サンゴの産卵にもいろんな種類があって、
雌雄がしっかり分かれていて、
もちろん夜が多いんですけど
日中にするサンゴもあったり、
放精と放卵が別々に行われるタイプもあります。
が、一番想像しやすいのが、
精子と卵子が入った丸いバンドルというやつを
ポンポン出してくのだと思うんです。
初めて見た時は全然わからなかったんですけど、
産卵前の兆候でこのバンドルが
何となく見えちゃうんですよね。
バンドルセットとか言うらしいです。
こんな感じで透けて見えてるので、
『おっ、もうすぐ産まれるぞー』
なんて、近くでスタンバイします。
個体差はあるんですけど、
その後何分かすると
ポコポコって
横から見ると、
こんな感じで飛び出していきます。
ちなみにこの子は、
いやー、もうすぐっ
って、状態から10分くらい待っちゃう
思わせぶりな子。
しかも産み始めたら5秒で終了しちゃうんだから
目が離せません。
ちなみにそのバンドルはふわふわ水面へ
浮いていき、
その後受精していきます。
バンドルのサイズや色、
形なんかも様々なんですが
なかなか特徴的なのが、
バンドルがさらに集合しちゃってる感じの
アザミサンゴのバンドル。
一番大きくて老眼ガイドにも優しいです
アザミサンゴはあんまり几帳面じゃ
無いみたいで、
結構斬新な形のものがあったりします。
『行っとけ、オラッ
』
って威勢よく出しちゃうからかしら
台風で結構ダメージのあったサイパンのサンゴ。
新しくどんどん育って、
これまで以上に素敵な海になりますように
お知らせ
S2CLUBサイパン店では、
2023年8月末をもちまして
ガイドサービスを休止させて頂きます。
（8月末までは通常営業致します）
