早撃ちマックの風俗レポート

ホビット族きっての早撃ち名人、マックが日本各地の風俗店を調査します!

第28回、東京、吉原、スタンダードソープ、「ペパーミント」

2018年03月03日 | 東京
残すところ東京での調査もあと2日が限度、ここは気合を入れて任務分析しよう。




以上が思考過程である。風俗研究者なら誰もが出陣前に作っている資料であるが、風俗遊びの初心者は知らないだろうから一応載せておこう。
緻密な任務分析の結果、吉原の大衆ソープランドである【ペパーミント】に決めた。しかしながら不安なのが1点、他の店がそこそこ予約で埋まっているのに対してこの店は待機嬢ばかりだ…吉原年齢という噂も聞いたことあるので地雷店の可能性も大いにある。しかしながら飛んで火に入る春の俺、ここは潔く電話しよう。

吉原は基本的に近隣駅に着いて電話すると迎えの車がやってくるのだ。というわけで日暮里駅のマクドナルド前で車を召喚する。

「では351号が参りますので少々お待ちください」
ん?なんだ351号って、たぶんナンバーか何かだろう。目立つような車ではないだろう、たぶんワゴン車とかその辺が来るに違いない。
日暮里駅東口のマクドナルド前で待つこと15分、ちょっと目を離した隙に白いワンボックスカーが止まっている。ナンバーの下3桁が先程の番号である、これで間違いない。ドライバー(痩せた加藤茶)にアイコンタクトをして車に乗り込む、車内には自分しかいないが、特に喋ることもないので無言である。
車で10分ほどの位置に店はあった。この辺が吉原なのだろう。風俗店が密集している。金津園と似た雰囲気が漂う、最近の若い人向けのファッションヘルスとは一線を画した昭和の香りが漂っている。車を降りると店の前に黒服が立っており、店内に招かれた。というより勝手に入った。
店内の待合室はソープのスタンダードであるが、誰も客がいない。料金は100分で3万円である、まぁ想定の範囲内のスタンダードな価格設定だ。そうこうしているうちにスキンヘッドの住職(ボーイ)がパネルを持ってきた、見た目のせいかパネルが経典にしか見えない。何万だー、3万だー。


4枚の経典を待合室の机に置く。「細めの方を希望ということでしたらこの2名ですねー、こちらの2名は年齢若めなのですが少し太めになりまして…」ほーん、じゃあ細い2名は?
「なんと言いますかお姉さん系で熟練の技をもっておりますので、こちらのカリンさんがお勧めです」
お姉さん系?熟練の技?超絶地雷臭しかしないが、ここは腹を括って住職を信じよう。ちなみにパネルスペックは30歳である。
偵察隊の情報によると吉原には吉原年齢なるものがあるらしい。端的に言えば年齢の超サバ読みである。パネルで20~22だと実年齢は30、パネルで25以上だと実年齢は40くらいと見るそうな。うーむ、やっぱり不安である。

住職の持ってきたお茶を飲みながら5分ばかり待機しているとついに出番がやってきた。待合室を出て、階段へ移動すると嬢が立っていた。


住職、貴様!許さんぞ!
と内心思いつつも、顔には出さない。吉原年齢が発動したのだ。見た目はどう見ても現在認知症で闘病中の大山のぶ代である。見た目年齢は40くらいだろう…騙されてしまったが、よく考えてみると30歳とは明記していなかった。源氏名の後ろに(30)と書いてあっただけだ、ややもすると背番号かもしれない。まあいいや、声も若干ハスキーでドラえもんっぽいぞ。
狭い階段を3階まで登る、随所に古臭さを感じるがこれも昭和の残滓である。
部屋はベッドと水場があるだけの標準的なスタイルで、マットを展開するとマット+バスタブで水場のスペースは全て埋まるような空間である。

嬢が世間話をしつつ服を脱がせてくる。全裸になるとペタペタと体を触ってくるドラえもん。「いったいどうしたの?」いやいや、こっちが聞きたいよ。
「凄い筋肉だけど自衛隊か消防士?」
「普通の仕事だよ、べつにそんなに筋肉質っていうわけでもないと思いますけど…」
「ええ、普通の会社員にしては筋肉が勿体ないよ。ジムとか通ってるの?」
「何も、強いて言うなら社会人部活として合気道とかたまにやってますねー」
「へー、武道とかやってるとこんな体になっちゃうんだ」
と、どうでもいい会話をしつつスケベ椅子に案内される。最初に泡立てて泡で体を洗っていくソープ独自の洗体である。この洗い方は全国共通なのだろうか。一通り洗ってもらうと湯を張っているバスタブに浸かる。そう言えば嬢には薔薇のワンポイント刺青が肩と腰に付いている。この研究をしているとたまに遭遇する、というよりある程度年齢がいっている嬢には刺青入りが多い。

