連休中の母のこと

実家に行った時のことです。

母の部屋を覗いたら　
自分の腕を体の下にして母が倒れていました。

パジャマに着替えようとして
お布団につまづいたというのですが

ごそごそしているだけで
起き上がれないのです。

体を痛めてはいけないと
お布団と一緒に母を持ち上げ
その間に　手を抜くように指示したのですが

持ち上げた瞬間

「イタイッ」と母の声

私の抱き起し方が悪かったのか
転んだ時の打ち方が悪かったのか

その日から　腰や背中の痛みを訴えるようになりました。

1～2日の内は　まだ自力で歩けましたので
いつも通っている整体に出向き
骨折はしていないと聞いてきたようです。

それからのことです。

突然　起きられなくなりました。

5月5日は　母の91歳の誕生日

みんなが集まってくれても
起きられません。

何とかがんばったのか
一度だけ背もたれにもたれ
起きることができました。

後悔の念は　次々と私を襲いました。

もう少し　慎重に母を抱き起せなかったのか…

2～3日ほど　食欲もなく…
寝返りも打てず…　

妹の大変な毎日が始まってしまいました。

91歳の誕生日を機に
長く生きてしまったこと
父がもいいないこと
友達もほとんどいなくなったこと

そんなことをよく　口にしていました。

もう　十分生かさせてもらったのではないか
そんな気弱な気持ちを抱いているようにもみえました。

でも
自分は幸せだということを
口にすることは忘れていませんでした。

よく食べます。
よく笑います。
自分で手足をよく動かします。

少し前向きになってくれたような気がします。

妹が　市役所に相談に出向いた日
母は　お買いもの車につかまって
ひとりでトイレまで来られました。

妹はもちろんでしょうが
私も嬉しくって
電話を通じての母の声でしたが
飛び上がりそうなほど嬉しかったです。

今日も　一度起きることができ
夕食を食卓で摂れたようです。

妹が一緒にお風呂に入れてくれると
よろこんでいました。

湯につかることはできないかもしれませんが
お風呂の好きな母のこと
シャワーだけでも　足だけでも　
お湯にかかれるのは喜びだと思います。

妹に感謝です！

父の三回忌に
実家の庭に咲いていたボタンやサツキです

二人で大事に育てていました。










孫が　母の誕生日に焼いてきてくれたどら焼きです。





みんなが集まってきているので
ケーキでは追っつけず
どら焼きにしたそうです。

30個はありましたでしょうか
みんなでお祝いしながらいただきました。

このまま　少しずつでも回復していってくれたらと
願って止みません。

がんばれ！お母さん

ちなみに今日は　母の日です。

近いうちに　また会いに行きますね。

チューリップの次は

驚きました。

あの嵐のような風にも　ほとんどのチューリップは
負けなかったのです。

でも残念ですが　時期的にやっぱりチューリップたちとは
もうお別れですね。


今日も少しの時間を見つけて　庭に出て
草取りや
クリスマスローズの　遅い花柄摘みをしました。


日陰の庭は　苔の緑が美しく　歩いていても心地良い場所です。


あらら　ごめんなさい。

今年もウラシマソウが咲いていてくれました。

しかも　二つも！！
なかなか気が付かず申し訳ない。
でも　　嬉しい限りです。





アオキの下には　エビネも咲いていましたが
撮影するには暗すぎて断念！

もう少し日の当たる場所に移した方がよいかもしれません。

日陰の植物を　もう一つ

ムサシアブミです。



昨年　友人が
害虫に葉をみんな食べられてしまったが
土中のいもは　元気だから運が良ければ咲くよ

そう言って　鉢ごとくれたものです。

確かに　運がよかったのですね。

ヤッター！　

もちろん　芽が出始めたとき　すぐに友人に連絡しましたよ。


半日日陰の　アジュガ




カラマツソウ



小さな花をつけていますが
仔細あって　日当たりがよくなり過ぎ　少し心配しています。


鳴子ユリ




こういったお花たちの上を　見やれば
クマンバチのお祭りです。

ブンブン　ブンブン　ものすごい羽音です。

その原因はこれ！






フジの花の香りに　魅了されているのでしょうね。


人間の私でも　クラクラーとしそうですものね。


チューリップが終わっても　まだまだしばらくは賑やかそうです。

今夜は　ここまでで　おやすみなさい。