なため、翼下面に淡色帯がでるという特徴が見られない。
といった点から、この個体がカタシロワシの若い個体で間違いないだろうという結論に至りました。
二列風切の羽縁にバフ色みがないことから幼鳥ではなさそうで、第2回あたりかなぁと思います。
北海道では、1992年2月と1998年3月に根室で記録がありますが、写真の有無は不明です。
今回の観察は、おそらく北海道でカタシロワシが撮影された初めての記録になるかと思います。
もし、北海道内での目撃情報をご存知の方がいらっしゃいましたら、ぜひご一報ください!
その後、自分自身や知人が観察された場所周辺を何度も探しました、再発見はできませんでしたので、
春の北上時に、一時的に立ち寄ったものと考えられます。
とても貴重な観察ができてとても幸運でした!!
猛禽のカテゴリーを見てみると何と「カタシロワシを観察」の記事が!!
びっくりです。
私の拙い知識では、鹿児島県薩摩川内市などで数年渡来していた個体の写真を図鑑などで見ていました。
道内で撮影された写真は見たことがありません。
非常に貴重な観察例だと思います。
これからも遊びにきます。
よろしくお願いします。