「最初マットでいい?」とドラえもんが聞いてくる。
「マットでいいけど、マットってあんまり好きじゃないんだよね」
「じゃあ今日はマットが好きになる記念日だ」
ドヤ顔で語るドラえもん、どんだけ自信があるのだろうか。
おもむろにバスタブから立ち上がり、壁に立てかけてあるマットを床に展開するドラえもん。冷えたマット(銀色のエアーマット)に湯をかけ、赤色のローションに湯を混ぜ錬金術、マットにローションをばら撒くと「ローションマッド〜!」とダミ声で言いたそうな顔でドラえもんがこちらを振り向く。
結論から言おう、ドラえもんのマット技は微妙だった。というより早撃ちマックの本領発揮してマット技中に誤射した。部下の誤射は誰が悪いのか?もちろん指揮官が悪いのである。とりあえず嬢は気づいていないので誤射したことは黙っといた。発射した弾はローションと一緒にマット外に排出。それでも多少匂いとかで分かるのだろうか、疑問に思いながらも技を駆使するドラえもん。「お兄さん生とゴムどっちが好き?」

あぁここはそう言えばNN店だったな、じゃあスキンを装着する必要は無い。ノーガード戦法である。「生で」
するとマット上で短機関銃に跨るドラえもん。暖かい。今までで1番の温かさを感じた。やっぱり人によって具合は随分違うものである。
短機関銃の上でグラインドを頑張るが、残念ながら今は再装填中である。臨戦状態ではあるがそう簡単に弾は出ないのだ。諦めたドラえもんは手コキに切り替えた、ローションを使った高速手コキ…私はこれが苦手なのだ。低速なら気持ちいいものの高速でやられると腰砕けになるだけで気持ちよくない。その機微を感じ取れないドラえもんはさらに速度を増した超速手コキに移行、見事に短機関銃には安全装置が掛かってしまった。
萎えた銃を見て「1回お風呂で流そうか」と問うドラえもん。ローションを丁寧に流してもらい、再度風呂に入る。そう言えばマットの奥に見たことない機械のようなものがある。幅広の男性用小便器のような謎の物体である。何コレ?と聞くと「サウナマシーン〜!」であるらしい。 風営法によってソープランドは名目上お風呂屋さんなのだ。なので年に2回ほど警察が本当に風呂屋として営業しているのか見に来るそうな。その時に一応サウナも使える状態にして嬢は白衣を来た施術師を装う。「茶番だけどね」まぁ法律なんてそんなもんさ、取り締まる立場の警察だってソープをよく利用するのだから…とは嬢の雑談である。
ベッドに移動すると「何か飲みたいものある?」と嬢が聞いてくる。「じゃあコーラで」
ポケットから出してくると思いきやフロントに電話をするドラえもん。
気付かぬうちにドアの前に飲み物が置いてあった。ゴンの恩返しで見たことあるやつや。

コーラを飲んで一呼吸すると、ドラえもんが寄りかかってきた。乳首舐めで攻めてくるが、残念ながら乳首は全く効かないのだ。既に臨戦態勢になっている短機関銃に跨る嬢、デジャブか。高速グラインドと低速グラインドの緩急入り混じる攻撃に耐えかねて引き金が落とされた。
それでもまだ戦意を喪失しない相棒、抜かずに腰を前後に押し付けるドラえもん。5分ほど立っただろうか、じ後の戦闘の分も残すためにここでの射撃は2発までと最初から決めてある。ドラえもんに3発ぶち込むわけには行かないのだ。
目を見開いてドラえもんの顔を見る、みるみるうちに萎えていく短機関銃。成功である。
ヌルリとドラえもんのポケットから抜け出した。
風呂に入り、世間話をするドラえもん。ちなみに実年齢は38歳らしい。吉原年齢にしては意外と良心的である。
帰りも車で駅まで送っていってもらう。うーん、初吉原であったが微妙な結果となった、悪いわけではないが年増だしドラえもんだし3万円の価値は無かった…本日はまだ残弾を残してある。何のためか?そりゃ次回判明する。

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