お客様のいない今年のサイパンは、
台風も今のところご近所には出来ず、
昨日なんて、一日中海がつるつるの
ステキなコンディションが続いております。
お天気も良い日が多く、
本日とうとう干ばつ警報が出ちゃいました。
『Drought=干ばつ』
初めて見る英単語。
英検のテストに出るかな?
で、
『今年は日常生活に影響ない程度に
台風とかバンバン来ちゃって良いのに。
来年分まで来ちゃえよ。』
なんて、思っちゃったりするくらいなんですが、
一個だけ超SHIN&PAI、
そう心配なことが。
それは、
もちろんお財布の・・・
じゃなくって、
そう、サンゴ様達。
さかのぼること2017年。
この年もなかなかの良いコンディションが続き、
台風によって海もかき混ぜられることもなく、
ダイビングには最高の夏だったんです。
その結果、
私がサイパンに来た2000年からでは、
見たこともないようなサンゴの白化。
そりゃあもう目も当てられないくらい。
『こりゃ、サイパンからサンゴ無くなるな。』
と、覚悟までしたんですが、
さすが自然は強い。
どこのポイントにも、
こんな感じで1歳~3歳くらいの
まだチャモロ人の握りこぶし(大き目)サイズの
サンゴがたくさん育ってきたんです。
『偉大だぜ、グレートネイチャー』
と、感動していたところに
またこの暑い夏。
おじさんホントに心配。
氷もって潜ろうかってくらい。
2017年は9月頃に大規模白化が
簡単に目につくようになったんですが、
2020年8月中旬の現在はまだ大丈夫。
ただ、白くなりかけの
イソギンチャクが目立ちます。
是非、2017年を生き延び、
暑さに強いDNAを持った
選りすぐりのサンゴが
今サイパンで育っていっているという
ミラクルを心から願いたい。
そして、
ポケットをたたいたら、
100ドル札が2倍。
とかいった私のお財布にも
ミラクルを切に願いたい