「仁に過ぐれば弱くなる。義に過ぐれば固くなる。礼に過ぐれば諂いとなり、
智に過ぐれば嘘を吐き、信に過ぐれば損となる。」
山岡宗八著「伊達政宗」に出てくる、徳川秀忠に諌言する政宗の名台詞です。
まだ読み終わっていませんが、特に感銘しましたので。
この物語は、奥州の後発地・米沢の伊達家に生まれた政宗が、戦国時代末期
の英雄・天下人と権謀術数を戦わせながら、最終的に徳川氏3代をたすけて
世間と人心を荒廃させた乱世を収め、泰平の世の中を現出するまでの治乱興亡
が描かれています。
秀吉・秀頼・淀君・家康・秀忠・家光という人物たちの内面や、それらの
人々を政宗がどう理解し、なぜ遮二無二天下取りを目指すことを棄てたのか。
いちいち挙げられないのが残念ですが、家康と政宗の幾度に亘る対談は、
特に面白いです。天下を治め、260年の泰平を現出した男たちのこだわり
の処世術がここにある!
智に過ぐれば嘘を吐き、信に過ぐれば損となる。」
山岡宗八著「伊達政宗」に出てくる、徳川秀忠に諌言する政宗の名台詞です。
まだ読み終わっていませんが、特に感銘しましたので。
この物語は、奥州の後発地・米沢の伊達家に生まれた政宗が、戦国時代末期
の英雄・天下人と権謀術数を戦わせながら、最終的に徳川氏3代をたすけて
世間と人心を荒廃させた乱世を収め、泰平の世の中を現出するまでの治乱興亡
が描かれています。
秀吉・秀頼・淀君・家康・秀忠・家光という人物たちの内面や、それらの
人々を政宗がどう理解し、なぜ遮二無二天下取りを目指すことを棄てたのか。
いちいち挙げられないのが残念ですが、家康と政宗の幾度に亘る対談は、
特に面白いです。天下を治め、260年の泰平を現出した男たちのこだわり
の処世術がここにある!